|
お盆に、高校時代の友人達と半年ぶりに会った。大学院に通っている者もいれば、私と同様に就職している者もいる。そんな友人達のうち2人で食事をした。 昔話に花が咲き、みんな結構変わってしまったという話題になっていった。しかし、皆大人になり美人にはなったが、性格は全く変わらないねと大笑いしたものである。そんなときである。 「○○(←私の名が入る)、全然変わらないよねぇ」デザートのアイスクリームを食べながら、岡山在住の友人が言った。……まぁ、確かに私は高校時代から髪型も変えず、今でもたいした化粧をするわけではないので、変わっていないと言えば変わっていないのかもしれない。 しかし、友人は更に追撃をかけてきた。「○○、高校時代から顔が全然変わってないんだもん。老けてたよねぇ、今の年齢くらいに見えたもん」 がーーーーーーーーん。 「あ、大人っぽっかったってことよ?」あわててフォローしようとする声など信じられるものではない。 「だってうちの親とかもよく言ってたもん。大人っぽい人だって」 ここで断っておきたいのだが、私は決して美人タイプの顔ではない。かといってかわいい系でもない。しいて言うなら、ダサダサの田舎娘といったところだろう。そんな女が「大人っぽい」外見だと言われても、そこに「綺麗」の意味は出てくる筈がない。つまり、私は純粋に「老けて」いたのだ。 確かに小学校からの卒業アルバムを並べてみればよくわかったのだが、本当に私は顔の変化がなかった。髪型を変えなかったということもあるのだろうが、見事なまでに同じ顔が並んでいるのである。たとえ身長が十数cm延びようと、体重が○Kg増えようと、私の顔には成長のあとが見られなかったのである……。 そういえば、と私は過去言われた台詞を思い出す。あれは小学校3年生の頃。黒っぽい服装に身を固めていた私に、親がよく行っていた酒屋のおばさんが「あら、大人っぽいわねぇ。大学生に見えるわよ♪」と言ったのだ。あの時は、「おばさんったらおおげさな〜。子供相手にお世辞言わないでよ(笑)」と思っていたのだが、……ひょっとしたら、背は低くとも十分大学生で通用するような面構えだったのかもしれない。 ショックを受ける私を慰めるかのように、友人が言う。「あ、でも今は年齢相応に見えるし。きっとこれからも変わらないだろうから、若く見られるようになるよ♪」……誉めているように聞こえないこの言葉、果たして信じていいものかどうか…………。 |