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過去日記


2004/3/31

天野こずえさん「夢空界(むくうかい)」「空の謳(そらのうた)」を購入。
今年に入ってみるみる嵌ってしまった「ARIA」描いてる漫画家さんの初期短編集新装版です。も、表紙だけで購入決定みたいな感じですね。
94年くらいにデビューされた作家さんなのですが、みるみるうちに上手くなっていきます。画集が欲しくなる漫画家さんなんて、ホント久しぶりかも。今回買った2冊は、短編集なので、これだけでも充分楽しめますし。

ちなみにキャッチコピーは「すべての”原点”がここにある。」「最近、”涙”を流しましたか?」、装丁含めてひじょうに綺麗にまとめています。
内容はシリアス系のじ〜んと来るタイプのお話が中心です。ちょっと心が洗われたりしますね♪


さて、上でも書いたようにこの作家さんに嵌ってしまったのは「ARIA」という作品からで、これは知人の4氏の陰謀から嵌められたものです。お薦めということで、とりあえず1巻を買ったら、次の日に全巻そろっていました。まったく・・・。
作品内容はといいますと、テラフォーミングされて水の惑星となった火星のお話。この星にある「ネオ・ヴェネツィア」で半人前水先案内人として頑張る主人公を中心としたほのぼのファンタジー。
とにかく綺麗な作品で、ストーリーはもとより、カットだけ眺めていても充分満足できる、最強の和み系コミックの一つです。

和み系コミックといえば、最近は「やえかのカルテ」武田日向著)にずっと嵌っていたわけですが、こちらも獣医の卵のやえかを中心としたほのぼの奮闘記。やはり絵だけで楽しめる作品です。
こういった傾向の作品が増えてきたのは、ここ数年の話なのですが、元々絵が好きな司書としては、ひじょうに読むものが増えてきて嬉しい限りです。疲れきった日常をカットだけで癒してくれる漫画というのは、そうそう出合えませんしね。
紹介したいコミックとか結構たくさん知っているのですが、いきなり全部紹介するとネタが尽きてしまうので、順を追ってちょっとずつ紹介できればと思います。



アメリカ海軍の戦艦の本を見ていたのですが、「オクラホマ(BB−37)」という可哀想な戦艦がいます。
ネヴァダ級の2番艦で、米戦艦で初めて3連装砲塔を装備した戦艦です。2連装と3連装を2基ずつ積んでいるので、合計10門ですが。
第二次世界大戦に参加した米戦艦の中で、30センチ砲装備のアーカンソーを外すと、ニューヨーク級の次に古いクラスとなります。ネヴァダ級以降の36センチ砲装備米戦艦は、全て3連装4基の12門装備艦ですから、オクラホマは他艦よりちょっとだけ格の落ちる艦だったわけです。
ちなみに僚艦ネヴァダと異なり、タービンではなくレシプロ機関です。この辺からも超ド級戦艦とは一概には呼びづらいところがあります。

この艦の不幸なところは、1941年12月8日から始まります。真珠湾で憩ってたオクラホマの泊地は戦艦群の外周側先頭・・・一番最初に襲われる位置に停泊していました。真珠湾奇襲と同時にたちどころに魚雷5発を喰らい転覆しています。
爆沈したアリゾナと異なり転覆しただけですので、当然引き上げ作業が行なわれました。ただ着底した艦も含めて、42年の5月頃には、真珠湾で被害を受けた他の6艦は、それぞれドック入りして修理についたり、早いものはもう戦列復帰していましたが、オクラホマが引き揚げられてドック入りしたのは43年の暮れくらいです。転覆していたというのもありますが、あまりにも遅い・・・。テネシーなんて43年8月のアッツ島攻略戦には戦線復帰しているというのに。

で、ドック入りしたのはよいのですが、あまりの損害の大きさに修理は断念され、44年11月に除籍されました。第二次世界大戦でアメリカ海軍で除籍処理された唯一の戦艦です。アリゾナは、まだアメリカ海軍の艦籍簿に載っていますし。
結局ドックからも追い出され、ぷかぷかと浮かぶだけで終戦を迎えます。戦後、スクラップとして売り飛ばされ、回航される途中に嵐にあって沈没。とことんまで不幸な艦です。ドイツのグローサー・クルフュルフトも僚艦と衝突したり、触雷したりばかりで相当不幸な艦ですが、桁が違うといいましょうか。

まあ、ダラダラと書き連ねましたが、最近調査している不幸な艦艇シリーズのアメリカ筆頭にしようかな?と。アメリカの艦艇は雲霞の如くあるので、当然のことながら不幸な艦も多いのですが、ここまでツキのない艦もなかなかないようで。
各国海軍が一通り調査終わったら、一度まとめてみようかな?なんて考えている次第。ちょっとした小ネタでした。



2004/3/27

「機動戦士ガンダムSEED」の最終回がレンタル開始になったので、借りてみました。
これで全50話見たことになるのですが、世間でいうほど酷すぎる話ではないな・・・というのが、最初の印象です。
という訳で、超好意的ガンダムSEED感想。


世界設定
地球連合・ザフトの対立の中で、オーブという中立国家のある世界。「機動戦士ガンダム」でいうところの、連邦・ジオン・サイド6みたいな関係かと思いましたが、オーブの政治力はただの中立コロニーとは違う役割を与えられていました。宇宙世紀設定で比類すると、月&アナハイムエレクトロニクス的なイメージでしょうか。
ただ、武装中立を堅持する為に国を滅ぼすようなことをした割には、Gシリーズを作って連合に渡したりしています。劇中で武装中立を堅持する方針をとった後も、密かに連合とつながりを持っていた訳で、その辺の政治的な動きはしっかり説明されないまま終わりました。ストーリー全体でのオーブの役目は結局明確に語られず仕舞で、納得のいかない点の一つとなっています。
連合とザフトは分かりやすいですね。遺伝子操作という倫理観念的な対立と、地上対宇宙という対立という、2つの明確な対立が描かれています。しかし、SEEDの世界での月というのは、どういった位置付けなんでしょう?


