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2007年 年賀状 |
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亥年ですねぇ。
去年に引き続き、モチーフに悩む題材です。
猪の幻獣って、あまり記憶にないんですよね。
一つだけ心当たりがあったのが、日本神話。
ヤマトタケルノミコトの物語の一つ 。
ヤマトタケルの伝説といえば、
九州のクマソ征伐や草薙の剣を使って野火の難を脱した事、
荒れた海を渡る際に、妻のオトタチバナヒメが身を捧げて海神の怒りを解いた、
などといった話が有名だと思います。
でも、今回の絵に使った場面は、彼の生涯の終わり近くの出来事です。
とある山に入った時、そこの神様が白い猪の姿で現れたのですが、
ヤマトタケルは山神に対して敬意を払う事なく通り過ぎます。
それによって山神の怒りを買い、病に罹り
故郷にたどり着くことも出来ず、亡くなってしまいます。
そのヤマトタケルと山神との出会いを描いてみました。
これがヤマトタケルの最後の雄姿かと思うと、少し切なかったりもしますが…
私は昔からヤマトタケルの話が好きだったんですよね。
だから、この話をモチーフにした『白鳥異伝』(荻原規子作)は大好きな作品です。
まぁ、それはともかく。
実のところ、猪ときたら、これしか思いつかなかったんですよ。
でも、確か猪だったはずだ、と
もう一度古事記を読み返して確認したりしたのは内緒です。(笑)
そんなこんなで、今年はいつもと少し雰囲気を変えて、
水彩画風でお届けです。
気に入っていただければ幸いです♪
今年の題名は「霧の中の邂逅」としてみました。
如何でしょうか。