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府中市の地域情報

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〒182-0007 東京都調布市菊野台1-46-7-101

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府中市地域情報

 当事務所は多摩地区を中心とする事務所です。
(1)沿革
  府中市は、副都心新宿から西方約22k皿、東京都のほぼ中央に位置し、東は調布市、西は国立市に、南は多摩川を隔てて多摩市及び稲城市、北は小金井市及び国分寺市と隣接する。市域面積29,34q2でその広がりは東西約8.75q、南北約6,70q。地勢等は市内を東西に走る国分寺崖線、府中崖線の2っの崖線で地形的に区分されており、北から武蔵野段丘、立川段丘、多摩川低地の3っの平坦な土地から成っている。当市の歴史は古く、大化の改新後、武蔵国の国府が置かれ、早くから政治、経済、文化の中心地として賑わい、江戸時代には物流、交通の拠点として街道沿いに宿場町及び農村集落地が形成された。その後、明治から昭和初期にかけて鉄道網が整備され、多摩霊園、東京競馬揚等の大規模施設の立地が市街化の形成に大きな影響を及ぼすなか、昭和29年4月、府中町、多磨村及び西府村の1町2村が合併、人口約5万人の府中市が誕生し、現在では、24万人(外国人登録人口含)を擁する首都東京近郊のベットタウンとしての性格を強めつつ発展を続けている。また、当市は、東芝・NEC・サントリー等の大規模工場のほか、多摩川沿いには物流関連施設・.工場が立地する。近年では、多摩地域を代表する府中の森芸術劇場、府中市美術館のほか、調布基地跡地を利用した東京外国語大学、警察大学校等の開校等文教的整備も見られ、
さらには府中駅南口の市街地再開発事業による伊勢丹をはじめとした大規模商業施設等の完成を含め、住宅利用を中心にこれら様々な側面を持ちつつ現在に至っている。
府中市 駅前 府中市 駅前
府中市  東宝シネマとトイザラス 府中駅より続くペデストリアンデッキ

(2)人口の状態
 昭和29年4月の市制施行当時、人口は51、227人(世帯数;10,155世帯)であったが、その後昭和36年では10.3%の増加となるなど、昭和30年〜41年間では概ね年平均7%以上の高い増加事を示した。しかしながら、それ以降は徐々に鈍化し、最近は人口=年平均1.0%前後、世帯数i.4%程度の増加で推移している。平成22年6月1日現在の住民基本台帳上の人口・世帯数は、人口が246,669人、世帯数は1ユ5,166戸である。なお、上記台帳に含まれない外国人の人口は4,580人、世帯数は3,418戸である。

(3)交通施設の状態
 府中市を通る鉄道路線は、JR南武線、JR武蔵野線、JR中央線、京王線、西武多摩川線の3事業者5路線がある。市のほぼ中央部を東西に京王線が、南北に」盆武蔵野線、南西部をJR、北端にJR中央線の一部がかかる。.市域に所在する駅としては、JR線3駅、京王線7駅、西武線4駅、計14駅(但し、「分倍河原」駅はJR南武線と京王線との乗換駅であり、これを別駅とし、「府中本町」駅はJR南武線とJR武蔵野線との乗換駅であるが事業者が同一であるので1っの駅として数えることを前提)があ[り、そのほか、市域外にあって利用可能な駅では、JR南武線「谷保」駅、中央線「国立」駅・「西国分寺」駅・「国分寺」駅及び「武蔵小金井」駅がある。バス路線では、市内各駅及びJR中央線等の各駅を結ぶ路線を中心に京王電鉄バス、京王バス中央、小田急バスの3事業者が運行している。ただし、小田急バスは一部路線に限られており、大部分を京王電鉄バス、京三Eバス中央が占める。その中にあって、市の外縁部(北東部・北西部・南東部・南西部)等市内の公共交通不便地区(鉄道駅から1q圏外、又はバス停から300m圏外の地区、中心部までのアクセスに乗り継ぎを要する地区及びバスの運行頻度が極めて少ない地区)の解消を目的として、平成15年12月から4ルート(北由町循環、南町・四谷循環、是政循環・多磨町ルート)によるコミュニティバス(愛称「ちゅうバス」)が運行、利便性を高めている。
 
