●井上メルマガ('08/6/23)   通常国会を振り返る

  井上哲士です。

    昨年の参院選挙後、9月10日に召集された本格的臨時国会が2度の延長で越年したため、休みなしに通常国会に突入。結局9ヶ月間、国会は開きっぱなし。実に長い国会でした。途中、安倍前総理の突然の辞任や民主の審議拒否による国会空転の時期はありましたが、やはり開会中は緊張が解けません。

    先週金曜日で事実上の最終日となり、ゆっくりしたいところでしたが、金曜日の夜は学費問題、土曜日は地球温暖化問題でそれぞれシンポジウムがあり、日曜は終日街宣、今日は、BSテレビの政党討論会の収録と続いたため、その準備に追われました。やっと、今夜は、少しゆっくりしているところです。

    さて、通常国会を振り返ると、質問回数は14回で、これまでの7年間でもっとも少ない回数でした。民主党の審議拒否で予算委員会が2週間も空転したこと、外交防衛委員会での宮崎・山田洋行元専務の証人喚問を全会一致で決めながら、テレビ撮影に反対して与党が欠席したことによって不正常となり、その後、委員会が開かれなかったこと、通常国会の大幅延長が無かったことなどがその理由です。

    しかし、「思いやり予算」の日米特別協定という条約関連案件を憲政史上初めて否決したこと、衆院ではできなかった宮崎氏の証人喚問を行ったことは重要でした。また、米軍基地内のレジャー用レンタカーまで高速道路料金を日本が肩代わりしていることや米兵の受刑者が刑務所内でシャワーから食事まで特別扱いをうけていること、米兵私有車が日米間の合意も無視して車庫証明なしで自動車登録している問題など、アメリカ言いなりの実態を追及した質問はマスコミから注目を受けました。

    沖縄タイムスや琉球新報で一面を飾ったり、週刊誌での特集、FM番組への生出演、テレビ取材などが続きました。特に、米軍の準機関紙「星条旗」でも2回にわたり大きな記事が掲載されたのは異例のこと。この問題は、さらに追及を続けますので、乞うご期待、です。

    当選以来初めて厚生労働委員会で質問したのも特筆すべきこと。これまで予算委員会で福祉や労働問題を取り上げたことはありますが、後期高齢者医療制度廃止法案の審議で小池議員が答弁者となったため、差し替えで2回の質問に立ちました。この時の、入院中に75歳の誕生日を迎えるとその月は医療費の請求が2倍になるという、年齢で区切る制度の矛盾をただした質問も「朝ズバ!」で取り上げられました。

   ただし、少し残念だったのが、テレビ質問に一度も立てなかったこと。予算委の外交防衛集中審議が例年と違いテレビが入らず、通例はテレビが入る証人喚問も与党が反対したためNHKが中継を控えことで、若干あてがはずれました。

   特筆すべきは、各地で活発な党を語る集いや演説会が開かれたことや地方選挙での躍進が相次いだこと。11府県26自治体で演説会や選挙応援に入りました。う〜ん、よく働いた。

   8月末から予想される臨時国会に向け、少し体と心も休めつつ、国会報告や各界との懇談、調査活動などに駆け巡ります。よろしく!


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