ナチュラルとコーディネイター
遺伝子操作したコーディネイターに対するナチュラルの生理的嫌悪と劣等感が、民族的対立というイメージで展開するのが、SEEDの世界観です。
で、モビルスーツという汎用的かつ複雑な動きをする戦闘兵器は、遺伝子的に反応速度・情報処理能力を強化したコーディネイターしか使えないと、当初の設定ではなっていました。そのため、ムウ・ラ・フラガとかもメビウスなんて半端なモビルアーマー(SEEDの世界では、ただの宇宙戦闘機です)に乗っていたわけです。空間把握能力の高いムウは、有線ビームユニットを使って半端じゃない戦闘力を誇っていましたが。
オマージュ元のファーストガンダムでも圧倒的なザクの強さが当初語られますが、SEEDの世界でも同じです。MSを装備しているザフトが圧倒的な優位に立っている。ただし、国力の差から戦線を維持するのがやっとというとこも全く同じ。

その結果として、中立国オーブでは普通のナチュラルにも使える、操作系支援能力の高いOSの開発を行なっていますが、結局MS運用とOSについて充分な知識のあるキラ君のサポートがないと開発ができませんでした。
でも、ちょっと待ってください。ザフトのパナマ侵攻作戦でストライクダガーが実戦投入されています。キラの協力があったオーブでも、連合のオーブ侵攻までM1アストレイを実用できませんでした。連合は一体どうやってナチュラル用OSを開発したのでしょう?
キラストライクに構築したOSは、あくまで自分用(=コーディネイター用)です。そのまま流用するわけにはいきませんし。

謎と言えば、あの種です。種がキュピーンと割れると通常の3倍の速度で動けるようですが、宇宙世紀でいうところの、「ひらめき」と「プレッシャー」というやつなのでしょうか?
オーブのシモンズ博士が、「SEEDってコーディネイターのさらに発展系ね」みたいなことを言ってるシーンが中盤にありますが、最終回でカガリも割ってます。
ついでに言えば、種割ったときに瞳孔が開くのも何とかして欲しかったです。


ガンダム色々
ここにガンダム開発系列図が載っています。X100系というベーシックフレームでストライクデュエルバスターの3機が作られ、発展系のX200系フレームでブリッツ が、さらに別系統のX300系でイージスが作られました。
可変機能装備、Gシリーズの指揮官機としての通信・管制機能を向上させたイージスは別として、残り4機ではブリッツが一番強いことになっています。その割には能力が中途半端でしたが。
なによりデュエルストライクの性能的相違がはっきりしません。諸所の資料では最初にデュエルバスターが出来たことになっていますが、となるとデュエルはさしずめGシリーズのベース試作機という位置付けになるのでしょうか?
ちなみに最初のGシリーズ5機で、最終回時点で健在だったのは、デュエルただ1機です。バスタープロヴィデンスにいいとこなくやられていますが、よく考えると劇中で一番目立たなかったなぁと。後ろで重砲撃ってるか、戦艦落としているかしかしてないですしね。

初期Gシリーズの発展系として連合で開発されたのがフォビドゥンレイダーカラミティの3機ですが、どうやって開発したんでしょう?第一話でGシリーズのうち4機はザフトに強奪されていますが、その時点ではOSは未完成でした。つまり運用試験すら満足に実施していない状態だったわけです。
機体性能評価も実施していない機体の発展系を、ほんの短時間に開発してしまったことになります。しかも、開発したのはGシリーズを構築したオーブではなく連合です。
例を出してみると、イギリスが実戦配備されていないFw180−A0の設計図を手に入れて、Ta152を開発して実戦投入してしまったような感じでしょうか。無茶ですね。

さらに無茶なのは、ザフトのG系3機です。第一話でGを強奪した後のストーリー展開を考えてみましょう。
アークエンジェルがアラスカまで到達する間に、劇中で補給を行なっているのは、ユリウス7、地球軌道上、アフリカ砂漠地帯、オーブの4回で、その間は常に目的地に向けて戦闘航海をしています。
つまり劇中の時間軸はほとんど進んでいません。さらにクルーゼ隊が本国にGシリーズの情報をもたらすのは、7〜10話の間くらい(アークエンジェルが地上に降りる直前)です。
ジャスティスフリーダムプロヴィデンスという高性能Gを一体どこに開発する暇があったのでしょう?
例を出すと、日本陸軍がビルマ侵攻作戦でハリケーンを入手し、マリアナ決戦までにタイフーンを実戦投入したような感じ。ほんと無茶ですね。


ラクス・クライン
SEEDに出てきたキャラクターでは謎な人物が結構いたのですが、このラクス・クラインほど謎な人はいませんでした。
序盤=ザフトの国威向上のための国家的シンボル、初期ヒロインキャラの頭数構成。
中盤=劇中の反戦争思想のイメージキャラクター、キラアスランの揺れ動く関係のバラメータキャラ。
終盤=反乱軍(あえてこういう名称をとります)の精神的支柱、ストーリーバックボーンの語り部。

