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建築費が高騰している昨今では、土地を所有していても、その活用に踏み切ることができない方も多いのではないでしょうか。たしかに、建築にかかった多額のコストを回収しきれるかという点には、大きな不安が残ります。しかし、固定資産税の対象となる所有地をただ寝かせておくことも得策とはいえません。
そのため近年では、持て余している土地をコインパーキングとして活用しようと考える方が増加しています。コインパーキングならば、建物を建築する場合と比べ初期投資を少額に抑えることができ、また経営に関しても比較的低リスクで行うことが可能です。
そこで今回は、コインパーキングとしての土地活用を考えている方に向けて、どのような土地がコインパーキングに適しているのかについて紹介していきます。
集客率の高いコインパーキングは、車に乗っている人の目に触れやすい場所にあります。よって、ある程度の交通量がある道路に面している土地が、コインパーキングに向いているといえます。
ここでいうコンバージョン率とは、コインパーキングを見つけた人が実際に駐車する確率のことを指します。多くのドライバーの目に留まったとしても、コンバージョン率が低ければ売り上げは見込めません。道路に面する範囲が狭い場所では、コインパーキングとしてのコンバージョン率は下がります。反対に、道路に面した部分が広い土地は車も入りやすいため、コンバージョン率は高くなります。
さらに角地や両面道路など、2面以上が道路に面している土地は、交通量を確保でき進入口も複数設置できるため、コインパーキングとして利用されやすいといえます。
他のあらゆる価格と同様に、コインパーキングの料金も需要と供給の割合で決まります。需要が一定であれば、コインパーキングが増えれば増えるほど、供給のみが増加し料金は下がっていきます。それゆえ、もともと周辺にコインパーキングが多数存在しているような土地の場合、新たにコインパーキングを作っても、利用料金を低く設定せざるを得なくなるケースが考えられます。
所有地の周辺にどのような施設があるかも、コインパーキングとしての利用価値をはかる際のポイントになります。
例えば、近隣に野球場やショッピングモールがある土地ならば、駐車場の安定した需要が見込めます。また、周囲に寺があれば、法事の際に人が集まるためコインパーキングが利用される機会も多いと予想されます。
さらに、花火大会や祭りなどが定期的に開催される土地の近くならば、イベントシーズンに多数の利用客が訪れるでしょう。
日頃から路上駐車が多く見られるような土地では、コインパーキングの需要はそれほど見込めません。また、周辺に月極駐車場が多く見られ、かつその駐車スペースに空きがあるような場所も要注意です。
おわりに
狭い土地でも活用でき、建物を建てる場合に比べて初期費用が少ないコインパーキングは、初心者の方にもおすすめの不動産投資です。今後始める予定のある方はぜひ、今回紹介したポイントを参考にしてください。