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昨日、会社の休暇を取り、のんびり休んだ。……まぁ、実際にはいろいろと家の仕事がある訳で、一日中休めた訳ではないのだが。で、手が空いて駄文を書いていた時のこと。 普段はとても遅筆な私であるが、その日はかなり進んだ。「おぉっ!いつもこんな感じだったらいいのにっ!」と思うくらいの快進撃であった。そしてほとんど最後のシーンを書いているとき、ふと心配になり、手が止まった。 何が心配かというと、パソコンが固まる事である。私のパソコンはシステムが不安定らしく、画面が固まる事もしばしばであった。とすると、今書いてある駄文も保存する事が出来ないままパソコン本体の電源を落とさなくては行けない訳で、もしそんなことになったら目も当てられない。実際、メールの返事(やたらと長かったりする)を書いている途中にフリーズしたこともあり、あの時は非常に悲しかった覚えがある。 そうだ、これはいけない。パソコンが固まったら大変だから、ある程度進めるたびに保存をしなくては、と私は思った。……後で想像するに、これはある意味私の第六感が働いたというべきだったのだろう。ただ、それが己にとって都合の良い事か悪い事かは別として、であるが…………。 そして私はマウスをドラッグしてメモ帳のメニューから「ファイル」「上書き保存」を選択した。これでいつ止まっても大丈夫、一安心!……の筈だったのだ。少なくとも私はそう信じていたのだ。 私は再び続きを打とうとした。が、入力されない。良く見ると、ウィンドウにカーソルが出ていない。しかし、ウィンドウはアクティブのままのようである。私はマウスを動かした。画面上では何も動かない。マウスカーソルの姿が見当たらない……またもやフリーズだ!! 「ふっ、危なかった……」私は大きく息をついた。まさに間一髪。保存を掛けるのがもう少し遅ければ、少なくとも数十行分のデータが消えていた事になるのだから。 私はリセットボタンを押した。ピポっ!という音と共に、黒い画面に白い文字が表示されて行く。システムが立ち上がっていく。約1分待った後、WindowsがスタンバイOKになった。そして、つい先程まで編集していたファイルを開く。……と、小さなウィンドウが現れた。「このアプリケーションは不正な動作を行われました」 ……は……? 小さなウィンドウのボタンを押すと、起動しかかっていたメモ帳はそのまま落ちてしまった。何も考えずに、もう1度ファイルを開く。再び現れる小さなウィンドウ。そしてメモ帳は落ちる。……私は何度も何度もファイルを開こうとし、その度に我がパソコンは無情な返事を返すだけだった……。 ……と、いう事は、……ファイル本体が、壊れた……!? そう思った瞬間、私の頭は何も考えられなくなってしまった。詳しく測ったわけではないので定かではないが、少なくとも1〜2分は硬直していたのではないかと思う。少なくとも私自身にとってはかなりの間、動けずにいたのだ。 そして私はそのまま、パソコンの電源を落とし、自分の部屋へ戻り、ベッドに横になった。一眠りすれば元に戻るかもしれないと思っていたあたり、相当パニック状態だったと思われる。……が、当然の事ながら、そんな事をしてもファイルが復活する訳でもなかった……。 その後再びパソコンの前に向かうまでに1時間を要した。……やはり開かない(涙)。ただし、捨てる神あれば拾う神あり、タイトルを決める前に別名で保存してあったファイルを発見した。中身は、壊れたファイルの半分程度しか話が進んでいなかったが、全くの完全喪失は免れたわけである。 教訓。ファイルセーブはこまめに。そして別名のバックアップファイルも取っておくべきである……。 |