E233系(通勤型)

0番台
運転路線 中央線・青梅線・五日市線・富士急行線
運転区間 東京〜高尾・青梅・奥多摩・大月・河口湖
運転種別 快速・中央特快・青梅特快・各駅停車・通勤快速・
通勤特快・ホリデー快速
所属基地 豊田車両センター(八トタ)
 2006年の暮れ、201系がバンバン走っていた中央線にも新車が登場し
ました。それがE233系です。外観は基本的にはE531系を踏襲していま
すが、ドアの形に大きな違いがあります。内装もJRの通勤型電車では
初めて塗装されるなど、初代「走ルンです」の209系と比べるとかなり明
るい車内に。また、機器の二重化でハード面でも大きく進化しています。
2008年初頭には201系をほとんど置き換え、新たな中央線快速の主力
としてすっかり定着しています。
0番台
運転路線 青梅線・五日市線
運転区間 立川〜青梅・奥多摩・武蔵五日市
運転種別 各駅停車
所属基地 豊田車両センター(八トタ)
 中央線へのE233系の大量投入と時を同じくして、青梅線にもE233系
が投入されています。先代の201系の外観は中央線快速の車両との違
いが多く見られ、「青梅・五日市線スペシャル」のような雰囲気も漂わせ
ていましたが…。このE233系は中央線快速の車両とほとんど同じ。違う
のは編成の組み方と編成番号ぐらいです(^^;
 前述のように編成の組み方が違うので中央線快速に乗り入れることは
できず、主に立川や昭島などの住宅地の中や奥多摩の山の中などを
走っています。
1000番台
運転路線 京浜東北線・根岸線
運転区間 大宮〜大船
運転種別 各駅停車・快速
所属基地 浦和電車区(宮ウラ)
 中央線の次にE233系が投入された京浜東北線。209系が大活躍して
いましたが、そろそろ寿命が来つつありました。そこで登場したE233系
1000番台ですが、従来車との大きな違いは顔にあります。帯の塗り分け
が逆になっています。また、209系の大多数に連結されていた6ドアの連
結は見送られています。2007年の登場以来着々と増備が続けられ、現
在では京浜東北線から209系を完全に追い出しています。
 写真はちょっと意地悪して、試運転の模様を貼ります。
2000番台
運転路線 常磐線・東京メトロ千代田線
運転区間 取手・我孫子・綾瀬〜代々木上原
運転種別 各駅停車
所属基地 松戸車両センター(東マト)
 E233系通勤型の第三の進出線区は常磐緩行線で、203系や207系の
置き換えを目的に2009年秋に登場しました。東京メトロ千代田線にも乗
り入れるので、当然ながら幅狭仕様。なので他線区のE233系とはやや
雰囲気が異なり、千代田線内で顔を合わせる小田急の4000形にも似た
感じでしょうか。
 現在は常磐緩行線のJR車の大半がこの車両になっている…と思い
ます。
5000番台
運転路線 京葉線・内房線・外房線・東金線
運転区間 東京〜蘇我・上総湊・上総一ノ宮・勝浦・成東
運転種別 各駅停車・快速・通勤快速
所属基地 京葉車両センター(千ケヨ)
 ここ最近、車種統一の動きが進んでいる首都圏のJR線。201系に205
系に209系、さらには連接車体のE331系と、様々な車種が活躍してい
た京葉線にもその流れが来たようで…。2010年にE233系5000番台が登
場し、数年したら京葉線で活躍する車両のほとんどはE233系に統一さ
れる予定になっていて、現在では分割編成も登場しています。
 ちなみに写真は営業運転を開始してからそんなに経ってない頃に撮
影したんですが、思ったよりE233系が多く来てちょっと驚いた。運用の
回りもあるでしょうが、JR東日本の置き換えのペースは相変わらずすご
いと思いました。


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