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町田市HEADLINE

町田市地域情報

当事務所は多摩地区を中心に営業する事務所です。

(1)沿革
当市は昭和33年に町田町ほか3村の合併により、東京都第9番目の市として市制が施行され、本年で52年となる。東京都心から南西方へ30〜40km、東京都及び多摩丘陵の南端に位置し、多摩市、八王子市及び神奈川県と境を接する。市域面積は71.63kuを有しており、東京都心の典型的なベッドタウンとして昭和30年頃から開発が進み、40年代には大規模団地の建設が相次いだ。また、同時期から町田駅を中心に大手スーパー、デパートが進出し、小田急線で新宿に次ぐ繁華街を形成し、近郊都市として発展している。

(2)人口の状態
当市の人口は市制施行当時は12,970世帯、人口61,105人であったが、平成22年5月1日現在では178,953(外国人含む183,145)世帯、人口418,414(同423,966)人で、八王子に次ぎ東京都下第2位の人口を有する。昭和50年代前半までは大幅な増加を示したが、近年は対前年比1%前後の増加率である。これは古い団地世帯から若年世帯が分離する際に市外へ流出していることや、周辺都市で整備が進むニュータウン等への人口流出、少子化の進行等に起因していると考えられる。一方、京王相模原線「多摩境」駅近くの区画整理地内においては人口増加率が高い数値を示している。

(3)交通施設の状態
当市の鉄道については市の東寄りを南北に小田急線が走り、鶴川・玉川学園前・町田の3駅が設置されている。これに平行して市の南東端を東急田園都市線が通り、つくし野・すずかけ台・南町田の3駅があり、北西部には京王相模原線が通り、多摩境駅が設置されている。さらに各私鉄線は東京メトロ千代田線・半蔵門線及び都営地下鉄新宿線に乗り入れている。また、南西部にはJR横浜線が通り、成瀬・町田・相原の3駅が設置されており、東京都心部及び横浜方面への交通利便性は良好である。路線バスについては町田駅、鶴川駅を中心に、小田急バスや神奈川中央バス等が鉄道の空白地帯を埋めている。
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(4)道路整備の状態
当市の国道については市内の北西部を16号線が、南東端を246号線が走行するが、市域の延長距離は短い。市内の主要幹線道路は町田街道・鎌倉街道・鶴川街道などの都道が隣接都市と結ばれており、市の道路の骨格を形成している。さらに北部は多摩ニュータウンの建設により道路網の整備が進められている。その他の市内の道路も道路改修や区画整理、都市計画道路事業により改善が進み、平成17年4月には新袋橋交差点から多摩市へ抜ける主要地方道の府中・町田線が約730m延長して開通したが、交通量の増大から主要交差点においては慢性的な交通渋滞が発生している。また、生活道路や幅員4m未満の「狭隘道路」については拡幅整備事業が随時行われている。平成21年4月1日現在の市道総延長距離は約1,231km(舗装比率66.2%)である。

(5)上下水道ガス等の整備の状態
当市における上水道は市内のほぼ全域が供給可能区域となっている。下水道については、普及率は9割を超えており、供用開始面積は平成22年4月1日現在、4,529ha(対前年比約163ha増)となっている。ガスは、東京ガス株式会社により供給されている。
上水道(平成22年4月1日現在)給水人口422,474人普及率:99.8%
下水道(平成22年4月1日現在)普及人口398,668人普及率:94.2%
都市ガス(平成21年3月末日現在)需要家件数:124,452件普及率:71.2%

(6)商業施設の状態
商業集積地域は町田駅を中心に、南町田駅・成瀬駅・森野3丁目・旭町1丁目・玉川学園前駅・鶴川駅周辺などがあるが、商店数、従業者数、年間販売額とも小田急町田駅南口地区が一極集中となっている。小田急百貨店、町田東急ツインズ、マルイ、ルミネ等の大型店舗や金融機関が集中していることから繁華性は非常に高い。また、平成12年4月にオープンした南町田駅南のグランベリーモールも大型アウトレットショップを中心に賑わいを見せている。その他の駅周辺の商業地は食品スーパーを中心とした中小規模店舗が多い。また、近時においては郊外の新興住宅地域周辺あるいは幹線道路沿いにスーパー、量販店、ファーストフード店の進出が目立っており、平成18年7月には当市の北西部に位置する小山ヶ丘6丁目に大型商業施設「小田急小山ヶ丘ショッピングセンター(面積約12,600u)」がオープンした。

(7)商圏及び顧客の状態
当市の小売業は商店数、従業者数、年間販売額、売場面積等のすべてにおいて多摩地区で上位を占め、広域的範囲から顧客を集める商業中心都市として発展してきた。町田駅周辺は大型店を中心に商業の中核を成しているが、近年は相模原市の国道16号線に見られるように郊外型ロードサイドの大型店の進出などにより顧客の分散化傾向が見受けられる。

(8)将来の動向その他
当市の住宅地域については都市としての基盤整備を土地区画整理事業等により徐々に進めており、平成21年9月には山崎町横峰土地区画整理事業の換地処分が完了し、現在、忠生土地区画整理事業、野津田東土地区画整理事業、能ヶ谷藤の木土地区画整理事業等が施行中である。また、小田急小田原線の複々線化工事(2013年度完成予定)の進捗に伴い、都心への所要時間が短縮傾向にある。このような住宅地の整備や利便性の向上等から緩やかながらも人口増加が期待されるが、一方で、近年の日本経済の悪化を受け不動産需要は減退しており、一部で回復の兆しが見られるものの、先行きに関しては不透明な状況にある。また、商業地域については多摩地区の拠点都市としての性格を有するが、既存の商圏の縮小や分割等の環境変化の中で、中心市街地の再整備または再開発などが課題となっている。この他、平成21年10月に、市役所新庁舎(平成24年6月完成予定)が着工された。
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