ポーランド第2回 野崎 俊江書展・俊江書院展(日本・ポーランド教室生)、
              ワークショップ・デモンストレイション
 【日本の美】 日本独自の文化、かな書道を今回は、ワルシャワ市、在ポーランド日本国大使館・広報文化センターにて2013年5月16日、17日
の両日にわたり、在ポーランド日本国大使館と俊江書院共催にて開催された。   後援  産経新聞社・産経国際書会。
 在ポーランド日本国大使館の記事

連日異文化にとても熱心に取り組む老若男女の方々によるワークショップは、盛況であった。
今回は、平安初期、日本最古のいろは歌<天地の詞>48文字による、かな、漢字のレッスンによる公開講座。席上揮毫も。

ウッチ市では、国立ウッチ考古学民族学博物館にて、梅田良忠教授記念ポーランド日本語教育文化センター、俊江書院共催。
後援 産経新聞社・産経国際書会。協賛 国立ウッチ大学東アジア学科、公立ウッチ第三大学(社会人高齢者大学)、公立ウッチ第二高校。

毎年この時期、一年に一回だけのイベントを全国の考古学民族学博物館にて、開催されるとの事。
丁度日本から俊江先生が見えられるなら是非にと、参加させていただくことになった。
午前11時〜午後1時まで。午後6時〜午前12時過ぎまで、休みなしの通しで、入れ替わり、立ち代りで、約200名ぐらいの老若男女(5歳〜78歳)で盛り上がり、大盛況。午前・午後のトータルでは200名を超えたでしょう。
 吉田教授のお話では、今までで初めての記録とか。こちらも初めての記録です。ぶっとおし、休みなし、のどからから・・・でした。
皆様方の異文化に対しての熱心な態度には、ただただ頭が下がりました。 日本ならどうだったでしょうかしら〜?
頂きましたご縁に感謝しながら、今後も一所懸命に書の普及と、精進を致すべく、再確認の良い旅になりました。

 開催にあたりまして関係各庁、新聞社、各位の皆様大変お世話様になりました。 心より御礼申し上げます。
どうもありがとうございました。                            俊江書院 会長 野崎 俊江

     
< 国立ウッチ考古学博物館>梅田良忠教授記念ポーランド日本語教育文化センター。 ウッチ市
 <ウッチ、会場>
 5月18日(土曜日)午前11時開講〜午後1時まで。
ワルシャワから移動して、あさ9時から展示。会場の壁面の都合で、軸装、色紙作品と一部臨書作と、ウッチ教室生の作品を展示する。
<ワークショップ>日本最古のいろは歌『天地の詞』より各自好きな書体を。こちらの講座では、かな作品の希望が多かった。
     
 <席上揮毫>パポーマンスでは、俳句、和歌其々1首を揮毫。 漢字用半切用紙に羊毛長鋒で、濃墨にて揮毫。   <席上揮毫>パポーマンス作品2点を、
吉田教授が手にし、皆様に披露してくださった。
 それぞれ課題作に、熱心に取り組んでいます。
     
夕方6時からのクラスでは、お父さん、お母さんと一緒にお子様も参加して、一生懸命に書いていました。 < 午前クラス>では、前回参加の生徒さん、日本、横浜での俊江書院展に出品した方も参加。再会を共に喜ぶ。<三船敏郎と俊江先生の事は、一生忘れない>と。指導者冥利につきます。頂いたご縁に感謝、感謝! < 吉田勝一教授>梅田良忠教授の後を継いで、日本文化の継承のため日夜奮戦努力の先生。ウッチ大学、ウッチ国際大学では日本語学科で教鞭を執られています。頂きましたご縁に感謝、感激です。今後ともよろしくお願申し上げます。
 
   ウェブ アニメーター
<公開講座>夕方からの参加者は、急に増えて1種類の文字で、吉田教授が通訳してくださり、参加希望者もお子さん、お父さん、お母さん、学生さん、年配の方々で、それそれ真剣に取り組んでいた。熱気むんむん!(^^)!。
 <添削>それぞれ書かれた作を、丁寧に添削して。
吉田教授が通訳してくださって。夫人のマーシャさんに、夜は手作りの美味しいお弁当を頂く。ご馳走様でした。心もお腹も万福。感謝・感謝の一日でした。
<俊江書院ポーランド教室生>かな、漢字、漢字かな交じり書を、半切4分の1、半紙サイズに書いた作品が壁面を埋め尽くして。壁面の都合で一部の方展示出来なくてごめんなさい。横浜の展覧会では、全員展示出来ました。ごめんなさいね。(>_<)
     
 俊峯副会長も指導に写真撮影にと奮闘。前回に続いて今回も、会社休暇、学校も休講にして、ポーランド展出品、公開講座講師で奮闘。ご苦労様で〜す。  <添削・名前記入を>添削した作に、ひらがなでお名前を記入してあげる。お清書にひらがなのお名前を書く。 いい笑顔ですね〜。吉田教授から今日いただきました。ありがとうございます。(この行3枚とも)
 今回初参加の房枝さん。忙しいのでだいぶお疲れの様子でした。ご苦労様でした。
前回は、山添先生、岡村氏の男性陣に頑張っていただきとても助かりました。
     