序盤はストーリーに波を立てさせるだけの天然ボケボケ姫だったラクスですが(パンツ見せたり、アスランの純情をからかってみたり)、ニュータイプによると深遠なる考えでこのような役回りを演じていたそうです。・・・友達に欲しいですが、彼女にはしたくないタイプですな。

終盤のエターナル上での役割は、序盤とは全くことなる使われ方でした。連合やザフトからはみ出した主人公達の艦隊は、いうなれば双方から反乱軍として見なされています。策源地となるはずのオーブやヘリオポリスはなく、補給はザフト本国に逼塞しているクライン派から僅かに得る程度、戦力差は笑ってしまうほど圧倒的で、戦争を終結させる為の方針すら見えてません(何せ成り行きな反乱軍に近いので)。
そんな状況に追い込まれた将兵のカリスマ的存在として、ラクスのようなシンボルは必ず必要です。古代中国の易姓革命(国が変わること)の際に、初代皇帝となった人物達は、必ず自分で全軍の指揮をとっていました(元は例外ですが、それ以外はまずそうです)。これまで信じていた国家という寄るべくものに対して剣を向けるわけですから、それ以上の存在というものが、自己の精神的安定の為にどうしても必要となります。そのためのシンボリックヒロインが劇中のラクスというわけです。

ただ、序盤から中盤にかけてぞんざいに扱ったことに罪悪感がスタッフにもあったのでしょうか?終盤のラクスには年相応の女の子的な面が、僅かに垣間見えました。
その象徴ともいえるシーンが、キラに指輪を渡すシーン、最終回のEDテーマが流れた瞬間にエターナルの艦橋でシートから飛び出すシーンです。それまでのイメージから表情は瞳の中にしか現れていませんが、キラに対するラクスの想いが劇中に瞬間的に表現されたシーンでした。
あと、MSに乗れないラクスの代わりとして、最後のシーンのキラのヘッドバイザーの中には貰った指輪が浮かんでいます。最初から最後まで心理描写に失敗していたキャラに対する、スタッフ達の最後の贖罪だったのかもしれません。


カガリ・ユラ・アスハ
このキャラクターの役割もなんだったのでしょう。表現を表に出さないラクス、精神的に捻じ曲がってしまったフレイに対する、ストレートな表現をするキャラクターとしてのカガリ・ユラ・アスハが、キャラ構成的に必要なことは分かります。活発少女をレギュラーに入れておかないと、感情移入するファンが困りますし。
問題はその役割に必然性があまりないということです。

ヘリオポリスで「御父様の裏切者〜!!」と叫んだ瞬間、カガリはストーリーのキーキャラクターとなりました。これについてはラクス以上に重要な役割を貰っています。
ところがこの役割はアークエンジェルがオーブに入港するまで、まったく忘却の彼方でした。それまでのカガリは、ごく普通のナチュラルとして、視聴者の精神的代弁キャラと成り果てています。特にキャラクター達がドロドロとしてしまった砂漠編において、ラクスは唯一の爽快感を与えるキャラとしての役割を与えられていました。
言うなれば、カツ・レツ・キッカやシンタ・クム、ファムやリリスのような役割を一人で担っていたのです。

しかし、この役割はアスランと出会うことで大きく変容します。使い捨てられてしまったフレイを外すと、キャラクター達の相関図はラクスを中心に動くことになります。リムル=ルフトに対するバーン=バニングスとニー=ギブンのような関係でしょうか?フレイ自身はシーラ=ラパーナそのものですが。
ともあれ、単純な三角関係が構築される直前、カガリと恋愛戦線に投入することで、複雑の人間関係の再構築が実現しました。そしてこの後の人間関係はカガリ中心に展開することになります。
ところがこれはストーリーのキーキャラクターとしての役割には違いありませんが、当初の世界設定の根幹部分を構成する役割とはずれてきています。ヘリオポリス−紅海−オーブ−宇宙と繋がる世界設定的なストーリーで、カガリの役割はオーブの精神の象徴以外のものは与えられませんでした。
つまり、カガリストライクルージェに乗る理由を喪失しているのです。ここについては、カガリ自身が「自分出来ることを自分でやるんだよ」と説明していますが、大局的な戦争的観点から言えば、カガリストライクダガーを数機落とすより、自分が落とされたほうが、歌姫の艦隊としての損害がはるかに大きいことを理解していません。

最終回でカガリは、キラアスランを救うという役割が与えられています。これはカガリ以外には出来ない役割ですし、必要なことでしょう。しかし、キャラクターとしては、キララクスに助けられ、最後のシーンは宇宙空間にノーマルスーツを着た4人を並べるべきだったと思います。まあ、カガリ好きなので、出番が増えるのは嬉しかったのですが。


最終回
世間様でボロクソに貶されてしまった最終回、司書は全話見た結果として、それほどの低評価を与えていません。確かにこれまで述べてきたように、色々なストーリー的な齟齬やキャラクターの問題等がありました。ディアッカとミリアリアの関係については語られず仕舞でしたし、イザークの最後の状況も説明不足です。
ですが、ガンダムとしての終わり方で他の作品と比べて、それほどメチャクチャといえるのでしょうか?

