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西東京市の地域情報

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西東京市の地域情報

 当事務所は多摩地区を中心に営業する不動産鑑定事務所です。

(1)沿革
西東京市は武蔵野台地のほぼ中央に位置し、東は練馬区、西は小平市及び東久留米市、南は武蔵野市及び小金井市、北は埼玉県新座市に接している。
将来的な財政状況や地方分権化等の社会環境の変化への対応から、平成13年1月21日に旧田無市と旧保谷市が合併して21世紀最初に誕生した市となった。
地勢は、北に白子川、中央部に新川、南部に石神井川があり、川の沿岸が低地となっている他は、西から東になだらかに傾斜したほぼ平坦な地域となっている。

(2)人口の状態
東京都区部に隣接して位置することから、都心部への通勤・通学者のベッドタウンとして発展してきた。公営・公社による住宅建設が進んで昭和47年頃まで人口は急増したが、その後は昭和58年1月1日現在157,251人、平成5年1月1日現在169,662人、平成10年1月1日現在175,034人と微増傾向が続き、平成23年6月1日現在の人口は197,929人(前年同月比+1.3%)、世帯数は91,316戸(前年同月比+1.2%)となっており、現在も同様の傾向で推移している。近年、工場の転廃業及び法人厚生施設の集約化等を背景に跡地利用による宅地分譲及びマンション建設が盛んであり、人口・世帯数共に増加傾向が目立つ。なお、平成23年6月1日現在の総人口のうち0〜14歳の年少人口の占める割合は12.8%、15〜64歳の生産年齢人口は66.5%、65歳以上の老年人口は20.7%となっている。

(3)交通施設の状態
市内の交通施設は、南部に西武新宿線の「田無」・「西武柳沢」・「東伏見」の3駅が、北部に西武池袋線(東京メトロ有楽町線及び副都心線と相互乗り入れ)の「ひばりケ丘」・「保谷」の2駅がある。平成21年度における1日平均乗降客数は「田無」駅が76,188人、「西武柳沢」駅が17,397人、「東伏見」駅が25,063人、「ひばりケ丘」駅が68,663人、「保谷」駅が56,041人である。西武新宿線及び西武池袋線は共に市内を東西に走っているため、南北の移動にはバス路線(西武バス、関東バス、地域コミュニティバス)が利用されており、JR中央線の「吉祥寺」・「三鷹」・「武蔵境」の各駅方面へも運行されている。

(4)道路整備の状態
主要幹線道路として、市の中央南部を新旧の青梅街道、所沢街道、富士街道がそれぞれ東西に走る。平成22年4月1日現在の全道路延長は262,558m、舗装率は100%。都市計画道路事業としては、西3.2.6号線、西3.3.14号線、西3.4.11号線、西3.4.12号線、西3.4.13号線及び西3.4.21号線等多数の路線において進行中である。

(5)上下水道ガス等の整備の状態
上水道及び下水道の普及率は100%である。 都市ガスは東京ガス(株)により市内ほぼ全域に亘って供給されており、平成22年3月31日現在の導管総延長は411,086mである。

(6)商業施設の状態
大型店舗としては田無駅北口に「リヴィン田無店」・「アスタ専門店街」、ひばりケ丘駅南口に「パルコ」・「西友」があるほか、新旧青梅街道等の幹線道路沿いに沿道サービス店舗施設が立地している。その他の商業施設は各駅を中心として小規模な小売店舗が建ち並ぶ商店街が形成されている。

(7)商圏及び顧客の状態
平成19年7月の商業統計調査報告によれば商店数1,323店舗、従業員数9,728人、年間商品販売額243,221百万円となっており、前回調査(平成16年7月)に比しそれぞれ△14.5%、△5.7%、+18.8%となっている。商品販売額は、一部機械器具卸売業の増加により前回調査より上昇したものの、その他は減少している。商店数の約86%が日用品を中心とした小規模な小売業であり、高級品等については新宿、池袋、吉祥寺等への流出が認められる。また、平成20年6月14日開通の東京メトロ副都心線との相互乗り入れにより西武池袋線から新宿及び渋谷へのアクセスが向上し、今後もこれらの地域への流出が予想される。

(8)将来の動向その他
(1)当市内の各鉄道駅付近での再開発事業の進捗状況について…以下駅別に記す
「保谷」駅南口前保谷駅南口地区市街地再開発事業・・平成16年10月22日事業計画決定。再開発ビルを中心として2つの街区から成る。第1街区(店舗・住宅)が平成22年10月、第2街区が平成20年6月完成。現在ぺデストリアンデッキ及び交通広場の築造工事中で平成24年3月に再開発事業全体の完了予定。
「ひばりヶ丘」駅北口地区の再開発計画・・平成16年に基本構想策定、平成17年に整備計画作成の調査報告がなされている。事業は、都市計画道路3・4・21号線(駅前広場計画を含む路線)の整備事業として行われる。当計画道路は、平成21年2月事業認可を受け現在用地買収中。平成26年末事業完了予定。
(2)石川島播磨重工業(株)田無工場跡地の再開発について…平成19年9月末に工場移転作業完了。開発区域総面積99,634u、宅地利用総面積83,845u、平成21年「サミット」「コジマ」等の商業施設完成。平成22年8月中高層マンション「ヴィーガーデン ザ・レジデンス」(795戸)竣工。戸建分譲住宅123戸販売完了。平成22年4月にキャノンマーケティングジャパン鰍ェ電算機センター施設用地として約16,500uを取得し、平成24年7月竣工予定。沖縄徳洲会により介護老人保健施設及び病院が平成23年5月着工、平成24年2月介護老人保健施設開設予定、病院は開設時期未定。