<会場>日本国大使館広報文化センター
ポーランド ワルシャワ市
 <ワークショップ 第2日目>一日目より受講参加者増加する。 <心技一体> 姿勢、筆の持ち方、筆順など説明後、異文化の書道を学ぶ上の心と技について説明する。
     
< 添削>日本最古のいろは歌「天地の詞」より各自好きな字を選びお稽古を。上手に書けてますね。少し添削。 (写真提供 在ポーランド日本国大使館)
 一文字に挑戦した人も。それぞれ熱心にレッスンしてますね。 (写真提供 在ポーランド日本国大使館)  大使館の方に通訳をしていただき、とても助かりました。有難うございました。ポーランド語は難しくて〜(>_<)。
     
 <席上揮毫作品>デモンストレイションにて、俳句、和歌作品2点揮毫する。  <記念撮影>各自熱心に取り組み、お清書を色紙に仕上げて。  <記念撮影>初めての方、ご自分の筆を持参して参加した方、漢字の方が難しいからとこのクラスは漢字に取り組んだ人が多かった。
     
 【第1日目】星空、山川、ほし、と各自好きな課題に取り組む。  上末、天地、かは。  くも、つち。課題以外の作に取り組む人も。(>_<)
     
 <名月や池をめぐりて夜もすがら>俳句一首を揮毫。漢字用素紙に羊毛長鋒にて揮毫。  デモンストレイション(席上揮毫)、半切にて和歌1首<めぐりあひて見しやそれともわかぬまに雲隠れにし夜半の月かな>を揮毫。  <記念撮影>それぞれ色紙に書いたお清書を
手に、ハイ、チィーズ!!

野崎 俊江 第1回 ポーランド書道

   公 開 講 座

すべての収録の著作権は、野崎俊江にあります。無断にて、転載、複製、出版、放送などを禁止いたします。

☆ポーランド書道展、大学書道講演、公開講座の詳しい模様は、五禾書房発行の書道月刊誌《書道》の巻頭の<随筆>にて、
”俊江かな展を提げて”波瀾紀行(1)、(2)として計6ぺージに亘って掲載されました。(第54巻10月号、11月号にて)


第2日目   2008年4月1日(火) 美術学部公開書道教室
                会場   ウッジ人文経済大学美術学部ホール

<ウッジ人文経済大学美術学部ホールにて>
 美術学部の先生からご紹介をいただき、ご挨拶のから始まり吉田先生の名通訳で授業はじまる。
今日の学生さん方はほとんど初めてだそうで、課題は、漢字の《石》、かなで《いし》の2種類だけに。みなさん呑み込みも早く、素直にのびのびと書き上げた。 <デモンストレイション>皆さんの清書提出後、席上揮毫で、かなの作品を書く。
《うぐいすのかさおとしたる椿かな》半切にて。
<席上揮毫>のあと書き上げた作品の説明を。
新聞社の取材、写真撮り。翌日の新聞に掲載されていた。お世話様でした。
<記念撮影>みなさん方素直な書きぶりの力作を手にカメラにおさまった。バランスもよく、たいしたものです。 いろいろ取材撮影してらした新聞社のカメラマンを、当スタッフがパチリ・・・と。

第1日目   2008年3月31日(月) 国立ウッジ工科大学 日本語市民講座学生書道教室
                会場    
国立ウッジ工科大学
           

<国立ウッジ工科大学、日本語市民講座学生書道教室>定員20名のところに18名参加。この講座では既にお勉強が進んでいて、基本文字の他に
各自好きな文字にもトライ。
日頃は国立ウッジ工科大学、日本語講座で「日本語」を指導している岡村先生も、今回はポーランド俊江書道展の事務局長。撮影係り・講座等のスタッフとして誠心誠意の活動ぶり。
ありがたいことです。
参考手本のみでの授業。
《春・はる》《石・いし》《桜・さくら》など数種類。かんたんな講義の後、実技では各自好きな書に取り組む。希望で<竜><踵><翼>の手本を書く。<かかと>ふだん書いた事もない文字も飛び出す。ポーランド語でお兄さんの名前と同じだとか。
<筆法を各自に>俊峯理事長も指導アシスタント。細やかに個別指導をしてもらった。
学生さん達の、素直で、のびのびした書きぶりに感心していた。
<席上揮毫>それぞれの清書展示後、デモンストレイション。1点目は<鶯の笠きていでよ花の雨>2点目は、<さくらさくらやよいのそらは>各半切に揮毫。
学生に混じって山添先生も、撮影の合間に熱心に観て。ご苦労様です。この撮影は、吉田先生。有難うございます。
<記念撮影>講座終了後、この度の主催、(財)梅田良忠教授記念ポーランド日本教育文化センター代表の吉田先生も。(後列右より2番目)
撮影は、日本大学山添先生。1年間の留学での初仕事。もちろんボランティアによるお手伝いです。
皆様すばらしいスタッフに恵まれての第1日目の講座でした。

                    

                     まだまだ続きます。おたのしみに(^^♪