嵐ちゃん祭りレポート
2000年4月16日
JACK & Shunya サポート出演


SPLSHのLIVEから2週間後、私はSPLASHではないJACKとShunyaに会った。
そこは横浜・関内のライブハウスCLUB 24 YOKOHAMA。

こじんまりとした会場の中は、スタンディングの人達で熱気に満ち溢れていた。
今日は横浜銀蠅の"嵐ちゃん祭り"。
そのサポートに二人が出演するというので、少し不安に(何故?笑)なりながらやってきた。

普段の二人は銀蠅のイメージとは程遠いと思っていたのに、わたしの目に飛び込んできたのは、光る黒のジャケットを着たShunyaそして 革パンツに 黒のコート・サングラスで決めているJACKだった。さすがにリーゼントはしてなくて、ホッと安心したけど、(リーゼントを見てみたかったかも(^^;)いやまさか サポートでリーゼントはないですね・・・(^^;)
二人ともロッカーって感じで、かなりカッコイイぞ!思わずため息が出てしまう・・。

そう初めて横浜銀蠅のライブに足を運んだ。もちろん、横浜銀蠅はよく知ってるいるけれど、おそらくこの二人が 出演しなければ、一生見ることもなく味わうこともなかった、生のロックンロールLIVEに・・。
もちろん二人を見る為だから、嵐さんが話してるのをよそに、後ろにいるShunyaに手を振ってみたり、 JACKに熱い視線(笑)を送ってみたり・・。
横浜銀蠅のファンからは、とんでもない奴〜って思われたでしょうか? いや、しかし、そんな事は最初だけで、その後どっぷりと銀蠅ロックにはまり楽しんでしまったのですが・・。

私が立っていたのは、ステージ向かって左側の真ん中あたり。
実は会場に入ってから、はたと困ってしまった。さて、どの位置 が一番よく見えるのだろう?それより二人の立ち位置はどこ?キーボードの位置はすぐにわかったけど、JACKがどちら側に 立つのかわからない・・立つ場所によっては、全く姿が見えなくなってしまう・・でも、悩んでいたら、どんどん人が入ってくるし、 ちょっとこの濃い銀蠅ファンの人たちを押しのけて前にすすむ勇気もなく(意外に小心者・・)、ここでいいっ!!と決め、左側に・・。
なんと、勘が当たったのか、JACKは左側・・SPLASHでは、いつも右側だから、ちょっと新鮮な感じ。 それに、いつものブルーのギターではなかったのだ。ネックの先がない、変わった黒いギター・・でも、だから余計に渋くて かっこいい!!

しかし、前に人がいる為、ほとんど上半身しか見えないのだ・・
(あーこういう時に厚底ブーツをはいてきたらいいのね?←って・・そもそも持ってるんかい?(笑))
Shunyaはライトの具合で、すごく見えづらい・・それからというもの、つま先だってみたり、飛び上がったり、人と人との隙間から のぞくようにみたり・・とはっきり言ってかなり大変だった。ただでさえ、この歳でスタンディングは辛いぞ〜と思っているのに、 この状態で最後までわたしはもつのだろうか??
なんて不安をよそに、あまりに楽しくて、あっと言う間にライブタイムは過ぎていくのです(爆)

LIVE内容はというと、銀蠅のLIVEはTAKUさんと翔さんが登場した後半がメインで、前半は前座のブラックサタンと嵐さんメインのコーナー、そしてゲストコーナーで 構成されていました。
嵐さんのMCが結構面白くて、へ〜!?嵐さんってこんなに楽しい人なんだぁ・・ってびっくりしてしまいました。が・・・嵐さんの軽快なMC &しゃれたツッコミにステージ後ろの方で、声をたてて大笑いしている人がひ・と・り・・。
そう、ステージ上でえらいウケまくっていたのは、我らがShunyaでした(笑)。確かに面白いけど、 ステージ上でそんなに笑ってどうする?(^^;)結構内輪ウケ?なんて思いながら、ウケにウケまくっているしゅんちゃんを見て、こっちまで楽しくなるのであった。

