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二人分の息遣いしか聞こえないような静寂の部屋の中に、まるで 暗闇の中にとり残された子猫のようなか細い声が響いた。 今夜だけでも数えきれないほど身体を重ねた。きっとまだ続くだろう。 でも今はさすがに身体に力が入らなくてベッドに深く沈みこむ。 あたしはなぜ拒まないのだろう……。 拒めばこの人はきっとやめてくれる。それだけ優しい人だから…。 でもあたしは別に嫌なわけじゃない。 それに…… 窓から入った一筋の風が靡かせた金色の髪。 「オレをもっと呼んで。リナの声がもっと聞きたい。聞かせてくれよ。」 そう言って、揺れていたあなたの碧い瞳。 見とれるほど綺麗であたしをひきつける、それらをもっと見たかった。 もっと、ずっと近くで…… 普段、あたしは自分で幸せだと思っているからそんな事考えた事もない。 永遠なんて信じてない。未来はすぐに変わるから。 でもそんな瞳を見てると、見つめられるとこう思う。 ―――このまま時が止まればいいのに――― これだけ身体を重ねても『今』を重ねるだけ怖くなっていく。 時々は言って欲しい時もある、いつかは冷めてしまいそうな贅沢なセリフ。 そんなんじゃなくて。 あたし達の『心』を繋ぐ、そんな永遠が欲しい……。 ――FIN―― 作者様からのコメント:
今回はなんかいつもと感じが違うモノを書いてみました・・・。ある歌を少し(?)変えて書いた物です。リナなんかリナじゃないような性格してますけど、 少し大人になったらこんな風になるんじゃないかな・・・と・・・。 いきなり問題! 『この小説で使った歌のもとネタはなんでしょう。』 答えわかった人(解ると思いたい)にはいらないかもしれない ガウリイヴァージョンをプレゼント♪(いらなかったら返却可) 峰龍 紅でした♪ |