『トヨタ・デンソー 過労うつ病裁判を支援する会』ニュース No.7 ( 2008年4月10日発行)



いよいよ証人尋問はじまる。
今後は再び法廷に戻り、証人尋問が行われます。多数の方の傍聴をお願いします。

裁判の現状をお知らせします。
○ 4月25日(金)1時〜5時、名古屋地裁、11階 1103法廷、
    証人: 原告Kさん、トヨタの上司、デンソーの上司 の計3人
○ 5月12日(月)1時〜5時、名古屋地裁、11階 1103法廷、
    証人: トヨタの上司1名、デンソーの上司2名、デンソーの同僚1名         の計4人
   3月27日は最後の弁論準備手続きでした。原告のKさんが今後の裁判内容の理解を助けるために、主に技術的なカタカナ用語を中心に約1時間業務内容を説明しました。
 いつもと違い今回はトヨタ、デンソー側は弁護士以外に5人程度の技術スタッフも参加して、原告Kさんの説明に対して若干の質疑応答が行われました。
  また裁判官からどういうことが証人尋問のポイントになるのか、知りたいと思っているかのが提示されました。
   「支援する会」関係者は約20人の傍聴者でした。次回からは再び法廷に戻り、裁判のクライマックスである証人尋問が行われます。証人と弁護士との具体的なやり取りが法廷でなされます。

当面の日程
・4月25日(金)1時〜5時、名古屋地裁、11階1103法廷、証人尋問(原告Kさん含む)
・5月12日(月)1時〜5時、名古屋地裁、11階1103法廷 証人尋問
・7月28日(月)3時〜、 名古屋地裁、 11階1103法廷、結審
・年内判決予定

事案の概要:デンソーの従業員であるKさんはトヨタ自動車へ出向した後にうつ病を発症し休職しました。いったん回復し、デンソーに復職しましたが、デンソーとトヨタ自動車の共同プロジェクトの中で、うつ病を再発。現在も療養中です。刈谷労基署に労災申請しましたが却下される。Kさんは現在デンソー、トヨタ自動車の業務が原因でうつ病になり、休職を余儀なくされたことに対して損害賠償を請求する裁判をおこなっています。

事務局からのお知らせ
「支援する会」の口座を開設しました。会費・カンパは振り込むこともできます。先の岡信とUFJ、ゆうちょ(郵便局)にも開設しました。
(No.6と同じです。)


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