●井上メルマガ('08/9/2) 賞味期限切れ
井上さとしです。
いや〜驚きましたね。福田総理の突然の政権投げ出し。一年前の安倍総理のときのことを思い出しましたが、まさに政権末期、統治能力が失われていること
を示しました。
自民党政治はすでに賞味期限切れになっていましたが、この間、総理を変えたり、改造したりでいろいろと目先を変えて延命してきました。食料品でいえばシールを張り替えるようなやり方です。
今回は、サミットに続いて内閣改造をして支持率アップをねらったのに、内閣支持率が引き続き低迷していることから、万策尽きて行き詰まった結果といえるでしょう。その結果、内閣改造をして「体制を一新した」といいながら、一度も国会を迎えないままに一ヶ月で総辞職という異常な形となりました。
食品でいえば、有権者は、封をあけて賞味する前に、シールは張り替えられても中身は賞味期限切れであることを見破ったということです。目先を変えてみても一ヶ月ももたない――そこまで自民党政治のゆきづまりが誰に眼にも明らかになっています。こうなれば、単に包装を変えるだけでは駄目です。政治の「中身を変える」ことこそが必要です。そのために全力をあげます。
さて、日曜日の集会で、政府の経済対策に定額減税が盛り込まれ税制改正法案が通常国会の提出になるために、解散は一月の可能性が強まったというマスコミ報道をそのまま紹介してしまいました。しかし、突然の辞任により、自民党総裁選挙を行ってマスコミの注目を集め、そのまま新総理で解散という流れが強くなってきました。
まさに「政治の世界は一寸先は闇」です。反省しきりです。
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