道浪漫「晩秋のチェコ1」
TBS系列のテレビ局の旅番組。2週に渡って放映されたチェコ編の中で、1週目の最後に旅人・緒川たまきさんがヤンのアトリエを訪ねる。以下、見逃した人の為に・・・
1週目はプラハ。小さな教会、プラハ城、カレル橋、旧市街広場、マリオネット店、DAMU(授業風景も!)、市場(ハヴェル市場っぽい)、がらくた店、スペイブル+フルヴィーネク劇場観劇、路地等を散策した後、最後に訪れたのはKnovizにあるヤンのスタジオ(ATHANOR FILM STUDIO)。
**ATHANOR STUDIO外観**
ナレーター:プラハの旅の締めくくりに、緒川さんは憧れのチェコアニメの巨匠・ヤンシュワンクマイエルさんのアトリエを訪ねました。
**スタジオ内部。ヤンが居るー!**
緒川さん:ドブリーデン。チェ、シー、ムニュ。イ、メヌ、ユ、セ、タマキ、オガワ。(「こんにちは。はじめまして。私の名前は緒川たまきです。」だと思います。違っていたらご免なさい)
ヤン:シュヴァンクマイエル(にっこり)
**2人、握手**
緒川さん:よろしくお願いします。わー、お会い出来て光栄です
**ヤンアップ。画像上**
**悦楽共犯者映像。ロプロプが大爆発するクライマックスの場面**
ナレーター:もともと人形劇の演出家だったヤンさんがアニメーションを始めたのは35年前。以来、その特異な作風は映像の錬金術と呼ばれ、世界的に高い評価を得ています。
**ヤンアップ。画像中**
ヤン:(以下、字幕より)アニメーションの一番の魅力はモノに生命を吹き込めることです。時には死んでしまったモノですら蘇らせることが出来るんです。他にこんな面白いことが私たちの現実にあるでしょうか。アニメーションはいうならば現代の魔術なんです。
**撮影現場**
ナレーター:ここが魔術の現場です。現在ヤンさんが制作しているのはオテサーネクというチェコの古い民話。
**ヤンの横顔。ハンチングが似合う...**
**オテサーネクの切り株。画像下**
ナレーター:欲望の限り何でも食べ尽くしてしまう木で出来た化け物の話です。
**現場を覗く緒川さん**
ナレーター:コマ撮りをするアニメーションはとにかく根気が勝負。わずか3秒のシーンを撮るのに一週間もかける事も珍しくありません。
**切り株を動かす助手たち**
**撮影をするカメラマン**
**現場の横にいる緒川さん**
緒川さん:何でしょうね・・遊んでいるみたいでありつつ、芸術家の仕事というかんじでもありつつ、何か妙な・・妙な気持ちになりましたね。もっともっと、あの、3年間くらい見てたい。そんな気がしてます。
**カレル橋の映像**
ナレーター:翌朝目覚めると巨大な虫に変身しなかった緒川さんは、南ボヘミアへと向かいました・・・(以下略。クレジット〜番組終了)
ちなみに2週目「晩秋のチェコ2」はというとこんな感じ。
チェスキー・クルムロフ...クルムロフ城〜ルネッサンスルーム、バロックルーム、熊ルーム、バロック劇場(舞台転換装置が殆どファウスト!!この劇場は確か「世界遺産」の番組でも紹介されていた)、エゴン・シーレ紹介など。
トレボン...鯉漁水揚げ見学。お家に訪問して鯉のフライ、スープを食べる緒川さん。「鯉の鱗を財布に入れておくとお金がたまる」というのがカワイイ。
ピルゼン...ピルスナーウルケル社の映像。ピボニーツェ(ビールパブ)に行く。
カルロヴィ・ヴァリ...温泉療養地。コロナーダで温泉水を飲む(血の味らしい・・)。
ノビーボル...ボヘミアングラスの町。個人のガラス工房で吹きガラス作り見学。
□放映日・時間=1999年11月28日(2週目「晩秋のチェコ2」は12月5日)
□制作=ネクサス(NEXUS)・毎日放送
□旅人=緒川たまき□ナレーター=久米明
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