好きな作家

1.庄野潤三     1921年生  大阪府

私と庄野潤三との出会いは「懐かしきオハイオ」を読んだときから始まる。1957年ロックフェラー財団の招きで米国のオハイオ州ガンビアにケニヨン大学の客員として夫人とともに一年間暮らした。その間詩人のジョン.クロウ.ランサム教授等の先生方や学生そして住民との暖かいほのぼのとした滞在記に深い感銘を受けた。それから多くの作品に接したが夫人を中心に長女,長男、次男とフーちゃんをはじめとするお孫さん達との日常生活さらに近所の人々や出入りの植木屋や八百屋さんなどとの付き合いのことなどさりげなく進行する作品に改めて感動した。このような家庭の幸せを作品にした作家が日本におることを知りほっとした。

著書

懐かしきオハイオ  浮き灯台   プールサイド小景  夕べの雲 紺野機業場   絵合せ 道 愛撫 舞踏

机  相客  蟹  道  雷鳴  冬枯  秋風と二人の男  星空と三人の兄弟  クロッカスの花         

貝がらと海の音  さくらんぼジャム  ピアノの音  せきれい  野菜賛歌  庭のつるばら 文学交友録

鳥の水浴び 山田さんの鈴虫  孫の結婚式 

うさぎのミミリー 星に願いを ワシントンのうた その他

                              

 

2.内田百間      1889−1971   岡山市

岡山市古京町の古い酒造家の一人息子として生まれる。本名、内田栄造、百鬼園とも号す。夏目漱石に傾倒しその門下生となる。作品は名文章にあふれその中におかしみがあり人生の機微があり、錬金術の哲学、お酒をこよなく愛することなどその魅力にとりつかれた人は内田百間から離れることが出来ない。私もその一人でありその第一人者として中村武志氏、平山三郎氏がある。

著書

百鬼園随筆  冥土 旅順入城式  無絃琴 丘の橋 御馳走帖    鬼園の琴  鶴 王様の背中 沖の稲妻

無伴奏 禁客寺 クルやお前か つはぶきの花 戻り道 新方丈記 船の夢 百鬼園戦後日記(上、下) 

北めい 居候匆々 ノラや 菊の雨 麗らかや 随筆億劫帳 東京日記 東京焼じん 有頂天 凸凹道 

そのほか多数

3.山口 瞳       1926−1995   東京都

東京生まれ、1958年壽屋(サントリー)に入り「洋酒天国」の編集者・コピーライターとして活躍、1963年「週刊新潮」で始まった「男性自身」は31年間1614回に及び、普通の人の目を通して世事を描いた作品の深さに引き込まれて行く。                                                                                                                                               

著書

江分利満氏の優雅な生活 結婚します 酔いどれ紀行 居酒屋兆治 どこ吹く風  けっぱり先生 結婚しません

草競馬流浪記  新東京百景  困った人たち 卑怯者の弁 梔子の花 愛ってなに おかしな話 温泉へ行こう

谷間の花 小説吉野秀雄先生 人殺し上、下 草野球必勝法 私本歳時記 冬の公園 迷惑旅行 英雄の死

月曜日の朝・金曜日の夜 素朴な画家の一日 考える人たち 旦那の意見 生き残り 血族 酒飲みの自己弁護

暗がりの煙草

そのほか多数

4.最近読んでいるもの

外国のものを読むことにした。外国のもは名前や地名がなじめないので敬遠していたがこのあたりで

読まないと悔いが残るので試みることにした。

パールバック    大地

ドストエフスキー  罪と罰  カラマーゾフの兄弟      悪霊  二重人格 白痴 虐げられた人びと

ヘニングウェイ  老人と海  武器よさらば  誰がために鐘は鳴る  海流のなかの島々

            日はまた昇る  短編1(われらの時代、男だけの世界)

            短編2(蝶々と戦車、何を見ても何かを思いだす)

 

 

 

 

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