バイク道楽日誌 No.53

2003年4月13日(日)    「日本平ツーリング」


(シーズン到来)
 3月から再開されたクラブのツーリング。3月は伊豆の河津桜見物であったが、当日は午後から用事があったため、朝、集合場所の西湘バイパス国府津PAまで新車のお披露目を兼ねて出かけ、箱根で1人だけUターンしてきた。
 以来、今日まで、一人で少しずつ走ってきたが、週末のたびに野暮用が入ったりしたため、2月下旬納車のCSはまだオドメーターが500キロほどにしか達していない。
 陽気も良いし、東北に長らく単身赴任していてこのたび横浜に帰任となったマッチ一本さんや、約半年ぶりに参加の漫画家Sさんなど、久しぶりの面々もいて、にぎやかで楽しいツーリングになりそうだ。


(三保の松原)
 箱根新道経由、国道1号線をひたすら南下し、沼津の先、道の駅「富士」で休憩。CSに乗って初めての箱根越えであったが、CSは意外とワインディングが軽快。3速くらいにしておくと、アクセルワーク一つでどんどん坂を登るし、車体が重くないので、力まずとも良く曲がる。箱根を下りた後も渋滞はなく、直線で広い道路は快適そのもの。
 三保の松原は5年ぶりであったが、心なしか、前回の時よりも松林がきれいで、羽衣伝説の松も立派に見えた。昼食は松林入口近くの食堂で、名物の桜エビのかき揚げ丼を摂る。

 

(久能山東照宮)
 
 三保の松原から久能山までは日本平パークウエイを通ってすぐ。久能山の駐車場にオートバイを停めて、ロープウエーで東照宮へ。ロープウエーからは緑の間に見える太平洋の眺望が美しい。約5分で東照宮に到着。ここは、徳川家康が没後、日光に移されるまで葬られていた神社である。日光よりはかなり小規模であるが、建物の雰囲気等は日光によく似ている。
 
 

(ヘルメットの不具合)
 既に5年以上使っているショウエイのヘルメット「Jフォース」のバイザーを留めるホックが緩んでいたのか、日本平からの帰途、走行中、突然バイザーが脱落しそうになったため、あわてて停車。バイザーを外したまま、また走り始めたが、顔面にもろに風が当たり、目も開けていられない状態となる。仕方ないので、次の休憩時に仲間にガムテープを借りてバイザーをメットに固定。何とも不格好な走行となった。
(教訓:増し締めはオートバイ本体だけでなく、ヘルメット等、小物にも行っておくべし)


 
(東名バトル)
 沼津インター手前で一応解散、自由走行となる。約半数が東名高速道路に乗る。私も東名組となったが、まだ慣らし運転中のため、100キロくらいしか出さない。
 ブラックバードやハヤブサ等、クラブのリッターバイク組にあっという間に追い超される。感心したのは、そのリッターバイク組を、シグマさんのW650が健気にもほぼぴったりと追走していたこと。後でシグマさんのホームページを見ていたら、バトル組は、時速ぬおわキロも出していたらしい。
 私のCSは、そのずっと後方を、改造ハーレーのSさんや、午前中、一般道でエンストした会長のホーネットと、抜きつ抜かれつしながら、横浜に向かったのであった。

【総走行距離】    322Km