●井上メルマガ('07/6/30) 徹夜国会の最中です
井上さとしです。
現在、夜中の2時過ぎ。昨日の14時から始まった本会議は、休憩を挟んで断続的に行われ、零時前の延会手続きを経て、今は4回目の休憩の最中です。2時半に再開され、どうやら終了は明け方の4時前になりそうです。
与党は、一昨日に強行採決した社会保険庁解体法案の採決・成立とともに、天下り自由化法案についても委員会採決を省略して「中間報告」に付することにより本会議での採決・成立をごり押ししてきました。
これに対し、参院では厚労大臣の問責決議案、総理大臣問責決議案、厚労委員長解任決議案が、衆院では内閣不信任案が次々と提出され、その採決が優先されるために悪法の採決は深夜までずれ込みました。
一連の問責決議は与党が数を頼んで否決し、さらに先ほど、社会保険庁解体法案は与党の賛成多数で可決・成立しました。残念です。残る議題は、天下り自化法案だけで、再開されれば、内閣委員長の報告があり、討論・採決が行われます。
零時をすぎるとさすがに眠たくなってきて、眠気を覚ます意味でも時々大声で野次をとばすことが必用です。しかし、こんな時間に200人もの人間が大声を出している空間が日本中どこにあるでしょうか……。
与党は議席の多数で内閣問責決議も否決しました。しかし、国会の外では数の横暴は通用しません。国民多数の声は「安倍内閣ノー」です。改めて今度の参議院選挙で、国民による内閣不信任を突きつけなくてはなりません。そのためには確かな野党、日本共産党の躍進が必要です。
明朝は、仮眠したあと新潟に向かい、昼過ぎに志位委員長とともに街頭演説会、午後から長岡市で演説会、夜は金沢で市田書記局長とともに演説会です。今日の怒りを伝え、力の限り訴えぬきます。
それにしても、休憩してると眠くなります。そろそろ本会議再開のベルがなりそうです。
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