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2004年10月10日号

風力発電を紹介

2004年10月12日 稲葉山に風力発電。小矢部七社から西の方を見る。

稲葉山風力発電設備について概要を書きます。市議会へ報告されたものです。
事業者は小矢部風力発電有限会社。発電した電力は北電へ売る。
発電出力1800Kw。風車3台、600Kw/台。稲葉山牧場に設置。
風車は直径44メートル。風車の中心までの高さが65メートル。ドイツ エネルコン社製
2004年9月中に据え付け工事を行い、11月いっぱいかけて試運転・点検をし、12月より本格運転開始の予定。


2004年10月21日、稲葉山山頂で撮影
 たまたま風力発電を設置したご本人(TOYAMAX株式会社 代表取締役 橋田洋氏・工学博士)に会い、いろいろと話を伺う。
 台風の翌日だったのでまずそのことが話題に。
 以下、その話を紹介する。

 風速80メートルに耐える。雷対策も万全とのこと。ドイツ製で、調整に5人のドイツ人技術者が1ヶ月間来ていた。
 15年で採算がとれる予定とのこと。
 風向きを検知して、コンピューターで自動的にその方向を向くことになる。風速25メートルで羽が風と平行になるように回転し、風圧を少なくしている。
 ギアを使わないので、油も少なくて済み、雷で火災になることも防いでいる。

 県内でもこれだけの風力発電は、ここだけしかないし、全国から学者、研究者が来ている。観光のメッカにもなる。

何枚か撮影してきた写真を紹介する。

西から撮影、夕日を浴びていた。山頂の基準点から見たもの。


同じ方向から見たが、アマチュア無線のレピーター付近から撮影。


東側から見た。丁度、牛が牧草をたべていた。


同じ方向から見たもの。夕焼けが見える。左の風車と真ん中の風車の丁度真ん中あたりに牛が1頭見えますか。逆光で暗い。ブラウン管の輝度を上げると、3頭が確認できる。


稲葉山ふれあい動物園の前から見た。この前で、橋田氏のお話を伺った。


昨日の台風の後なので、羽が風の方向と平行になっている。発電するときは、この羽が風を受けるように回転する。

この後は風力発電とは無関係。

2004年10月7日朝、小矢部市七社から東の空を見る。






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