205系(JR東日本所属車)
0番台 生え抜き車 | ||
運転路線 | 横浜線・根岸線 | |
運転区間 | 八王子〜東神奈川・桜木町・磯子・大船 | |
運転種別 | 各駅停車・快速 | |
所属基地 | 鎌倉車両センター(横クラ) | |
横浜線に205系が登場したのは比較的早めで、1988年9月のことでし た。翌年の2月には同線の103系を全て置き換え、山手線に続いてオー ル205系化を達成しました。その後1994年には2号車に6ドア車が連結 されるようになり、現在でも全車が活躍中。横浜線内の運用の他にも、 根岸線に乗り入れて桜木町や磯子まで顔を出す運用にも入っていま す。 写真は前面幕が幕式だった時代のもの。現在は全車がLEDに変更 されています。 |
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0番台 元山手線車 | ||
運転路線 | 横浜線・根岸線 | |
運転区間 | 八王子〜東神奈川・桜木町・磯子・大船 | |
運転種別 | 各駅停車・快速 | |
所属基地 | 鎌倉車両センター(横クラ) | |
2002年頃から山手線を追われた205系が各線へ散らばっていきまし たが、実はこんな所にも転出しています。それが横浜線で活躍している H27編成です。従来車との見分け方のポイントはドア窓で、小さければ 元山手線というわけです。勿論6ドア車も山手線から持ってきたもので すが、考えてみれば、元山手線の6ドア車のうち埼京線以外に渡った車 両って、このH27編成に連結されている6ドア車だけのような…。 |
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0番台 元武蔵野線車 | ||
運転路線 | 横浜線・根岸線 | |
運転区間 | 八王子〜東神奈川・桜木町・磯子・大船 | |
運転種別 | 各駅停車・快速 | |
所属基地 | 鎌倉車両センター(横クラ) | |
さて、横浜線にはH27編成以上に変わり種の編成が存在しています。 それがH28編成です。元々は山手線で活躍していましたが、他車と同 じくE231系に追われて転属。京葉線でケヨ23を名乗りましたが、2年ほ どで8両化されて武蔵野線に転属。M66編成を名乗るようになります。 しかしこちらでの活躍も長くは続かず、2008年に横浜線に転属。まさに 流浪の人生を歩んでいます。ちなみに、武蔵野線から持ってきたので 6ドア車は当然連結されておらず。横浜線の編成で唯一6ドア車の連結 がなく、現在の職場でも異彩を放っています。 |
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0番台 | ||
運転路線 | 南武線 | |
運転区間 | 立川〜川崎 | |
運転種別 | 各駅停車・快速 | |
所属基地 | 中原電車区(横ナハ) | |
一日中混んでる印象がある(特に川崎行きの武蔵小杉から先)南武 線。その主力を担っているのが205系です。1989年の登場で、101系や 103系の在来車を置き換えましたが、オール205系化はされませんでし た。その後山手線を追われた車両が転属し、細々と残っていた103系を 置き換えて現在に至ってます。また、山手線からの転属車の中には 中間車を先頭車に改造した独特の顔つきの車両も存在します。 |
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0番台 | ||
運転路線 | 埼京線・川越線・りんかい線 | |
運転区間 | 新木場・新宿〜大宮・川越 | |
運転種別 | 各駅停車・快速・通勤快速 | |
所属基地 | 川越車両センター(宮ハエ) | |
埼京線も205系が主力で、乗り入れてくるりんかい線の車両以外は 205系の天下となっています。登場は1989年で、その後埼京線の恵比 寿延伸に伴い、当時209系の増備で京浜東北線を追い出されていた 205系を仲間に加えます。さらには2002年に大崎延伸&りんかい線との 直通運転開始。この頃からE231系に置き換えられていた元山手線の 6ドア車がズビズバ入ってきました。それと同時に方向幕のLED化が 進行して現在に至っています。ただ、近々置き換えられるとの噂もある とかないとか…。 |
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0番台 生え抜き車 | ||
