583系（ＪＲ東日本所属車）

国鉄色
　昼は座席車、夜は寝台車―――そんな２つの顔を持った車両として有名
なのが583系。1968年、あの「ヨン・サン・トオ」のダイヤ改正でデビューし、
東北本線の「はくつる」や山陽本線の「つばめ」など、花形路線で大活躍し
ました。しかし新幹線が開通すると活躍の場が狭められ、また構造上使い
勝手が悪かったので、次第に姿を消していき、国鉄末期には近郊型車両
に改造された車両も存在。現在ＪＲ東日本には仙台と秋田に６両１編成ず
つ残っていて、東北地方を拠点にリバイバル特急や臨時列車などで活
躍。また、仙台の車両は夏には485系の代走として「あいづライナー」の運
用に入る機会が多いようです。

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