●井上メルマガ('07/5/23)  子どもと向き合う時間

  井上さとしです。

    昨日は教育3法案のテレビ入り質疑があり、15分間の質問に立ちました。ご覧いただいたでしょうか?

    私は、教育予算の拡充、とりわけ少人数学級の実現を迫ったのですが、注目すべきは、与党も含めて各党が教育予算の増額や教員の定数増を求めたこと。そして、総理も文科大臣も「教員が子どもと向き合う時間が足りない」と繰り返し認めたことです。

    昨年の教育基本法改悪の議論の最中に、文科省が行なった教員の勤務実態調査の中間報告に基づいて小林議員が質問し、教員の多忙化の解消を求めた際には、文科大臣は「子供と向き合っている時間は、私はかなりあるんだと思うんですよ」と答弁していましたから、大きな変化です。

    少人数学級についても、私の質問に対し、総理は国の責任で行なうことに背を向けましたが、文科大臣は、「将来は」としつつも、「三十五人に引き下げていく方向で努力したい」と答弁したことは一般マスコミも注目して報道していました。

    この間の運動や対話の中で、教員の皆さんの多忙化の実態や教育条件のひどさへの認識が広がったことが、マスコミ報道や与党、政府もこの問題を無視できなくしてきたのです。明日も教育3法の質問で、来週は参考人とあわせて3回の質疑になりそうですが、こうした変化を確信に悪法ストップにがんばりぬきます。

     さて今日の午前中の本会議では、イラク派兵の特措法を2年延長する法案の趣旨説明質疑が行なわれ、米軍再編の特措法は採決が行なわれました。その中で、面白かったのは民主党議員の質問のこの下り。

   ――小泉前総理は、当時、イラクでの非戦闘地域の定義を聞かれ、「自衛隊が派遣されている場所が非戦闘地域だ」という、ひどい答弁を行なった。これは「私が横断歩道を渡っている時が青信号だ」と、言うのとおんなじではないですか!

    議場内は爆笑。答弁のためにひな壇に並んでいる塩崎官房長官もたまらず笑い出しました。すこし面白い答弁をするかな、と思っていましたが、そっけない答弁でした。誰が聞いても道理がないことでも、アメリカのためにひたすら押し通す……。そんな姿が浮き彫りになった1日でした。



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