充電器
○クラブの定例ツーリングの日。張り切って身支度し、家の前の道路にバイクを出して、さあ出発とセルを回すが、プルプルというばかりで全然エンジンがかからない。直感でバッテリー上がりと分かる。いろんな用事が重なって、先月のクラブのツーリングも含め、この1ヶ月ばかり全くバイクに乗っていなかった。新品のバッテリーなのだから、1ヶ月くらい使ってなくとも大丈夫のはずなのに・・・CB400のときはこれ以上の間使ってなくとも大丈夫だったのに・・・などとぼやくが、どうしょうもない。
○家から少し行ったところに下り坂があるので、押しがけしようかとも考えたが、うまく行かなかったらアウトだし、車のバッテリーにつないでかけるのはやったこともなく面倒くさい。結局、ツーリングに参加するのはあきらめて、こういう時に備えて予めオプションで付けてもらっていた電源ソケットから充電するため、ディーラーの店が開くのを待って専用の充電器を買ってくることにする。
○電話で在庫を確認してから、ディーラーにクルマで買いに行く。店員から使い方(と言っても簡単だが)など教えてもらう。携帯電話の充電池などと違い、車やバイクのバッテリーは完全放電させてはいけないとのこと。少し減ったら充電するということをやってもかまわないらしい。
○家に帰って早速充電開始(右の写真)。本来はひと晩くらい要するらしいが、そんなに待てないので3時間くらい充電したところでエンジンをかけてみたところ、ニュートラルランプがまばゆいくらいに光って、明らかにバッテリーが回復したことが分かる。もちろん一発でエンジンが始動。すぐに身支度し、渋滞している午後の市内を久しぶりに走る。BMWバイクのこの充電システムは全く素晴らしい。これで冬場のバッテリー上がりの不安ともおさらばだと思うと、うれしくなった。