府中市駅前 府中市駅前
府中市  けやき並木と伊勢丹入口 府中市 ペデストリアンデッキから伊勢丹へ

(4)道路整備の状態
 当市の南部を東西に中央自動車道が横断し、国立府中インターチェンジが設置されている。また、市の中央部を東西に国道20号線(甲州街道)が、北部の小金井・国分寺との市境付近を東西に「東八道路」が敷かれ、これらと交差してほぼ南北に「新小金井街道」、「小金井街道」、「府中街道」、「鎌倉街道」、「国分寺街道」等が接続している。府中市では、広域幹線道路軸として「国道20号線(甲州街道)」、「束八道路」、「新小金井街道」、「鎌倉街道」を、地域幹線道路軸として「狛江国立線」(府中3・4・3四谷より多摩川沿いに東京競馬場南付近の「府中街道」へ接続される計圃道路)、「押立白糸台線(白糸台通り)」(完成済)、「府中東小金井線」(府中3・4・16府中市東方、甲州街道から北方へ西武多摩川線にそって延びる計函道路。但し、甲州街道から多摩駅付近までは完成済)、「府中国分寺線(国分寺街道)」(ほぼ完成済。但し、東八道路より北方は計画段階)、「是政恋ヶ窪線(府中街道)」(事業進行中、甲州街道付近まで終一r)、「四谷国立線」(府中3・3・24府中四谷橋よりほぼ南北に属立方面に向かう道路で完これら街路の整備、改善を図るとしている。市内公道の舗装率(簡易舗装含む)は平成2正年4月1日現在、約96.6%(延長ベース)である。市内には幅員が4m未満の狭い道路も多く存在しており、こうした道路の解消を図ることを目的として「狭あい道路拡幅整備事業」が行われ、生活道路の整備に取り組んでいる。また、「府中四谷橋」(平成10年10月完成)により、西部地区の多摩川対岸との接近性、特に京王百貨店等のある聖蹟桜ヶ丘駅への接近性が向上し、利便性を高めている。

(5)上下水道、ガス等の状態
 平成20年度末の上水道は、給水人口245,230人、普及率は99.5%、公共下水道も平成20年度末現在、本管ベースで普及率は99.9%である.都市ガスは605,810m(平成21年3月末)、
メーター戸数はよOl,584倒(平成20年末)となっている。
府中市駅前
府中駅前のけやき並木 府中駅前のけやき並木

(6)商業施設の状態
肖市の商業施設は、府中駅周辺に集積した商業施設が存し、甲州街道等の主要な幹線道路沿いにはロードサイド型店舗等が見られる。また、中河原駅、府中本町駅、分倍河原駅には比較的規模の大きなスーパーが見られるもののその他各鉄道駅周辺では近隣商業系の施設が主体を占める。府中駅南口では、3っの地区について市街地再開発事業が行われ、第一地区を除き第二、弟三地区は終了。第二地区では平成8年3月に伊勢丹及び約43店舗の専門店街から構成される再開発ビル「伊勢丹・フォーリス」が完成、平成17年3月には第三地区の再開発ビル「くるる」が完成している。第一地区(A地区)では、平成15年10月に再開発準備紐含が発足して、組合設立に向け活動が行われている。第三地区の再開発ビル鵠蒲磁鍬黛霧贈1懸繋難認漏濃鷲黛をもつ離設させた地下蹴躍の住居趨囎館を持つ齢ビル馴都心・新宿に近い当市では、高級品等の商品購買は新宿に依存する傾向が強く、市内での購買は目用品などが主体で地域密着型の商店が巾心である。ただし、近年、府中駅南口の伊勢丹をはじめとした再開発ビル、その他商業施設の開業等とともに顧客誘因が期待されている