今日は運動会でした。
今担任している子ども達との、
初めての大きな行事とも言えます。
その感動を忘れないように、
ここに残しておきたいなと思います。
〜練習期間〜
子ども達は、真剣です。
「勝ちたい!!」その一心です。
だから、競技中には、
「転べー!!」などと言うこともしばしば。
その度に担任は、説教をしてきました。
相手を馬鹿にしたり、頑張ってる人に対して失礼なことを言わない。
自分たちが努力して勝つこと。頑張って喜びを手に入れることが一番だからです。
そして、今日。運動会がありました。
5年生の団体競技。
練習中は、1度も勝てず、総練習で奇跡の勝利。
本番は!?
……負けてました。
差が少しずつ開いてきたのです。
ところが!アンカーで大逆転!
相手のミスもあり、逆転勝利をしたのです。
子ども達は大喜びしました。
そして。10点差で迎えた学級対抗リレー。
これは、練習では1度も負けたことがありません。
自信満々。
だけど、結果は引き分けだったのです。
子ども達はがっかりしていました。
10点差のまま、最後の6年生のリレーです。
結果、白の勝利。
しゃちおのクラスは赤組。
残念ながら、準優勝でした。
閉会式で並ぶときに「先生!あれは失格じゃないの?どうして失格にしないのさ!」
「くやしい!なんで〜!?」と文句を言っていました。
「うるさい!しつこいよ!まずは、きちんと最後まで閉会式までやりとげなさい。
6年生の気持ちも考えなさい?」
と、担任はしかって、閉会式を終えました。
教室に戻って、なぜ、担任はそんなことを言ったのか?それを話しました。
「みんなはよく頑張りました。でも、悔しかったと思います。先生も悔しいと思ったもの。
悔しかったよね?でも、考えてごらん?隣に並んでいた6年生は、今年最後の運動会だったんだよ。
一番悔しかったのは6年生じゃないかな?みんなは、来年もあるよね?
1〜5年生までが10点差をリードして、6年生のリレーをやって、負けたのだから。
その気持ちを考えてあげてください。まわりのことも考えてあげてね。
それに、あなた達は、自分の学年の種目は勝ったのだから。成果を出せたのだから。
来年だって、今年のように頑張れば勝てるかもしれないでしょう?
来年は最上級生なのだから、「悔しい」と言う側ではなく、言われる側かもしれないよ?
来年は勝てるように頑張ろう!また、頑張ろうね!!」
そんな話しを、子ども達は黙って静かに聞いていました。
いつもはお調子者のクラスだけど、静かに聞いていたのです。
ふざける子は誰もいません。
ちゃんとわかっていたんです。
誰もが悔しいという同じ気持ちだと。
そして、6年生の気持ちや、他の学年の子どもたちの気持ちも。
話してから、文句を言った子はいませんでした。
目を真っ赤にして、涙をぐっとこらえていました。
そんな姿を見たら
「あぁ、勝たせてあげたかった」と、悔しかったです。
それでも、伝えるべきことは伝えなければいけません。
それが、私の役目です。
「よし。それじゃ、明日はゆっくり休んで、火曜日の『席替え』に備えてくださいね」
と、担任がにやりと笑いながら言うと、
「席替えだって(笑)」………やっと、子どもに笑顔が戻りました。
最後は、きちんと挨拶しよう!負けたからってダラダラしたら悔しいじゃん!
と、言って、きちんと挨拶を元気にして帰っていきました。
今のうちのクラスに足りないもの、学年に足りないことは、
『相手がいること、相手の気持ちを考えること』です。
練習中も何度も説教してきました。
今回の運動会で、少しだけど実感することで、わかってもらえた気がします。
少しずつ、成長しています。
まわりから見ると幼い5年生です。
ケンカもするし、人の傷つくことを何も考えないで言うこともあります。
でも、確実に変化して、成長していっていると、
担任は自信を持って言えます。
あの子達はえらかった。
相手を思いやる気持ち、仲間を協力する大切さ、すばらしさ。
勝った時の喜び、負けた時の悔しさ。
そういう事を経験していって、もっともっと成長していって欲しいと願います。
そして、見守り、励まし続けたいと思います。
運動会は、ただの体育的行事ではなく、
うちのクラスにとっては大きな成果をあげる、
良い機会でした。
いっぱい泣いて笑って、
たくさん経験して、
もっともっとたくましい子どもたちに育って欲しいと思います。
何より、負けたことよりも、
子どもたちの成長に感動した一日でした。
よっしゃ!!来年は絶対勝ったるぞぉ!!!!!(爆)
2001、6、3 しゃちおヽ(´▽`)/へへっ
戻りたまへ(笑)