それにひきかえ、JACKはあくまでもハードに決めているようで・・ふふ、それもかっちょよかったのですが・・。
嵐さんの歌う〔♪男の勲章♪〕は知っていたので、嬉しくて一緒に歌ってしまいました。ステージ上では、JACKもShunyaも歌ってる。会場のファンも みんな歌ってる・・不思議な一体感・・。

この嵐ちゃん祭りは、嵐さんの誕生日をお祝いするって意味があるようで、続々とゲストが登場します。

最初は、横浜銀蠅が新しく設立したシルバーレコードの第1段新人アーチスト”あいうえお”の登場。
と・・ステージに現れたのは、横浜銀蠅のイメージとはえらく違う、アコースティックギターを持った爽やかな 青年一人・・(「かわいいやん・・」とこっそり思う・・)
この青年は星高広くんと言って、まだまだ初々しい・・
「はじめまして、あいうえおというグループなんですが・・」(え?一人だけしかおれへんやん??)
「いや、まだ僕一人なので、今メンバー募集中です・・」と、なかなかトボけた事をいう彼の歌は、これまた爽やかな ビーチサウンドで、ちょっと懐かしいGSサウンドを思い出してしまいました。

星くんが広島出身ということで、嵐さんが会場の人に「広島の奴いるかぁ?」と聞いていく、会場から 「はーい!」と声がかかると、「はい!一枚CD買えよ!」と声をかけていく、
と・・ステージ後ろからも「はーい!」の声・・嵐さん「お!Shunyaも広島だったな!一枚買えよ!!」
の言葉に「ウ!ソ!??」と素っ頓狂な声を出す、Shunya。そんなに驚かなくても・・(^^;)でも、なんだか いつものしゅんちゃんでホッと一安心した場面でした。

次のゲストは、な・なんと元ヴィーナスのCONNY!!ひゃあ〜〜懐かしい・・ステージに登場したCONNYちゃん(年上だよね? 確かわたしより・・でも、彼女には何故かちゃん付けが似合うのです)は、ちょっとふっくらしたかな?って思ったけど、 相変わらずかわいいっ!!そして、歌も上手いです〜。〔♪キッスは目にして♪〕は超懐かしくて、一緒に歌ってしまいました。

そして、またまた女性3人の初々しいBaby Dollsの登場!!
嵐さんが妙に楽しそうで・・そういえば、ハードに決めてるJACKも、彼女達が出て いる時は、なんだかニコニコしてたなぁ・・(^^;)
彼女たちの歌は、キャンディーズの〔♪年下の男の子♪〕
3人の隣ですっごく楽しそうに踊っていた嵐さんが 印象的で・・ますますイメージ変わってしまいましたぁ・・

いやしかし、そんな事より、わたしはこの曲に ウケまくってしまったのです。
何故か?それはSPLASH伝言板にずーーーっと”嵐ちゃん祭り”を”蘭ちゃん祭り”って書いていたのです。 他の人に「キャンディーズじゃないんだから!!」とツッコミを入れられても・・全然気付かず・・当日会場でハッと気づき・・そして、この曲・・。 もう一人でめちゃウケでした。まさか・・嵐さんが蘭ちゃんを好きだったなんて・・(ほんとうか?)
嵐さん曰く・・「キャンディーズと横浜銀蠅は似てるだろう?嵐・・蘭。翔・・スー。TAKU・・ミキ」って・・・ん?同じなのは、ランだけのような(^^;) でも、一生懸命話す嵐さんって、結構かわいいな・・なんて思ってしまうのであった。

嵐さんが、ステージそでにひき、イサオさんとJACKのギタープレイ!! それまでステージ左側にいたJACKが少し中央寄りに出て弾いてくれる。 きゃ〜!!めちゃ嬉しいのだ。今日はサポートだから、こういうシーンは予想してなかったのに・・だからよけいに感激でした。・・・ が、やっぱりギターを弾く手までは見えなくて・・どんなにのぞき込んでもダメで、かなり悔しかった。あと20cm身長が欲しいっ!!とマジで 思いました。

こうやって、盛りだくさんの内容の嵐ちゃん祭りはすすんで行くのですが、
後半戦・・BASSがTAKUさんに変わり、翔さんの登場で、会場の熱気は最高潮に達していたようだ。
ファンのみんなが翔さんを暖かく迎えているのが、なんだかいいなぁ・・って思いました。

