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"石田徹也遺作集"
作家 : 石田 徹也
出版 : 株式会社 求龍堂
発行 : 2006年5月23日
サイズ : 28×22cm

2007-04-15


画集

なんやこいつ!!

はじめて見たのはTVの特集だったかも知れません。とにかくすごい引き付けられました。いつだったのか思い出せないです。で、去年頃にまたTVで特集されててうわーって思って、そのイメージで本屋に行ったらこの画集が置いてたのですね。そのときはすごい悩んで、今度ほしいと思った時は必ず買おうと思ったのですが、今回ついにその”今度”がやってきまして、ついに買ってしまいました。しかし買って損しない画集です。ってもうここでオチてますな。(笑)
とにかくこの人の絵はずーっと見ちゃう。まずこのシュールな絵にお!って思って、それから絵に吸い込まれるようにディーテールへ向かうのですが、このディーテールがすごいのなんのって。彼のどの絵を見てもこの流れがあるんですよ。なんなんでしょうね?この感覚。不自然なんだけど、なんだか日常風景に見えちゃいそうに見える。好きな絵はあるかというと、うーんってなっちゃうんですけどね。この画集で絵はがき作っても誰にも送れないなーとか思うんですけどね。とにかくすごい感じがする。個人的な経験としては、南米特集の絵画展をMOMAで見たのですが(十年以上前の話)、あの衝撃と似たものを感じます。

31歳でなくなった作家です。とてつもない才能です。

以上







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