BMW R1150Rのすべて
総合インプレッション(納車後4か月間の印象をバイク雑誌風にレポートしてみました)
長 所 |
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短 所 |
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足着性 | バリオス2でもCB400でも、またがってから両足のかかとがべったり着いていたが、ロードスターでは少しかかとが浮く。私より大分若いクラブのWさんは、私と同じくらいの身長(172センチ)だがべったりと着くので、私の足が標準より短いということのようだ。 |
取り回し | 乾燥重量167キロであったCB400に比べれば、218キロのロードスターはやはり重たい。しかし、低重心のため扱いやすく、舗装路での取り回しはCB400よりほんの少し大変という程度。だが、一度砂利道に停めて、バックで動かそうとしたところビクともしなくてあせったことがある。センタースタンドも普段は軽く上がるが、荷物を入れたパニアケースを付けているときにはやや気合いがいる。いずれにしても、普段から腕立て伏せなどして体力を鍛えておく必要性を感じている。 |
タンデム | 乗ってくれる人がいない(女房や娘に何度か声をかけたが、はなから拒絶されている)ため試していないが、リアシートは厚いし、両サイドのパニアケースの固定装置にグリップが付いているので、タンデムは快適ではないかと思われる。インテグラルABSやテレレバーなどの働きもあって、ブレーキをかけたときの衝撃も少ないのではないか。 |
積載性 | 本来、荷物の積載はパニアケースの装着を前提に考えられているようで、このバイク自体の積載性能は低い。CB400ではシート下に車検証等の書類はもちろん、レインウエア上下も入れられたが、ロードスターのシート下には書類ひとつ入れられない。ただ、パニアケースの固定装置の出っ張り等を利用して、リアシートにネットで荷物をくくりつけることはできる。 |
装備 | タコメーターや時計(アナログ式)、燃料警告灯は付いているが、燃料計は付いていない。国産と反対に右側にだが、ヘルメットのホルダーも付いていて、装備上、特に不足するものはない。 |
燃費 | CB400ではリッター20キロ以上は走っていたが、ロードスターでは慣らし運転中が平均17キロ、通常運転中の現在は14キロと、燃費はあまり良くない。バイク雑誌の情報や、ネットで知り合った同じロードスター乗りの方々によれば、大体20キロ近くは走っているようなので、バイクの個体差か、私の運転下手によるものと思われる。 |
メンテ性 | 自分で行っているメンテナンスはせいぜい空気圧チェックとオイルの補充くらいなので詳しいことは分からないが、草津でのエンジントラブルの時にクラブの仲間がスパークプラグを簡単に取り外したり、納車の時にくれたテクニカルブックにリアホイールの取り外し方まで説明してあったところをみると、ユーザーメンテナンス性はかなり良いようだ。しかし納車の際の店長の、特にインテグラルABSの付いたブレーキシステムに係る作業は必ず正規ディーラーで行うようにとの話もあり、臆病な私としてはブレーキシステム以外も含め、自分であれこれいじる気はあまりしない。 |