「どうして、僕たちはこんなところに来てしまったのだろう?」というのは、キラの最後の台詞ですが、その後にカガリアスランと出会うことで、「それでも僕らには明日があるんだ」という象徴で終わらせています。ファーストガンダムの終わり方とあまりかわりありません。
もともとガンダムというシリーズは中途な終わり方をすることが多いのですが、その中の一つと捉えるとこんなものかな?という完結になりました。
言いたいことはたくさんありますが、これがSEEDの終わり方なんでしょう。別の終わり方は司書の妄想の中で、じっくりと構築しちゃいます(笑)




2004/3/24

「鋼の錬金術師(7)」が出ていたので入手。6巻は限定版が手に入らず、物凄く悔しい思いをしたので、今回は躊躇わず限定版で入手です。
ダブリン編ど真ん中、キング・ブラッドレイ大総統がそろそろ活躍を始めるあたりです。7巻はアルが主役な感じなので、なかなかアル好きとしては楽しい巻でした。いや、アリーゼの声でファリエルが喋ってるという、不埒な妄想が発生したりするのはちょっとなんですが(笑)
古き良き少年漫画というスタンスは忘れずに、これからも面白くしてほしいところです。



「SDガンダムGジェネレーションSEED」。相変わらずチマチマと進めております。
SEEDシチュエーションモードはクリアして、今ジェネレーションモードでプレイしているのですが、当初ブライト艦長をレンタルしていたはずが、何時の間にか、ラクス姫がラーカイラムの艦長しています。いや、ちょっと噂に聞きまして、ラクス嬢を艦長にすると楽しいですよーとのことだったので。

で、実際に艦長として育成しているわけですが、

「大丈夫、落ち着いて撃てばきっと当たりますわ」(反撃時)
「大丈夫、このくらいへっちゃらですわ」(被弾時)
「皆さん、お疲れ様です」(回避時)
「思いだけでも、力だけでも、出来ないことがあります。だから・・・」(一斉射撃)


台詞がステキなのですよ。しかも、BGMはあの歌ですし。


という訳で、現在、二人もレンタルして(歌姫verと戦闘服ver)どちらも育成中です。ブライト君は予備役となってしまいました。
MSは現在、ウイング系とX系が主力、もうすぐネオジオン系が戦線に投入できそうです。がんばらねば。



「スクールランブル(4)」を入手。
そこはかとなく一条さん派になりつつある司書さんは、作者の思惑通り動いていてちょっと悔しいだけですが、昔からこういうタイプにかなり弱い訳で、どうすることもできず・・・。
既に威力ではクロマティ高校をはるかに追い抜いてしまった作品ですが、そのうちアニメ化とかしてしまうんでしょうね・・・きっとクロ高の枠で(笑)
だらだら読むには良い漫画なので、楽しく読み続けているわけです。3巻が読みたくなったので、本棚から出すことにしよう♪



2004/3/23

昨日が当サイトの5周年だったようです(本人も忘れておりました)。ダラダラとよく続いたと思います。これからもお見捨てなければ幸いです。

何故か今頃、海音寺潮五郎がマイブーム中。発端は「天と地と」が文春文庫で新装されていたからですが、ちょっと読んでみるとやっぱり面白いです。歴史小説とはこうでなければ。
で、昨日の帰りがけに「日本名城伝」が駅構内の古本叩き売りでうってたので、思わずゲット。パラパラと捲っていたのですが、やはり徳川家光はお馬鹿さんだったのですね。
いや、昔からそうではないかと思っていたのですが明確に書かれている文献があまりなく、むしろ名君的な書かれ方をしている書物のほうが多かったので確信がもてなかったのですが、本書の「江戸城」の項を読んでようやく納得。
まあ、目黒の秋刀魚のモデルの将軍様といえば分かりやすいかと。周りの人々が名補佐している人が多かったので(春日局とか酒井忠世とか)、必死に隠したりとかで表には出てなかったようですが。 奇行という意味では江戸幕府歴代将軍の中で随一ですからねぇ。
家光が死んだ後、井伊直孝が「長生きされたら、幕府が滅んだかも知れない」なんてこと言ってたりしますし、色々と問題が多かったみたいです。逆に早死にして歴史に名を残せた人なのかもしれない。



そういや、「皇国の守護者」の新刊がでるらしい・・・今度こそ本当なのだろうか?(笑)



2004/3/14

過去数年の言動から、どうも司書はイベント大好きで、万難を排して毎週いっているという悪いイメージがあるようですが、そんなことはありません。今日のサンクリはお休みしております。
とはいっても、どうしても
欲しい同人誌はあったので、それだけはI君に頼んで何とか確保してもらいました。・・・2500円か、高いな。
と思ったのは一瞬で、中を読んでみると恐ろしく濃密なエロが続きます。あまりにも分厚いので3分冊になった500ページですが、全てエロ(笑)いやいや、好きなサークルさんもたくさん描いておられますし、これは良いモノを手に入れましたな♪
でも、これで司書の中での月姫同人は一段落ついた感じです。さてと次は「Fate」ですかね(笑)



夜、知人達と飲んでいたのですが、その中で「思い出せないアレを教えてくれ!」大会が。

「ええと、ゼラーナに最初から搭載されていたよわっちいオーラバトラーって何だっけ?」
「そりゃ、ダーナオシーだ」
「じゃ、ラウの国の主力オーラバトラーは?」
「ボゾン。ついでにいうと、ナの国はボチューン」(間髪いれず)
「アイアンリーガーのホッケーリーガーって何て名前だっけ?」
「GZ。剣道リーガーは十郎太」(間髪いれず)
「エルガイムの元になった重戦機が思いだせん」
「ガイラムだな。MKIIの元になったのはスタックで、頭はオリジナルのアシュラテンプル。アレがFSSになるとレッドミラージュになる。ちなみにガイラムはベルリンかな」

