書籍紹介   







































興味ある本を見つけました。











































興味ある本を見つけました。





原発に関する、興味深い本を発見、入手したので、紹介します。



著者は、『自動車絶望工場』(トヨタ自動車に期間工として働いた経験を書いた本)の 鎌田慧さん



初版は2001年(福島原発事故のずーっと前)でも、内容は、今 なお新しい!

クリーンエネルギーとの宣伝や、酒と金と招待旅行、宴会で 地域の人々や顔役を取込んで、

漁業組合の団結を潰していく。

札束で、過疎の地域の人たちを従わせてきた様子が よく分かる。

さらに、現場労働者の、被曝による病気(肺ガン、リンパ腺ガン、急性単球白血病、急性骨髄性白血病、膵臓ガン、等々)で死んでいった原発下請け労働者たち、

労災認定されたのは、ごく僅かだった・・・・・










































『オスプレイと日米安保』
いつ墜落してもおかしくないオスプレイ ==> アメリカでは『未亡人製造機』と呼ばれている。
安保条約がある限り、使用を断れない日本政府。
安保条約は、一方の国が、『もう止める』と言えばなくなる条約です。







今、国会で、密かに進められている、『秘密保全法』
ますます、国民の知る権利が奪われていく!
その行き着く先は ==> 過去には 戦争 があった。

著者は、トヨタ系の労働裁判で弁護士をして頂いている 中谷雄二さん。









大阪の橋本市長とその「維新の会」の本質をついた本を見つけました。




著者の言葉による、この本の内容<抜粋>を紹介します。

2011年11月の大阪市長選・府知事選に大勝して以後、橋下徹大阪市長を代表とする「大阪維新の会」―以下、「維新の会」―は、国政進出に向けた取り組みを強めてきました。「維新八策」というマニフェストの原案を公表したり、次の衆議院選挙に候補者を200人立てるとして「維新政治塾」を開いたり、また「大阪都」構想や道州制などをめぐり中央政界への働きかけも繰り返しています。そのような動きにマスコミもとびついて報道を過熱させ、国民の中には「維新の会」の国政進出に一定の期待も生まれています。
 しかし、私は、橋下氏らが実行しようとしている政治の方向には大きな問題があると見ています。

【1】大阪府知事としての橋下氏の「実績」は、前知事の太田房江府政以上にひどいもの。大阪府の「財政を黒字にした」という数少ない自慢話も、中身は、
@市民の福祉予算を削る福祉のリストラ  と、
A国からの補助金が増えたことによるもの
で、これといった独白の工夫や努力の結果ではありません。

【2】大阪市職員と大阪市民の「思想調査」のた業務命令アンケートは、世論の批判によって中止となり、データは「廃棄」(2012年4月6日)されましたが、命令を下した張本人=橋下市長は、未だに職員や市民への謝罪をせず、自らの責任には頬被り。
更に、アンケート実施直前に、タイミングよく「維新の会」の杉村市議が当局に持ち込んだ「大阪市交通局リスト」――「交通局と組合が組織ぐるみで市長選に関与していたことを裏付ける」ものだとされた――が程造だったと発覚(2月26日)した時に、杉村議員のかばい立てには力をつくすが、自分の責任には一切ふれない。自己保身を最優先している。

【3】大阪府知事時代の福祉リストラの推進にあたって、
住民サービスは府の役割ではない、それは「市町村にやっていただく」。
  ⇒ 市長になったら、「市政改革プラン」に代表される住民サービスのリストラ推進作業。
口でいうことと、実際にやることがまったく一致していない。
そして、それはおそらく最初から自覚的に行われている。
これはもうウソつきといわれて仕方がない。
一貫しているのは、住民サービスをリストラしていく姿勢です。

【4】こんな人物が、「徒党を組んで」国政に進出することに、強い懸念。
喜んでよいようなことでは到底なく、わずかな期待さえできない。
「それでも橋下『維新の会』なら、ともかく今の政治を、何か違った方向に動かしてくれるのではないか」――民主党、自民党という二大政党の体たらくを前に、そういう気持ちが生まれてくる――そういいたくなる生活の大変さがあるのも事実です。
しかし、日本の政治と社会をこれ以上ひどいものにしないために、しっかり現実を見つめておく必要がある。「元気がいい」「勢いがある」と、民主党や自民党よりもさらにひどい政治ではたまりません。傷が深くなってからでは手遅れです。だから、橋下「維新の会」は日本の政治をどうに変えたいのか、その政治の中身を、事前に確かめましょう。

【5】もちろん私は、人の命を大切にする政治や、お互いを思いやり支えあおうとする社会、人間らしい労働と企業の健全な成長をめざす経済。こうした日本にどうすれば近づいていくことができるのか、真剣に考えねばならない。

【6】この本では、橋下「維新の会」の「実績」と政策を検証し、
あわせて橋下「維新の会」には任せることのできない、
希望のもてる日本社会づくりの展望を探ってみたい。

話の流れは次のようです。
(1)大阪で橋下府知事がやってきたこと。
(2)大阪で橋下市長と「維新の会」がやっていること。
(3)そもそもこの国の政治のゆきづまりの内容は?
(4)何を転換せねばならないのか?
(5)「維新八策」で日本はどうなる?
(6)誰が橋下「維新の会」を支えているのか?
(7)そして日本社会をどうしていくか?

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