vCardの仕様

vCardファイルを読み込みメールアドレスと名前を取り出し送信先アイテムを作成します。
vCardはメールファイルと同様にフォルダにコピーし、そのフォルダをプロジェクトの名簿に設定します。
プロジェクトフォルダには複数のvCardファイルやメールファイルが混在することが可能です。

複数のアイテムを含む場合は、送信先が複数読み込まれます。
複数のアイテムを含むファイルと単一アイテムのファイルは読み込んでからの操作が一部異なります。
メールアドレスを含むファイルのみ読み込まれます。
ファイルの拡張子がVCFのファイルをvCardファイルとしてみ読み込みます。

vCardの操作

読み込み
メールファイルと同様に、ファイルを解析してメールアドレスが検出できたアイテムを送信名簿のアイテムとして読み込みます。
メールファイルは１ファイルにつき最大１件のアイテムを作成しますが、vCardファイルの場合は１ファイルにつき複数のアイテムが作成される場合があります。

変更
名前とメールアドレスは変更可能です。
アンドゥ機能はありません。

削除
単一アイテムのvCardはファイルをごみ箱に移動します。
後でごみ箱から戻すことができます。
複数アイテムのvCardは削除したアイテムのメールアドレスをクリアして元のvCardファイルへ書き戻します。
送信名簿からアイテムからは削除されますが、vCard上にはメールアドレスが指定されていないアイテムが残っています。
アンドゥ機能はありません。

コピー＆ペースト


単一アイテム	vCardファイルとしてクリップボードにコピーします。 フォルダを指定した送信名簿上にペーストした場合はvCardファイルをフォルダにコピーし、アイテムを追加します。 CSVファイル上にペーストした場合はCSVファイルのアイテムに変換して追加します。
複数アイテム	追加アイテムとしてクリップボードにコピーします。 フォルダを指定した送信名簿上にペーストした場合はメールファイルに変換して、アイテムを追加します。 CSVファイル上にペーストした場合はCSVファイルのアイテムに変換して追加します。


ドラッグ＆ドロップ
このソフトの外部にあるvCardファイルをドラッグします。
vCardファイルを、フォルダを指定したプロジェクトの送信名簿上にドロップできます。
ドロップされたvCardファイルを送信名簿に読み込みます。
CSVファイルのプロジェクトや不送信リストにはドロップできません。

追加
vCardフォーマットでのアイテム追加はサポートしていません。

アドレス帳を外部メモリにvCardフォーマットで保存できる携帯機種のアドレス帳はそのまま送信名簿にできます。
手順１：携帯電話のアドレス帳保存機能で外部メモリ（SDカード、MemoryStickなど）に保存します。
手順２：外部メモリをPCに接続（通常はUSB経由のカードアダプタ）します。
手順３：PCにフォルダを作成し、その中にvCardフォーマットのアドレス帳をコピーします。
　　　　　外部メモリのフォルダ構成は機種によって異なりますが、ファイルの拡張子はVCFです。
手順４：メニュー->ファイル->フォルダを指定してプロジェクト作成で手順３で作成したフォルダを指定します。
手順５：これで携帯電話のアドレス帳が送信名簿に登録できました。
携帯電話のメール作成時に便利なべた送信機能、携帯電話の受信イメージが見られる携帯プレビュー機能があります。