・・・皆の記憶力と知識が信じられないという会話が、上記のように延々と続いた訳です。色々なひっかかりが解けて、有意義なひと時であったと思います。
ま、知ってたところで、あまり日常生活の役には立たないのですが。




2004/3/10

「兎−野生の闘牌−ビジュアルファンブック」伊藤誠著 竹書房)を入手。
コミック本編を知らず、これだけを初めて見た人は、本作が麻雀漫画だとは思わないのではないでしょうか?巻末のおまけ漫画も別に麻雀してないし(笑)
ちなみに司書さんは新庄(娘)好きなんですが、これってかなりまにあっくらしいです。まあ、得てしてわからんでもないですが。あんまり出てこないしねー(^^;
知人達はジャッカルかユキヒョウで統一されているらしい・・・というか、作者さん、早く続きをサクサクと書いてください(笑)



本屋で
吉田親司さんの新刊「装甲空母『関ヶ原』」を本屋で見かけたのでゲット。
関東大震災で大破した「天城」を20年かけて無理矢理改装して真珠湾に送り込むという、わぉって感じのお話です。装甲化されたアングルドデッキ装備で、ディーゼルタービン混合機関・・・表紙に描かれている「関ヶ原」は将に「エンタープライズ(艦番65のほう)」そのまんまです(^^;
ついでに言うと民間で「こっそりと」建造されたので、艦首に御紋章もついてません(笑)
●華堂とか有●閣とか、神保町でよくお世話になる見慣れた店名も出てきて、どうしましょ?って感じです。もっとも「関ヶ原」そのものより、この本の醍醐味は出てくるトンデモキャラ達にあると思うのですが・・・南雲長官がこんな形で退場する架空戦記を初めて読みました・・・(^^;
ストーリーの展開から長編そうです。次巻も色々楽しみです。




2004/3/7

日記が更新されないのを見て、気付いた方も多いかとは思いますが、現在本業が相当テンパっております。辛うじて午前様にならないくらいでしょうか。悲しい限りです。

さて、日曜日。先日、「もう一つの陸軍兵器史」というトンデモナイ本を出された
Zidさん のお祝いです。
じゃむ猫さんより記念贈呈品を一任するとか言われてしまいましたが、外れると怖いので猫さんも呼び出して、記念品探し(by秋葉原)。
当初、Zidさんだからメイド服!という安直な方向で事態は進んでおりましたが、これはデザインや材質が悪い!といわれるのが怖いので、メイドさん詰め合わせに変更。
立体造詣品とゲームと書籍の3点セット、きっと喜んでいただけたに違いないです。


記念飲み会は、大人数の中に埋没して大して目立っておりませんでしたが、貴重な資料をたくさん拝見させて頂きました。特に要塞関係の資料についてはありがとうございます(多謝)
自分でいったことはほとんどないのですが、着々と要塞写真コレクションが完成しつつあります。嬉しい限りです。サイトの更新に是非活用させていただきたいなぁと。


で、飲みすぎたようです。帰りの電車で爆睡し、結局タクシー呼ぶ羽目に・・・ああ、無駄な出費がーーー(涙)




2004/3/1

「SDガンダムGジェネレーションSEED」なるゲームを入手。
SDガンダムシリーズの最新作ですね。今回はあまりシリーズ慣れしていない(Gジェネシリーズは結構歯ごたえあるゲームなので)人にも簡単にプレイできる「SEED」モードと、ノーマルな「GENERATION」モードの2種類が用意されています。
まあ、SEEDでガンダムが好きになったような女の子が簡単に入り込めるシリーズではないので、難易度はちょっと落としてあるみたいです。それでも、味方機がストライクのスカイグラスパー2機、敵はデュエルとバスターに、バクゥが一杯、さらにはラゴゥまで・・・いや、これは結構キツいかもね。

このシリーズではスペシャルアタック時にキャラがアニメするんですが、マリュー艦長の乳揺れがステキすぎます。いや、ぽよんぽよんとはこんな感じか・・・是非うずくまってみたいぞ(笑)
結構よろしげなシーンがカットされていたり寂しい点はあるんですが、世間評価よりは楽しんでいるかな?と。
SDのSEED系ガンダムがよく動く作品は、これが初めてですしね。SDストライクの発進シーンとかは結構見ごたえあるかもしれません。まあ、あまりお薦めはしませんが・・・もうすぐスパロボの新作(MX)も出るしね。ラーゼフォンとゼロライマーが出るのか・・・ちょっと楽しみだな。



SEEDといえば、「機動戦士ガンダムSEED(12)」を連続して見ました。
これ見た時点で残り2話です。既にストライクルージェやプロヴィデンスも登場しており、ジェネシスの2発目も発射されました。後、ようやくフレイ嬢が再登場・・・うわ、こいつ死ぬ光線がプンプンしてるよ(笑)
こいつ死ぬ光線と言えば、フラガやナタルさんも出してますね。いや、分かりやすくてよいアニメです(^^)
まあ、最終回は随分色々と言われておりましたが、実は司書さんはまだ見たことないのでちょっと楽しみなのですよ。随分大風呂敷を広げた状態で、残り2話で片がつくのか・・・。なんだかエルガイムの最後のほうみたいってイメージはあるのですが(笑)



