●井上メルマガ('13/6/28)   最後の国会終了にあたって

  井上さとしです。

 26日に2期目の任期中最後の国会が閉会しました。1期目に続き、病気で国会を休むことは1日もありませんでした。12年間、元気に頑張ることができたのは、皆さんのご支援のおかげです。心からお礼を申し上げます。

 この12年間のうち、9年間は参院国会対策委員長を務めてきました。その間、衆参とも多数を占めた政権のもとでの強行採決の連続もあれば、「ねじれ」のもとで与党だけの強行が不可能になった時もあり、政権交代も2度ありました。

 「ねじれ」は、慎重審議の条件を作り出す一方、野党第一党による党利党略的抵抗や三党合意による議論なしの強行など、様々な事態を作り出しました。その多くがこれまでに例のないことであり、国会での対応には難しい判断が求められたことも沢山ありました。

 また、この期間は、「二大政党制」や「第三局」がもてはやされ、選挙では厳しい結果が続きました。国会での活動も、二大政党や第三局以外はマスコミがほとんど報道しないという状況もあり、悔しい思いもしました。

 しかし、これらの流れが日本の政治のもつ深刻な矛盾をなんら解決しないものであることは民主党政権の破たんに続き、第三局の自民党補完勢力化によって浮き彫りになりました。いまや「自共対決」が浮き彫りになる中での参院選挙を迎えようとしています。

 この9年間、残念ながらわが党の参院の議席は一桁となり、議運理事会の割り当てがなく、議員団の活動には大きな制約が課せられました。その中で、少数会派の発言権の拡大を一つ一つ切り開くことが私の大きな仕事でした。

 だからこそ、今度の選挙で大きな議員団を作りたいというのは、国対委員長9年間の私の心からの思いです。そのためには自分自身が3期目の当選をはたし、比例の5議席の絶対確保と共に選挙区でも勝利を実現したい。

 最後の議員団総会では、「必ず大きな議席になって戻ってくる」と決意表明しました。(HPで動画公開中)日本共産党の躍進にどうか皆さんのお力をお貸しください。

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