『トヨタ・デンソー 過労うつ病裁判を支援する会』準備会ニュース No.2 (7月15日発行)



裁判の傍聴に参加しましょう。
今回は裁判官が質問します。
2007年7月26日(木) 午後4:00〜
名古屋地裁 4階 402号

今回は裁判官が、原告・被告双方に 事実確認と裁判の進め方について質問します。
今までの5回の口頭弁論は、裁判官と双方の弁護士との文書のやり取りが中心で、実 際の法廷では「口頭」での論戦はほとんどなく、文書のやり取りの確認が主でした。 そのため傍聴者の方には何が争点で、どの段階に裁判はあるのか、わかりにくかった と思います。そこで毎回の裁判後、交流会も兼ねて弁護士さんにわかりやすく説明し て頂いてきました。
今回は「弁論準備手続」という段階で、裁判官が、既に提出された書面の主張内容の不明点について、原告・被告双方に 詳細確認し、今後の裁判の進め方を協議するということになります。ですから部屋も法廷から大きな会議室に変更になっています。具体的なやり取りが聞かれると思いますので、是非沢山の方の参加で会場をうずめましょう。
用語解説:弁論準備手続
法廷ではなく普通の部屋で、争点を整理したり今後の進め方を協議したり、事実上話 し合いで解決する考えがあるのか確認するために開かれることもあります。

[その他の予定]
○ 7月17日(火):ソフトバンク損害賠償・小出裁判控訴審、13時00分、名古屋高裁
○ 7月20日(金):ドラックスギヤマ・杉山裁判結審、    11時00分、名古屋地裁1103法廷
○ 7月27日(金):トヨタ自動車・内野裁判結審、      13時30分、名古屋地裁大法廷
○?8月25日(土):愛知健康センター総会、         13時00分、労働会館2階会議室
○ 9月 7日(金):マツヤデンキ・小池裁判証人尋問、 10時〜17時、名古屋地裁1103法廷

事案の概要:デンソーの従業員であるKさんはトヨタ自動車へ出向した後にうつ病を発症し休職しました。いったん回復し、デンソーに復職しましたが、デンソーとトヨタ自動車の共同プロジェクトの中で、うつ病を再発。現在も療養中です。刈谷労基署に労災申請しましたが却下される。Kさんは現在デンソー、トヨタ自動車の業務が原因でうつ病になり、休職を余儀なくされたことに対して損害賠償を請求する裁判をおこなっています。



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