古い丸を読んでいて、原子砲の記述を発見。既に過去の遺物といえる兵器ですが、1970年代くらいまでは結構有力な兵器と思われていました。原子砲といえば、なんとなくソ連なイメージがあったのですが、実は積極的に整備していたのはアメリカだったのですね。グスタフのちっちゃいヤツみたいな280ミリ砲とか持ってたし。
8インチクラスにまで砲弾がちっちゃくなった時点で兵器整備の観点から消えていきました。考えてみれば当たり前で、陸上砲の8インチ級だとせいぜい30000メートルくらいの射程です。撃ってるほうも怖いですしね。
そもそも戦術核という概念が陸上戦で失われつつあるので、もう登場することもないかも・・・。まあ平和になってよいかとは思いますが。




2004/2/28

一ヶ月遅れで「機動戦士ガンダムSEED(11)」を鑑賞。
オーブ崩壊後に宇宙に出た辺りの話です。残り10話ってところですか。
エターナルとドミニオンが登場し、ストーリーもいよいよ佳境ですが、既にストーリーを追うのはどうでもよく、各キャラクターの動きを中心に眺めている感じですね。丁度、アスラン−カガリ、ディアッカ−イザーク、ムゥ−クルーゼが面白い関係になっているので。
しかし、ドミニオン艦長になったナタルさんの指揮振りを見ていると、マリュー艦長って本当に艦長に向かないなーとつくづく思ってしまいます。というか、カガリさん、指揮権逸脱はいい加減にしたほうが良いと思いますよ。主要4艦(アークエンジェル、イザナギ、エターナル、ドミニオン)で、艦長の自由裁量が認められているのってマリュー艦長だけだしなぁ(^^;
カガリ追っかけとしては、可愛い表情が色々見れたのが嬉しいですね。もう後6話・・・本当にこの状況でストーリーがまとまるのだろうか?(笑)



「サモンナイトファンブック+(プラス) トレーディングカードゲームコレクション」を入手しました。
ふむ、こんなものが発売されていたとは・・・。とりあえず、表紙の描き下ろしにつられた感じです。1キャラのSD(特にナツミ)にドキューンって感じでした。というか、一緒にいた悪知人4氏の策略のせいです(勿論同じモノを買わせていますが)
中身はメインはカードゲームの紹介な訳ですが、サモナイ系(3含む)のイラストやコミックも満載で、アンソロジー的な価値もかなり高し。
ちなみに付録のカードには、ヤツが入ってました。これは確かに強力ではある。レアリティは高くないけど、デッキに組み込むには後2冊買わなきゃいかんのか・・・(涙)

ちなみにカードもぼちぼち集めておりまして、ブースターに1枚封入されているタロットカードはあと「THE FOOL」と「DEATH」だけ。今日アソビットで安売りしていたので補給がてらに買ったブースターに、「THE MAGICIAN」(1の主人公4人イラスト)が入っていたので、もうちょっとですねー。
オンリーイベントでトレードとかもちかけてみよっかな?
あ、タロットは「THE LOVERS」のカードが意味深で良い感じ。シーツにくるまれたネストリ・・・うん、これは良い♪


「地獄の海〜レイテ多号作戦の悲劇〜」岸見勇美著 光人社)を読みました。
まさか21世紀になって、これだけ多号作戦についてまとめた本が出版されるとは・・・とちょっと吃驚した次第。
内容もなかなか凄くて、読み応え抜群なのですが、奥付の参考文献一覧に、「第九号輸送艦」の戦友会本が参照されてて、かなり興味深いです。実は第九号はいつかまとめたい艦の一隻なので。
戦争終盤でもっとも活躍した武勲艦の1隻だと思います。いつか、やりたいなぁ(^^)




2004/2/26

「Fate」も終わっていないというのに、「V.G.Neo」を再開。
ちょっと前の日記にも書きましたが、格ゲーと思って始めたら、ただのAVGでがっかりですー・・・まてまて、ひょっとしてちょっと面白いかもしれないぞ・・・いや、これはかなり面白いですよ、隊長! なゲームです。

現在、第六話が終わったところで、情報によると後4話。いよいよ後半に突入したっぽいです。うんうん、そりゃいいんですが、1話に1時間以上かかるのは、ちと辛いですなー。
まあ、「We Survive」(I’ve)もかなり良い曲ですし、ゲームバランス的にも高ポイントを上げてよいゲームかと。
しかし、再開した理由が、早くこっちを終わらせないと、「カラフルハート〜12個のきゅるるん〜」に取り掛かれないという、お間抜けな状況の打開ってのが悲しい・・・。



「海鳴り果つるとき(7)」を読みました。これがシリーズ最終巻で、前巻から続いたトラック最終決戦に決着がつきます。
著者の横山氏は、以前にもトラック大空襲で大和級が大砲撃戦を展開する短編を書いておられますが、この作品はそのシーンをスケールアップしたような感じです。

というか、武蔵のトンデモナイ改造がどうしましょ?って感じです。大和級の対空砲って主砲の爆風を防ぐために、丸いカバーが付いているのですが(防弾用ではないです。装甲値はそんなに高くない)、図表を見る限りでは、剥き身のまま増備してるような・・・短調3本長調1本のブザー鳴らした後に主砲を発射するのですが(その間に対空砲要員は逃げ惑うのです)、これだけびっしり埋めると間に合うのかちょっと不安です。
16基の連装高角砲と、200丁を越える25粍機銃は、史実のあ号作戦後強化のノルマの倍くらいにはなっているので、日本艦艇1個戦隊くらいの防御力を1艦でまかなっていますけど。
最後までなかなか読めたと思います。次のシリーズが楽しみですねー。