そしてここから、横浜銀蠅のギンギン、ガンガンのロックンロール!!
どの曲がどのタイトルか?なんて事はわからないんだけど、〔♪〜〜ロックンロール♪〕と聞けばわかる曲もあって、、 一緒に楽しめました。
ステージ上では、拳を振り上げ、ギンギンにノッて弾くJACK。SPALSHの時以上に、飛びはねながら(立てノリ?)弾くShunya!! 鍵盤飛ぶんじゃないかと思えるような、激しいピアノの音もバンバン響いてくる。わたしは、大興奮!!大満足!!
こんなに拳を振り上げる姿って・・かなり久しぶり?たまには、こういうLIVEもいいもんだなぁ・・と熱い二人を見て、私も熱くなって いた。

アンコールラストで歌われた〔♪横須賀Baby♪〕の大合唱には、何故か初めて参加したにも関わらず、ちょっと感動してしまいました。 男性が多かったせいもあるかもしれないけど、すごい盛り上がり、みんな叫んでる。。この一体感は凄いなぁ・・とあらためてまたまた感動です。

今回登場したゲストの方たちが、全員ステージに出た為、ちょっとひかえめにバックに下がるJACKを必死で目で追いながら、大満足のLIVEは 終わりました。

外に出ると、4月とは思えない寒さ・・。でも、ちょっと待ってみようかな?と外でしばらく待ってみました。が・・夜の部もある為、 メンバーは姿を現さず、でもこうやって待つのも、なんだか懐かしい・・前は 寒い時も暑い時もよく待っていたよなぁ・・なんてセンチな気持ちに浸っていたわけです。そうしてるうちに夜の部に入る人たちが並びはじめ、なんだか帰るのが、惜しくなって結局夜の部も見ることに なってしまいました。
(けして暇で暇でしゃーなかったからではありません(笑)二人のカッコイ姿をもう1度見たいなぁ・・ってね。ホントだよ(笑))

でも、夜はこっそり見ていようと決め、ほとんど一番後ろで見ていました。JACKもShunyaも、とっても見えにくかったけど、 ステージ全体が見渡せるので、LIVE自体を楽しもう!!と、そんな気持ちでした。

夜の部は、前座の演奏が無かった為、初めからJACKもShunyaも登場してくれていたので、わたしとしては、めちゃ嬉しかった。 夜も入ってよかったぁ!!と一人で喜んでいました。&、会場全体も翔さん登場場面が多かった為、昼以上の盛り上がりをみせました。
嵐さんがドラムを叩いたり、 銀蠅としての曲も多かったのかな?
〔♪ツッパリHigh School Rock'n Roll♪〕や 〔♪ぶっちぎりRock'n Roll♪〕など、かなり有名な曲も演奏してくれて、凄かったです。 昼以上に拳を振り上げてノッてる二人・・それを、かなり楽しみながらちょっと遠くで見てる自分・・・

SPLASHのLIVEでは、いつも一番前にいるので、手をのばせば届きそうだけど・・こうやって、 少し遠くからJACKやShunyaを見ているのも、ちょっと新鮮な気持ちでいいな・・。
ほんの少し遠いキョリの二人が、なんだかもっともっと大きな存在に思えて・・ちょっと、ときめいてみたりして・・・
SPLASHに出逢った頃の新鮮な気持ちを思いだし、懐かしくなってみたり・・
(初心に帰る。。って感じかな?)
SPLASHの時とは、また違う二人に出逢えた事で、あらためてSPLASHが大好きだって思い、これからもずっと応援していこうと、決意を新たにした貴重な一日でした。

いつもなら 出待をしてメンバーに会って帰るのが定番になっているのに、この日は何故かこのままこの余韻に浸りながら帰ろうと決めそのまま帰りました。 だから、今でもステージ上でのJACKとShunyaの姿が脳裏に刻み込まれています。

横浜銀蠅のページにJACKの姿を見つけてしまいました。
残念ながら、しゅんちゃんは写ってなかったけど、雰囲気はこれでわかるでしょうか・・
ここです→嵐レコードHP