５０ｔ性能表

①定格総荷重は水平堅土上において機体を水平に設置した状態での保証できる最大荷重を示しておりフックその他のつり具等の重量を含んだ値です。

　水色部分は機械の強度によって定められ、他は機体の安定度によって定められています。　５０ｔフック＝４２０㎏　２２ｔフック＝２７０㎏　４,５ｔフック＝１２０㎏

②作業半径はブームのたわみを含んだ実際の値に基づいていますので必ず作業半径を基準として作業を行ってください。

③ジブの作業半径は３９．０ｍブームにジブを装着して作業を行った値を示し他のブーム長さでのジブ作業はブーム角度だけを基準として行ってください。

④アウトリガ張出状態によって側方域でのつり上げ性能は異なります。従って各々の張出状態における定格総荷重表で作業を行ってください。前方、後方域でのつり上げ性能はアウトリガ最大張出の定格総荷重表で作業を行ってください。

⑤ルースターシーブの定格総荷重表は、ブームの定格総荷重よりブームに取り付けられているつり具等の重量を差し引いたものとし、かつ限度を４，５００㎏とします。

⑥ブームの長さが規定の長さを越える場合には規定の長さか、一段上のブーム長さかのいずれか、小さい方の定格総荷重で作業を行ってください。

⑦ジブを装着したままでブーム作業を行う場合は定格総荷重より、つり具等の重量の他に２，６００㎏を差し引いてください。なおこの場合、ルースターシープは使用しないでください。

⑧各々の作業状態におけるブーム危険角度は表の通りです。ブームを危険角度以下にしますと無負荷でも転倒しますので充分注意してください。

⑨各ブーム長さに対する標準フック巻掛本数は下表の通りです。ただし標準フック以外の掛数で使用する場合は、ワイヤーロープ１本あたり４，２５０㎏を限度としてください。

⑩ジブ使用時、ジブオフセット角度が規定の角度をこえる場合には規定の角度より一段大きいジブオフセット角度の定格総荷重で作業を行ってください。

⑪自由降下作業は原則としてフックのみを降下するときに使用しますが、やむをえずつり荷を自由降下する場合には定格総荷重の２０％までを限度とし急激なブレーキ操作は絶対にさけてください。

⑫定格総荷重表は風による影響を含んでいません。瞬間風速が１０ｍ／secをこえる場合は作業を中止してください。

⑬定格総荷重をこえる作業を行った場合、及び正しい使い方を行わなかった場合は転倒または破損します。この場合本機の保証はいたしません。　　　　　　　　　　　

①定格総荷重は水平堅土上においてタイヤの空気圧が規定圧で、かつサスペンションロックシリンダを最縮小にした場合に本機の保証できる最大荷重を示しており、フックその他のつり具等の重量を含んだ値です。

　水色部分は機械の強度によって定められ、他は機体の安定度によって定められています。（タイヤ空気圧：８．０㎏/ｃ㎡）

②作業半径はブームのたわみを含んだ実際の値にもとづいていますので必ず作業半径を基準として作業を行ってください。

③前方性能と全周性能とでは定格総荷重が異なります。前方領域から側方領域へ旋回する場合には過荷重になるおそれがありますので充分注意してください。

④ルースターシープの定格総荷重表は、ブームの定格総荷重よりブームに取り付けられているつり具等の重量を差し引いたものとし、かつ限度を４，５００㎏とします。

⑤２４．７ｍをこえるブーム作業、ジブ作業、自由降下作業は行わないでください。

⑥定置クレーン作業はパーキングブレーキを効かせた状態で行ってください。

⑦走行づりはシフトレバーを１速にして超低速スイッチを押して行ってください。

⑧走行づりは荷が振れないように地面近くに保持し、２㎞/h未満に行ってください。特にコーナリング、急発進、急制動に注意してください。

⑩各々の作業状態に於ける危険角度は表のとおりです。ブームを危険角度以下にしますと無負荷でも転倒しますので充分注意してください。

⑪各ブーム長さに対する標準フック巻掛本数は下表の通りです。ただし標準フック以外の掛数で使用する場合は、ワイヤーロープ１本あたり４，２５０㎏を限度としてください。

⑫定格総荷重をこえる作業を行った場合、及び正しい使い方を行わなかった場合は転倒または破損します。この場合本機の保証はいたしません。