アフマド語録


 南北エスタミル・タルミッタ周辺をクジャラートと呼びます。ローザリア・バファル・騎士団と並んで、マルディアスの治世を担う一大勢力です。そのクジャラートの最高権力者であるアフマドは、なにかと悪い噂が絶えない人物です。

 アフマド様は奴隷商人と結託して、エスタミル市中にハーレムを作っていたりします。正義のためか個人的な怨恨のためか、そのハーレムを探すためにお妃様が場末の酒場に捜査依頼を出し、あまり夫婦仲が良くないらしいことを世間に知らしめてしまったりしています。まあ夫婦ともにあんまり知性のある方々ではあられないと言えましょう(^^;

 そのためかどうか知りませんが、アフマド様は主人公たちに対して非常に気さくに、いろいろなことを語ってくださいます。この方のお話は、ゲーム中でも最も長い会話イベントです。特に、主人公のセリフが多く、きちんと会話として成立しているという点は、注目に値します。アフマド派(?)ならずとも、ぜひ一度は見ておきたいところです。

 以下に掲載するのは、主人公ジャミルで、ハーレムのイベントで「命だけは助ける」を選択した場合の、その後のアフマドとの会話イベントです。他の主人公や、ハーレムイベントを無視した場合は、少し内容が異なります。また、ハーレムでアフマドを殺してしまうと、このイベントは発生しません。

ママ(南エスタミル・パブ) あんたたち
しごとをやるきはないかい?
ちょっとやばいしごとだけど・・・・
ジャミル(選択肢) やめとく (終了)
なんでもやるぜ (次へ)
ママ ひだりのおきゃくさんと はなしてごらん
左の客(ブローカー) このはなし たいへんなおかたからの ごいらいだ
かくごしておけよ
アフマド わしは クジャラートの首長
アフマドだ
ジャミル しってますよ アフマドさん
アフマド げっ! お おまえ(たち)か・・・・
まあ よい
わしの たのみをきいてくれ!
じつは わしのかわいい娘が
さらわれたのだ
ジャミル あんたは 娘がいるのに あんなことをやってたの
アフマド いや それは・・ その・・・・
それと これとは
べつの もんだいだ
そんなに つっこむな!
こころあたりが おおすぎて
いったいだれが しんはんにんか
けんとうも つかんのだ!
エスタミル 盗賊ギルドの
しわざかもしれんし
タルミッタの はんたいはの
しわざかもしれんし・・・・・・
あれがいなくては
わしは 生きていけん・・・・
ほうびは はずむ
ジャミル それから ひつようけいひ もだ
アフマド くっ 足もとみおって
このこそどろが・・・・
ジャミル えっ なんかいったかい?
アフマド いや わかった
ジャミル まえきんでだぞ
アフマド ・・・・わかった
なんでもしよう たのんだぞ!

 これが、一連の四天王イベントの出発点となります。アフマドの娘は、タルミッタの城主・ハルーンによって水竜に捧げられ、それを救うために、主人公は過酷な運命に巻き込まれていくのです。

 娘を水竜から取り返すと、エンディングにこの娘とアフマドが登場します。まるで本物の親子のように、たわけた会話をしていますが、実はこの娘、アフマドの愛人のひとりであるようです。仕事の仲介をしている酒場のブローカーによると、アフマドに娘はいないとのことです(^^;

 アフマドの愛人を救うために、ガラハドを殺害された方も多いのでは?(笑)


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