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2004年11月30日(木) 「しんぶん赤旗」
トヨタの杜会的責任間う
愛知・刈谷労働者らがシンポ
トヨタ自動車の社会的責任を問う第21回トヨタシンポジウムが28日、愛知県刈谷市内で開かれました。同社で働く労働者や地域住民が主催しました。
愛労連の見崎徳弘議長、同西三河ブロック協議会の福慶秀仁議長があいさつしました。
愛知労働問題研究所の伊藤欽次副所長が基調報告し、「同社の最大の懸念は国内販売の不振と、北米への輸出に依存している現状」と説明。「コスト削減・品質向上を求め、労働者や下講け企業への締めつけをいっそう強めようとしています。トヨタに社会的な責任を求める運動を、いまこそ大きく広げるとき」と述べました。
討論では、遇労死した元社員の遺族や、職揚で活動している人たちが次々に発言。同社の本社がある豊田市の大村義則市議(日本共産党)は「トヨタは空前の利益をあげているのに、地元の中小零細企業の七割が赤字」と報告しました。
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