2004/2/22

そういえば今年に入ってイベントにいってないなーと、リハビリをかねて「コミティア」に行ってきました。
オンリーイベントでも良かったのですが、なんだかいきなりダメ人間ぽいので、まずは創作系で体を慣らしていこうかな・・・と。
もっとも、ビックサイトの隣の西館では「ワンダーフェスティバル」がやってて、皆「リセヴィネ」に並んでて大騒ぎだったみたいですけど。「週刊わたしのおにいちゃん」もトンでもなく売れたみたいだし、そろそろ一般ニュースでも騒ぎ出すころかもしれないですね。

久しぶりのイベントかつ創作系ということもあり、たっぷりと堪能させていただきました。ターゲットにしていたサークルさんは残念ながら来ていませんでしたが、最近司書的に赤丸急上昇の「俺挫傷」さんの新刊コピー誌を買うことも出来たし♪
しかし、時限コピー発売時は凄いことになっていましたが^^;

あとは絵上手系の本を何冊かとか・・・一番嬉しかったのは、「人工衛星擬人化計画」本をようやく入手できたこと。うん、これは宜しいですよ。
こんなんですけどね(無断リンクごめんなさい)

その後、秋葉原にて借金の方にエロゲーを買わされるの図。何故、「ふろーらりあぷらす」なんて買ってるんだろう・・・??




2004/2/18

なんだか閉館するらしいアソビットシティで、2000円のところを500円で売っていた、田宮の1/700「熊野」のパッケージを見ていて、ふと思ったことがあります。
「ん?熊野の搭載機って九五式水偵なのか?」
で、よくよくイラストを見ると、3連装砲塔でした。「熊野」が重巡に改装されるのは昭和14年ですから、まだ零式シリーズの水上機達は生まれていません。ああ、それならそうだよね。搭載するなら、九四、九五の水偵か、夜偵しかないな・・・と思った時、ふと横を護衛するような艦艇に目がいきました。
おいおい、横走ってるのって、「秋月」じゃないか・・・
ついでにいうと、竣工時の「熊野」の基準排水量は12000トン。全力で条約違反です(公式上は10000だったらしいけど)。色々な点から理不尽なところが見えてくるパッケージでした。



田中芳樹氏「岳飛伝」なんかを読み始めているのですが、著者の歴史ものって「中国英雄列伝」くらいしか読んだことなくて、ちょっと不思議な感じです。
岳飛というと、まあ中国最大の英雄でして、本家の知名度でいうと孔明よりちょっと上くらい(神様の関羽よりは下です)。台湾では鄭成功のほうが人気があるので、まあ色々あるとは思いますが。
しかし読んでいて、ここまで万能タイプの英雄って、ちょっと感情移入が出来ないな・・・という感じです。中国の英雄って、だいたい誰でも欠点の一つくらい持ってるものですが(隋唐演技の中には完全無欠の人も多いですけど)、この岳飛は本当に無敵超人ですね(ついでに正義超人だし)。
後、次々と宝具を手に入れるのもどうかと思います。おまえは金ピカかよ!といいたくなるくらい(笑)
とりあえず、全部読んでからまとめて感想など書きたいな・・・と。



悪知人の4氏より、「恥辱診察室」の2巻セットを借りてきて、のんびりと鑑賞大会。
もともとアトリエかぐやの外道ゲームのアニメ化ですが、ともみと愛恵が親子だったりと、微妙に設定が変更されています。というか、このゲームのヒロインは萌香だと思っていたのですが、ほとんど出番ないですしねぇ・・・。ついでに橘さん出て来ないし・・・。
内容は今のアニメ動画のレベルはこんなもんかと理解力が広まりました。うむ、やはり何でも好き嫌いなく見なくては。



外道といえば、「Fate」をちょっと横によけて、「夜勤病棟・弐」をお試しプレイ。変化球なんか知らねぇぜ!と言わんばかりの直球勝負で、この手のゲームに免疫ない司書さんはかなりクラクラ。
メーカーはminkなんですが、そういやこのメーカーって「GOKKO」シリーズとか、「ぺろ2CANDY」とか出してたブランドだよね・・・隔世の感があるなぁ。
脳味噌が腐らない程度にのんびりプレイする予定です。しかし、やってる暇あるのか?
げっ!横に「カラフルハート」が・・・。




2004/2/13

ずっと探し回っていた「覇王(1)」朽葉京介原作/木村シュウジ画 近代麻雀コミックス)をようやくのことで入手。
この作品がどのくらい凄いかというと、哭きの竜vs亜空間殺法のミラクル空中戦が、まだプロローグに過ぎないといえば、お分かりいただけるかと。
麻雀で一番強いのは誰かという、これまで誰もが思いながらも誰もチャレンジしなかったストーリーを堂々と展開しています。この後は、「桜井ショーイチ」や「ノガミのユウ」も出てくるとなれば、こりゃもう大期待。1巻はまだまだパワーが足りませんが、これも2巻以降の恐ろしく熱い展開の序章と思えば、むしろワクワクしています。
この作品のお陰で、コンビニで近代麻雀立ち読み始めたくらいですからねぇ(笑)



