●井上メルマガ('07/3/18)  茂木・御代田町長と

  井上さとしです。

    長野県議選挙の佐久・選挙区で立候補する藤岡義英さんの「励ます集い」に十八日、参加した際、「日本共産党員町長誕生」と全国を励ました、茂木・御代田町長にお会いしました。

    東日本では最もゆがんだ同和行政が行なわれていた同町。担当課長が自殺するなど、その弊害は頂点に達し、町民の中から「同和行政をただせるのは、日本共産党町議の茂木しかいない」という声が湧き上がる中、告示直前に立候補表明した茂木さんでした。本人の予想をも大きく上回る支持のうねりがおき、現職を1000票も上回っての劇的勝利となりました。

    「ご苦労様ですね」と挨拶すると、「いや〜、町議の時やっていた日刊紙のポスト下ろしや配達・集金が無くなり、体は楽ですよ。ワッハッハ」と豪快な返事。町民の皆さんも、解同の脅しがあってもびくともしないだろうと信頼を寄せられたのがよく分かります。開会中の町議会では、野党議員から厳しい質問攻めにあっているようでしたが、多数の町民の支持を受けていることへの自信を感じられました。

    「集い」でのご挨拶も素晴しいものでした。茂木町長は、部落解放同盟との厳しい対決を覚悟していたのですが、茂木町長が誕生すると部落解放同盟の方から、町が支出していたお金、2000万円余りを返還してきたとのこと。さらに、来年度予算は前町長が編成したものですが、茂木町長は「同和関連予算は執行しない」と宣言されており、これで約500万円の財源ができるそうです。さらに町長の給与も30%カット。これらの財源は国保料や保育料の引き下げに使いたいとのべられました。やっぱり町長が代われば、予算の使い方が随分変わるものだと実感しました。

    今週は参院の予算審議は大詰め。与党は23日にも採決・成立を狙っています。衆院では改憲手続き法制定のため公聴会が与党の横暴で22日に設定されています。そして、22日は各地の知事選挙の告示日。いよいよ、2大選挙の決戦がはじまります。がんばります。



◆e-mail address: ご意見・コメントは下をクリックして下さい
『スパーク』へ意見・コメントを送る