食育


食とは人に良いと書きます。
食育とは食を通して善悪を判断できる人を育て社会に役立つ人間を養成することです。

今まで、教育というと
知育
体育
徳育

の3本柱でしたがここに来て国政レベルでも食育を加えた4本柱で教育の改革を行うことが
今年の春、経済財政諮問会議で決定を見ました。

しかし、食育は、それほど大袈裟に考えることではなく、極自然のうちに、一般家庭
の日常のあり方を見直すことにより十分成果は期待できるものでしょう。

最近の世相は、何かおかしい。家庭内暴力とか幼児虐待、登校拒否、プチ家出、はたまた子供による大学教授
殺人、世の中どうなっているのだろう。何かせわしない世の中にになっています。

しかし、どんな変化の激しい時代になっても、家族で食卓を囲む家庭には
心の結びつきがあり、強い絆があり、そこにはそんな不幸な現象は起こらない
筈。このことは、何となく理解できそうです

夢心地のなかで聞いたぬかヅケを刻む包丁の音は、家族を意識するのに十分でした。
目を醒まし食卓に着く。
そこにはぬか味噌の香りのする手で添えられたぬかヅケがある。

食育はそれで十分成果が上がっていると思います。
いま、朝食をとらないで登校する御子さんが増えたので、朝給食を検討しようかなど
話題になっているらしい。

子供の食生活は大人によって大きく左右されます。

この家族で食卓を囲む家族団欒こそ食育の原点です。

将来の日本を担う子供をファーストフード偏重による健康被害から守り、
立派な社会人に育てるよう
まず、家族団欒からはじめましょう。