E2系

0番台 「あさま」
 1998年に開催された長野冬季五輪に備え、その前年に開業した長野新幹
線。その長野新幹線用と、200系の置き換え用として登場したのがE2系で
す。大きく分けて東北新幹線用のJ編成、そして今回紹介する長野新幹線
用のN編成に区分されます。N編成は軽井沢以西での周波数変更に対応
しているのが大きな特徴です。ちなみに、登場当初は上越新幹線でも運用
されていましたが、現在は長野新幹線専属になっています。
0番台 「はやて」「やまびこ」「なすの」
 E2系の0番台には、元々東北新幹線に配属されたJ編成も存在します。
こちらは分割併合に対応しているため、当初からE3系「こまち」とタッグを組
む運用を担っています。登場してからしばらくは長野新幹線用と同じ赤帯で
「やまびこ」の速達列車に活躍していました。そんな彼らですが、2002年の
東北新幹線の八戸延伸開業と同時に帯をピンクに変更し、「はやて」仕様に
なりました。また、登場当初は8両編成でしたが、八戸延伸開業により1000
番台を2両増結して10両編成で活躍しています。
1000番台 「はやて」「やまびこ」「なすの」
 東北新幹線の八戸延伸開業に伴い、E2系にマイナーチェンジ車が登場
することになりました。そのマイナーチェンジ車が1000番台です。0番台と
違って側窓が2列に1枚になった他、セミアクティブサクペンションを採用し
ているため乗り心地が向上しています。そのため、「はやて」などで北へ旅
する時に1000番台があたるとちょっと得した気分になります。


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