盗難防止装置
○国産バイク時代はレッドバロンの盗難保険に入り、その時くれるチェーンを付けて盗難に備えていたが、外国製バイクはさらに狙われるといい、ディーラーの薦めもあったので、盗難防止のアラームも取り付けた。デイトナのマジックアラーム5という製品で、バイクのシート下に本体を装着し、リモコンで機能のオン・オフや各種調整を行う。オンのとき、衝撃を感知すると、アラームが鳴り響いて警告し、同時にイモビライザーがエンジンを始動させなくする。
○盗難防止にはまことに効果的なのだが、種々面倒くさい面もある。まず、私が居ないとき何度か誤作動を起こし、「近所迷惑」と、女房に抗議された。これは、感度が高すぎて、家の前を大型車が通ったときにその振動を感知していたようで、感度を下げることで解決した。また、機能を解除しないでうっかりバイクに触るとアラームが鳴るので、自分でビックリするときが結構ある。アラームが鳴らず、イモビライザーだけを働かせるようにもできるのだが、これはこれでやっかいで、オフにしないままエンジンを始動させようとして全然かからず、慌てたことが何度もある。リモコンでオンにしていなくとも、エンジンキーを外して5分後に自動的にオンになる機能があるのが、このやっかいさに拍車をかけている。
○いま一番心配しているのが、ツーリング先などでリモコンを紛失した時のこと。エンジンキーのスペアーは財布の中に持っているが、リモコンは一つしかない。機能をオフにできなければイモビライザーのためにエンジンが絶対にかからないわけで、リモコンがなければアウトだ。
(写真はリモコン。赤でオン、黄色でオフにする。押す回数で種々の機能設定ができる)
盗難防止装置の修理
○上述のような、この装置を付けていたためにエンジンを始動できなくなるという懸念が現実のものとなったのが、10月、ツーリング先の草津で起こった。突然エンジンがかからなくなり、携帯電話で横浜のディーラーと連絡を取り合って大騒ぎした結果、ディーラーでこの装置を取り付ける際、無理な配線をしていたため突然ハーネスが断線し、ガソリンを送り込まなくなっていたためと判明。メカに強いクラブの仲間が電話で方法を聞きながら修理してくださり、やっとエンジンがかかった。ディーラーは平謝りで、次の週、徹底修理をしてもらった。