運転路線 | 京葉線・内房線・外房線 | |
運転区間 | 東京〜蘇我・上総一ノ宮・上総湊 | |
運転種別 | 各駅停車・快速・通勤快速 | |
所属基地 | 京葉車両センター(千ケヨ) | |
某ネズミーランドをはじめ、沿線にレジャースポットやアミューズメント を多く抱える京葉線。その全通時から活躍しているのが205系です。京 葉線に投入された車両の最大の特徴は顔。見ての通り今までの205系 とは全く違った顔つきで、一部では「メルヘン顔」と呼ばれていると か…。やはり某ネズミーランドへのアクセス路線だから…でしょうか。 なお、2010年からE233系への置き換えがかなりのスピードで進行し、 現在ではかなり数が少なくなっています。 |
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0番台 元山手線車 | ||
運転路線 | 京葉線・内房線・外房線 | |
運転区間 | 東京〜蘇我・上総一ノ宮・上総湊 | |
運転種別 | 各駅停車・快速・通勤快速 | |
所属基地 | 京葉車両センター(千ケヨ) | |
205系といえば1段窓のイメージもあると思いますが、ごくごく初期の 車両は2段窓でした。当初は山手線をぐるぐる回ってましたが、2002年 に後継車のE231系が登場。後に生まれた車両たちがどんどん山手線 を去る中、この2段窓車は最後まで山手線に残り、2005年4月のさよな ら運転も担当しました。現在は京葉線に移って活躍しています。 また、京葉線には1段窓+普通の顔の205系もごく少数ながら存在し ています。 |
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500番台 | ||
運転路線 | 相模線・横浜線 | |
運転区間 | 茅ヶ崎〜橋本・八王子 | |
運転種別 | 各駅停車 | |
所属基地 | 国府津車両センター(横コツ) | |
相模線が電化されたのは1991年と、つい最近のことです。その時に 投入されたのが205系500番台です。前面形状や半自動扱いを可能と しているなど、従来の205系とは変更点が見られます。また、登場当初 からスカートをはいていることも特筆されます。 現在も相模線をホームグラウンドとして活躍。朝夕には横浜線に乗り 入れて八王子にも顔を出します。 |
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0番台 生え抜き車 | ||
運転路線 | 武蔵野線・京葉線・中央線 | |
運転区間 | 府中本町〜南船橋・東京・海浜幕張 八王子〜大宮 南船橋〜大宮 |
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運転種別 | 各駅停車・快速電車・快速「むさしの」「しもうさ」 | |
所属基地 | 京葉車両センター(千ケヨ) | |
1991年、武蔵野線にも205系が登場しました。基本的な性能はこれま での車両とほぼ同じですが、顔は京葉線の車両と似た感じに。ただ、顔 が銀色になってるといった相違点が見られます。ほとんどの車両はス カートの取り付けが行われましたが、武蔵野線でこの顔立ちをしている 車両だけは登場時から一貫してスカートをはいていないのが最大の特 徴でもあります。 こちらはわずか数編成のみの少数派に留まり、結局在来車の置き換 えはそれから10年あまり後、山手線から205系が大量転入してくるのを 待つことになります。 |
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5000番台 | ||
運転路線 | 武蔵野線・京葉線・中央線 | |
運転区間 | 府中本町〜南船橋・東京・海浜幕張 八王子〜大宮 南船橋〜大宮 |
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運転種別 | 各駅停車・快速電車・快速「むさしの」「しもうさ」 | |
所属基地 | 京葉車両センター(千ケヨ) | |
一見するといつもの205系。だけど乗ってみると何かが違う………そ れが205系5000番台です。この車両で「何かが違う」のは足回り。何と VVVFインバータ制御に改造されています。したがって、E231系とかで お馴染みの音で走ります。ほとんどの編成が例によって山手線から大 量転入してきた車両で構成されてますが、最初に登場した2編成は元 総武線となっています。 武蔵野線に先に登場したメルヘン顔は京葉線から転入してくる209系 500番台に置き換えられることが決まっていますが、こちらは足回りが 新しいことが幸いして、これからも武蔵野線の主力として活躍が期待で きそうです。 |
