2003/7/3
「Racing On」の特集が面白そうだったので、ちょっと調達してきました。
特集:世界のモータースポーツ 伝統と戦う日本人達という内容で、5〜6月の世界のレース特集。実は、モータースポーツの世界では、5、6月が一年で一番盛り上がるシーズンです。色々な著名レースが集まってるのは、実はこの時期なので。
ということで、ペラリとページを捲ると、いきなりフォーミュラニッポン第4戦の小暮卓史の大クラッシュが、見開きでドーンと掲載されていたりします。上空からの撮影かと思ったら、丁度クルクルと宙を舞っている決定的瞬間でして、裏返って激突したあと、2転3転・・・。このレースは深夜放送でやってまして司書も見ていたのですが、さすがに「うわっ」って感じのクラッシュでした。
これで無傷だっていうんだから、物凄い運だな・・・。
で、ページを捲ると、今度は焼け焦げたヘルメットが載っていたり。
渋谷のイメージフォーラムで現在上映されている「クラッシュ」の元ネタになった、太田哲也が事故の時に被っていたヘルです。バイザーは炭化してるし、マウスガードは高熱で炙られて気泡が浮いているという、なかなか凄まじい状況です。
大怪我にはなりましたが、これで生きているというのですから、レーサーというのは本当、運と体力がないとやれない仕事なんですね。
特集はインディ500とか、DTMとか、ル・マンとか。まあ、メジャーなレースが多いですが(DTMはそうでもないか。ドイツでやってるレースで、日本だとGT選手権みたいなものです)、その中で活躍している日本人の特集組んでました。
インディといえば、今年は高木虎之助が参戦して、かなりいいところまで頑張ったというのが、ちょっと話題になりましたが(確か総合7位だっけ?)、司書さんオーバル見たことないので、どんな迫力か知らなくて、ちょっと盛り上がれなかったり。今年のもてぎのレースには誘われたけど、行かなかったんですよね。今から考えるとちょっと惜しいことしたかも。
で、ついでに調達した「F1速報 ROUND.09 ヨーロピアンGP」は、久々のウィリアムズの1−2フィニッシュだったレースですね。実は司書さん、すっかり忘れてて、次の日のyahooのニュースで結果を発見して、がふぅ!って悲しんだりしたレースなのですが、それは置いといて。
シューマッハ兄弟のデッドヒートがなかなか面白かったレースみたいですが、接触もあったにせよ、シューが優勝できなかった辺り、後半戦のF1はなにやら一波乱ありそうな予感。見ている方としては、フェラーリ=シューマッハの天下が続くのは、なかなかつまらないので、この辺で勢力地図に変化があって欲しいものです。