201系
活躍している路線　　　　中央快速線、中央東線、青梅線、五日市線、八高線、京葉線、大阪 　　　　　　　　　　　　　　　　環状線、関西線など
昔活躍していた路線　　中央総武緩行線、東海道山陽緩行線、武蔵野線
電気子チョッパ制御を搭載した201系は1979年、中央線に｢省エネ電車｣と銘打って登場。その 後中央総武緩行線や東海道山陽緩行線に進出したが、制御装置が高価という理由で増備は打 ち切られた。ＪＲ化後もしばらくは大きな動きは無かったが、2000年に中央総武緩行線にＥ231系 が登場。同線の201系は京葉線や青梅線、五日市線などに転属した。東海道山陽緩行線では20 05年12月に321系が登場。201系はその置き換え対象になり、大阪環状線や大和路線に転属し た。首都圏では2006年12月、201系の代名詞といえる中央線にＥ233系が登場し、置き換えが始 まっている。
ＪＲ東日本
中央線の201系は1979年に登場。ＪＲ化後にス カートの取り付けや電光式表示機の取り付けな どを経て現在の顔になった。写真は10両固定の Ｔ17編成。中央線の201系はＥ233系の登場で近 いうちに全車消滅する。 　豊田電車区 　　　　　東京駅　　　　2007年1月20日撮影	こちらは中央特快で活躍する姿。中央特快の ＨＭは国鉄末期に一旦消えた後、ＪＲ化後の198 7年5月に復活した。写真はＨ24編成。Ｈ編成の 最大の特徴は、分割併合が可能なこと。なので、 ホリデー快速には必ず使用され、八高線や富士 急行線にも乗り入れるなど、Ｔ編成より行動範囲 が広い。 　豊田電車区 　　　　　東京駅　　　　2007年1月20日撮影
こちらは青梅、五日市線の201系で2001年、中 央総武緩行線からの転属で登場。ＪＲマークの横 にステッカーを貼って中央線の車両と区別を図っ ているが、これもＥ233系の置き換え対象になる。 　豊田電車区 　　　　　立川駅　　　　2005年11月5日撮影	2001年に登場した京葉線の201系も中央総武 緩行線からの転属車。塗装は首都圏では初のス カイブルーで、幕は写真では白幕ですが、なぜか 現在では黒幕になっている。京葉線の201系も近 々消滅するとの噂なので、撮影はお早めに！ 　京葉車両センター 　　　　　東京駅　　　　　2005年1月9日撮影
こちらは2001年に登場したジョイフルトレインの ｢四季彩｣。通勤型電車から改造したジョイフルト レインはこれが初めてで、車内も奥多摩の自然 が堪能できるように一部の座席が展望用に改造 された。登場当初は車両ごとに全体の色が違っ ていたが、2005年にリニューアルされ、白を基調 としたものに塗色を変更した。現在は主に青梅 線の青梅〜奥多摩間の運用に就いている他、 秋の観光シーズンには写真のように南武線に入 し、中央東線にもたまに姿を見せる。 　三鷹電車区 　　　　　立川駅　　　　2005年11月5日撮影
ＪＲ西日本
東海道山陽緩行線の201系は1982年に登場。 　同線の201系は多数派で、ＪＲ化後も殆ど変化 もなく活躍してきた。2004年からＮ30化が始まっ たが、2005年12月に321系が登場。同線の201系 はＮ30化されて大阪環状線や大和路線に移っ た。2006年12月に定期運用からは撤退。現在は 予備車として残存している。 　明石電車区 　　　　　大阪駅　　　2006年8月5日撮影	こちらは2004年に登場した東海道山陽緩行線 のＮ30化改造車。基本的なリニューアルは103系 とほぼ同じだったが、2005年12月、同線に321系 が登場。やはり未更新車と同様に置き換えられ、 翌年6月に同線からは撤退。同線で走った年数 は僅か2年程だ。 　明石電車区 　　　　　須磨駅　　　2005年12月30日撮影
こちらは2005年12月に登場した大阪環状線の 201系。東海道山陽緩行線から転属してきた車 両だが、全車Ｎ30化済である。その後も大阪環 状線の103系を置き換えていったが、同線では6 Ｍ2Ｔでの走行が困難だったことから、転配計画 が変更になり、翌年12月からは大和路線への転 属が始まった。 　森ノ宮電車区 　　　　大阪駅　　　　2006年8月6日撮影	こちらはなぜかスカイブルーのまま環状線をぐる ぐる回っている201系。ウグイスの103系と共に同 線に異彩を放っていたが、最近左写真のようにオ レンジに塗色が変更された編成も存在し、これも 近々塗装変更される可能性が高い。 　森ノ宮電車区 　　　　大阪駅　　　　　2006年8月6日撮影
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