2006年2月24日(金)「しんぶん赤旗」

春闘 全国で総行動

大阪51カ所集会やデモ
 全国各地で賃上げや改憲反対などを掲げた春闘地域総行動に呼応して、大阪労連の「2・23地域総行動」が二十三日実施され、府内五十一地域で集会やデモ、自治体要請行動をくり広げました。
 大阪市中央区では、「二〇〇六年みどうすじ総行動」の一環として労組・民主団体などが朝から大阪府と大阪医療センターに要請。それぞれ府民に犠牲を強いる「大阪府行財政計画(案)」の撤回、一方的に切り下げられた賃金をもとに戻すこと―を求めました。
 昼には「上町・谷町総行動」の集会を銅座公園で開催。中央区労連の橋口紀塩議長が「大企業はぼろもうけしているのに労働者の賃金は低いまま。今年は連合も賃上げを要求しています。みんなで大いに春闘を盛り上げましょう」とあいさつしました。参加者は大阪市内をデモ行進しました。
 参加した全国信用金庫信用組合労働組合連合会の田畑俊郎書記長は「今年は今までがまんしていた賃上げをぜひ実現して、パート・賃金労働者の底上げを重点的にがんばりたい」と話します。
 浦野弘さん(58)は「総行動はみんなで行動できるのがいいところです。みんなでたたかっていきたい」と語りました。


2006年2月24日(金)「しんぶん赤旗」

共産党の値打ち語ろう
労働者後援会が拡大幹事会


 全国労働者日本共産党後援会は二十二日、東京都内で拡大幹事会を開いて〇六年度の取り組み方針を決めました。
 あいさつした西川征矢代表委員は「構造改革」路線への批判など小泉内閣にたいする国民意識の劇的な変化にふれ、「これを日本共産党への支持に結びつけることが日本の将来にとって決定的意義を持つ。来年の国政・地方選をめざし、後援会の拡大・強化にとりくもう」とのべました。
 今年度方針では、(1)党を語る力を身に付け、労働者・国民の苦難と要求にこたえる活動の先頭にたつ(2)日常的な宣伝・学習・交流会やニュース発行にとりくむ(3)全国の職場・単位後援会の確立や強化に役割を果たす(4)〇三年総選挙時比130%をめざす「しんぶん赤旗」読者拡大に協力する―を確認しました。
 「タクシーの規制緩和を一貫して批判してきた党の値打ちが光っている。中間選挙でも訴えて当選に貢献した」(自交労働者後援会)「労働組合の強化にとっても、後援会ニュース配布など日常的な活動が力になった」(教職員後援会)などの経験が交流されました。
 日本共産党から、国民運動委員会の水戸正男副責任者・労働局次長があいさつしました。


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