「もえたん」を買ったら、アニメージュが付録でついてきました(笑)
いつも通り、ぱすてるインクに変身しようと呪文の詠唱を始めたら、間違ってアニメ界に迷い込んでしまいました・・・・・・・・・どうしようね。
まあ、「ぱすてるインク変身シークエンス(英文解説付)」が載ってたり、POPさんの描き下ろしイラスト満載(しかもエロい)と来た日には、ノータイムで購入でしょうか。しかし、アニメージュなんて入手したのって随分久しぶりですなー中身まだ読んでないし(笑)



噂に聞いていた「レオタード風紀委員長 御神楽月見」岡下誠著/高浜太郎画 二次元ドリームノベルス)を入手。
どんな内容かといいますと、
仲の良い先輩後輩達が指輪を交わして姉妹の契りを結ぶ風習のある由緒ある「華聖学園」。ところが、近年著しく風紀が乱れておりました。
それを憂いた名門お嬢様で風紀委員長の御神楽月見は、「風紀委員会特務執行係」に姿を変えます。変身姿のレオタードで強制的に風紀粛清を執行していた月見ですが、ある日不良達に妹にする予定の後輩を人質に取られてしまうのです。


・・・うわーい(^^;
もう粗筋だけでゲット決定・・・いやー小説ってホント面白いもんですね(阿呆



そんなものと一緒に、「ARIA(4)」天野こずえ著 ブレイドコミックス)を入手。
知人の某氏に薦められて試しに読んだコミックですが・・・めちゃくちゃ面白いですよ、これは。
コミックの単行本を捲って、ストーリーじゃなくて絵に見惚れたって、随分久しぶりです。とにかく綺麗、凄く綺麗、さっさと買って読んでください。こんなに絵に嵌ったのって「やえかのカルテ」くらいまで戻るんじゃないか?
4巻は夏服に水着姿、サービスカットも増えて、ますますヒートアップですよ♪






2004/2/8

折角の休日なので、資料を探して右往左往。以前より詳細を知らなかった幾つかの海戦について、あちこちの文献を漁っていました。
今日の収穫は、「北硫黄島救出作戦」の詳細が判明したこと。そのうちに研究室に載せようと思っていた「日本魚雷艇戦記」に是非とも含めたいと考えていた作戦です。日米海軍間での水上艦艇同士の砲雷撃戦としては、恐らく一番最後のものではないかと思います。
父島を拠点としていた「第二魚雷艇隊」所属の魚雷艇と、小笠原諸島でピケット艦をやっていた駆逐艦の戦闘ですが、この海域では1944年頃から小規模な海戦が幾つか発生しています。そのほとんどが日本海軍通史に載っていないので、調べるのもなかなか大変であったり。

後は、海軍の工作関連をちょっとまとめようと、工作艦「明石」や「101工廠」の資料をちょこちょこと入手。裏方部隊ですが、なかなか興味深い事実も発見できました。「明石」の作業中の写真ってはじめてみたんですが(特型駆逐艦を横付けして修理中のもの)、こんな風に作業してたんですね。デリックがニョキニョキ伸びてて、本当に工場みたいでした。



Zidさんの出された「もう一つの陸軍兵器史」を読みました。
所謂「鹵獲兵器」と「同盟軍」の話な訳ですが、太平洋戦争の鹵獲兵器の扱いが詳細にまとめられています。ここまでまとめた書物は恐らく初めてであろうと思いますが、言うなれば変化球に近い知識の為、基本書籍との併用にて知識を深めることをお薦めする訳です。
何のサポート文献もいらずにほぼ全てを理解できた司書は、きっとZidさんの毒牙に汚染されておったのでしょう。何故、知識の再確認ということになっているのか・・・(笑)
あ、中国戦線の話は、初見が多かったですね。司書の知識の弱い部分なので、大変勉強になりました。







2004/2/7

えーと、しばらく日記を更新していなかったのには、やはりそれなりの理由があるわけでして、とりあえず
「Fate」に全力を投入していたのが、第一要因かと思われます。
現状進捗は、セイバーシナリオと凛シナリオが終戦し、いよいよ桜シナリオへ突入したところ。ここまでで既に30時間以上を投入しておりますな。本当に時間のかかること(苦笑)

評価としては、やはり面白いですな。本来であれば「ファントムブレイブ」と交互に進める予定だったのですが、そっちは今放置状態です。シナリオレベルはある程度以上のものであろうと安心していたのですが、予定通りのレベルで楽しく遊んでいます。今回は男キャラ(主にサーヴァント)が魅力的で、このテの熱血シナリオ好きな司書としては、ホクホクと進めているところ。
とりあえず、一通りクリアしたら、まとめて評価してみましょう。それまでは我慢我慢。



「プラネットガーディアン(4)」高坂みと著 ガンガンコミックス)が発売されていたので購入したところ、完結してました(笑)

ぶっちゃけた話、巻が進むたびに威力が落ちているように感じていたので、4巻くらいでコンパクトにまとめるのが妥当な気もするなーと思いつつ。
もともとハイテンションなギャグが売り物だっただけに、加速中は凄く面白かったのですが、こうストーリーに伸びがなくなってしまうと、ギャグは一気に減速してしまうな・・・と感じてちょっと悲しかったです。漫画の中でもとくにギャグは難しいと言われるのはこの辺なんでしょう。個人的にこの作品は大好きだったりするので、たまに読み返してみようなどと思ったり。



Q−X「ルファナ崩し」が設置されました。「こころナビ」ファンであれば、無抵抗で実施すべきかと思います。「アイノ崩し」や「凛子崩し」も激しく希望いたす所存。