マックス・エルンスト Max Ernst(1891〜1976)


ernst ropuropu
ドイツ・ケルン出身のシュールレアリスム画家。
デ・キリコやピカソらの影響を受けケルンのダダ・グループで活躍するが1922年にパリへ移住。その頃から、無関係な科学書や小説の挿し絵を貼り合わせたコラージュ作品を制作。映画にも強い関心を持ち、ルイス・ブニュエルの第2作1930年「黄金時代」にダリと共に協力していたり。

1929年の「百頭女」や1934年の「慈善週間 または七大元素」といったコラージュ小説は、これぞシュール!といったとってもかわいい大量の絵で構成された作品で、(でもいちおう小説)その中に怪鳥=ロプロプがたくさん出てくるわけです。ヤンの「悦楽共犯者」で主役をはった(?)鳥人間はその怪鳥のオマージュであることは明白で、ヤンは生粋のシュールレアリストなのだなあとおもうのです。

現在「百頭女」「慈善週間 または七大元素」「カルメル修道会に入ろうとしたある少女の夢」が文庫で河出書房新社から出版されており、すぐ手に入ります。しかしただでさえごちゃついた絵を文庫で見るというのは少々苦しいものがあり、感動も半減してしまいますので、文庫は保存版として置いておき、鑑賞用には70年代に同社から出版されていたB5版サイズのぶあつい本を図書館で借りてくることをお勧めします。ロプロプの可愛さにうっとり・・・

ひまなひとは[ロプロプの部屋]に寄ってみましょう

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