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元M66編成(転属) | ||
運転路線 | 武蔵野線・京葉線 | |
運転区間 | 府中本町〜南船橋・東京・海浜幕張 | |
運転種別 | 各駅停車・快速 | |
所属基地 | 京葉車両センター(千ケヨ) | |
現在は横浜線で活躍している元M66編成。写真は武蔵野線を走って いた頃の姿です。ぱっと見では他の205系と何ら変わりませんが、大き な違いは足回り。武蔵野線でこの顔の車両はVVVFインバータに改造 されてますが、この編成だけその改造がされてません。そのため、珍車 として地味に注目を集めました。 |
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1000番台 | ||
運転路線 | 南武線(支線) | |
運転区間 | 尻手〜浜川崎 | |
運転種別 | 各駅停車 | |
所属基地 | 中原電車区(横ナハ) | |
仙石線や八高線など、今では色々な路線で見られる205系を先頭車 化改造した「顔」ですが、その顔が最初に見られるようになったのは南 武支線です。細々と余生を送っていた101系の置き換えを目的に2002 年に登場し、翌年には3編成出揃いました。ちなみに1000番台を名乗っ ているようですが………あれ?1000番台って確か阪和線の方にも…。 |
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元山手線 ロングシート車 | ||
運転路線 | 仙石線 | |
運転区間 | あおば通〜石巻 | |
運転種別 | 各駅停車・快速 | |
所属基地 | 宮城野電車区 | |
元山手線の205系はこんな所にも渡っています。2002年、仙石線にも 205系が登場しました。土地柄ということなのか、トイレの設置やドアの 半自動化が行われています。ただ、車内は山手線時代と同じくロング シートのままです。 基本的には普通電車用ですが、快速に充当されることもあります。 |
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元山手線 2WAYシート車 | ||
運転路線 | 仙石線 | |
運転区間 | あおば通〜石巻 | |
運転種別 | 各駅停車・快速 | |
所属基地 | 宮城野電車区 | |
仙石線は通勤輸送の他、松島への鉄路での観光輸送という一面も 持っています。それを考慮して登場したのが2WAYシート搭載車。最 大の特徴は石巻寄り先頭車に近鉄のLCカーと同じ要領の座席が搭載 されてるということです。1両ごとに変えている帯の色も目を引きます。 快速用……のはずですが、小鶴新田や東塩釜止まりの各駅停車の運 用にもザラに入ります。 |
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3000番台 | ||
運転路線 | 八高線・川越線 | |
運転区間 | 八王子・高麗川〜川越 | |
運転種別 | 各駅停車 | |
所属基地 | 川越車両センター(宮ハエ) | |
八高線・川越線ではウグイスの103系が活躍していましたが、老朽化 により故障が頻発していました。そんなわけで置き換え用に山手線から 205系が転入。同線の103系や209系に倣って3000番台を名乗ることに なりました。また、半自動ドアになっていて、個人的にはこの車両のドア チャイムが結構お気に入りだったりします(^^;;; |
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1100番台 | ||
運転路線 | 鶴見線 | |
運転区間 | 鶴見〜扇町・海芝浦・大川 | |
運転種別 | 各駅停車 | |
所属基地 | 中原電車区(横ナハ) | |
京浜工業地帯の足といえば鶴見線。カナリア色の103系に代わって 現在は205系の天下になっています。鶴見線の205系は2004年に登 場。帯色は103系時代からのカナリアを引き継いでますが、青が追加さ れています。海が近くにあるからでしょうか(^^; |