SPLASH
ミレニアムライブVol.3
2000年4月1日
渋谷クロコダイルライブレポート
(個人的感想を中心にまとめてみました。)
2000年初のSPLASHのLIVE!今回またまたステージ右側の一番前の席に座りました。
いつもなら、LIVEが始まる前にメンバーに会ったりするのに、何故か今回はメンバーが姿を現さず・・
うーん?やっぱり今日はエイプリルフール?なんてバカな事を思ったりしながら、ドキドキで開演を待って
いました。
開演時刻より少し遅れメンバーがステージに!!
JACKは、前回のキアヌばりの革コートをどうするんだろう?いくらなんでも今日は暑すぎるぞ!!
って思っていたら、
春物?らしい少しうすめの黒のコートを着てるじゃん!!思わず「かっこいい!!」ってこっそりつぶやいて
しまう。(笑)
しゅんちゃんは、ええ?また痩せた?なんだか精悍な顔つきになっていて、カッコイイぞ!!でも、ちょっと
財津さんに似てるような気が・・・・(一緒に行動してると似てくるのかなぁ?)
三ちゃんの今日の衣裳は、ジーンズにGジャンととってもカジュアル!!
AKIRAは、この前所沢のライブで会っていたけど、やっぱりSPLASHでのAKIRAのドラムが楽しみなのです。
そして、DOKEY!!なんと今日はGTホーキンスの帽子にサングラス・・ちょっとあやしい雰囲気をかもし
出している・・いったいこれは?と思っていると、後のMCで花粉症対策だとか・・サングラスはわかるけど、帽子もなの?(笑)
そういえば、毎回DOKEYって雰囲気が違うなぁ・・これは、次回はどんな雰囲気か、楽しみが増えてしまいました。
こうやって5人がステージに揃うと、緊張&興奮&ドキドキが最高潮に達していく。ライブの始まる前の緊張感がわたしは大好きなのです。
(しかし、客のわたしが緊張してどうする?とも思うのですがね。(笑))
オープニングは懐かしい
と続く。そして比較的新しい曲
今日は、なんだか坦々と演奏が続くなぁ・・どうしたんだろう?って思っていたら。
この後のMCで、その原因?がわかってしまった。(いや原因というほど大げさなものではないと思いますが・・)
三ちゃんが、今日リハをするため機材を車に積み込み車を出そうと思ったら、エンジンがかからなくて・・結局JAFを呼んでなんとか
なったらしいのですが、JAFが混んでいてえらく時間がかかったそうな・・
「近所つきあいしてないから、こういう時頼める人いないし・・」って。そうだね、何かの時の為に
やっぱり近所つきあいは大切にしましょう。遠くの親戚より近くの他人って言葉もあるわけですし。
でも、とりあえず、LIVE時間に間に合ってよかったねぇ。ふと、このステージに三ちゃんがいなかったら
どうなるのだろう?なんて、とぼけた事を考えてしまいました。いやいや、そんな事あったら大変ですよ。
三ちゃんだけではなく、5人の誰一人ぬけたらSPLASHではなくなってまうのですから!!
バラードの名曲!!しっとりと聞かせます。
ピアノの音とボーカルの切ない声がとろけるように混じり合う。ギターの音色がそこに重なるように
響いてくる、素敵な空間、時間が戻っていくような懐かしい感覚・・・甦ってくる遠い昔のシーン・・
不思議な感覚にとらわれながら聞いた1曲でした。
ここで、恒例AKIRAのオチなしMCが爆発〜!!。今回のお題は「花粉症対策」
やっぱり季節柄これしかないのでしょうが・・そこはやっぱりAKIRAのこと、
普通では考えられないような事をしていたんですねぇ。花粉症にはニベア。とういうことなのですが、
普通ニベアを塗るっていったら、鼻の下とかで荒れてるところに塗ると考えます。が・・AKIRAの
場合は、粘膜を覆ってしまえ〜という事で鼻の中に塗るそうです。それもニベアってハンドクリーム(^^;)
それがまたよくきくらしく、ニベアがあれば花粉症なんて、なんのその〜らしいです。いや〜思いっ切り
笑わせてもらいましたが、ホントなのだろうか?まあ害はなさそうなので、花粉症に苦しんでいる方は、
一度試してみてもいいかも?
それにしても今日は鼻ネタが多いのでしょうか?三ちゃんが、鼻がかゆくてかゆくて、鼻の中がかゆくて、
かいていたら、タラ〜と赤いものが流れ落ちてきたという話しには、え?そこまでかく?なんて、
びっくり。まるで子供のようですな。(実際我が家の子供もやったことあります・・)
と・・こういうネタから演奏に行けるのかなぁ?なんて心配をよそに。
演奏になると人が変わったように真剣な表情になる三ちゃんがいいですねぇ。
あっと言う間に前半ラストの曲!
最近特に懐かしく聞いてしまうBLUE SKY。何度も何度もステージで聞いたなぁ。
なんてちょっとセンチになってしまう曲。原曲を知っている私ははじめの頃
どうしてもこの曲にのめり込めなかった。それがこんなにも好きになってしまったのは、
SPLASHの音に魅せられているからかもしれない。
【2部】
2部は懐かしいこの2曲で始まった。
そして、今回の目玉!!メンバーのソロコーナー
三ちゃん一人を残し、メンバーはステージそでに・・
「さびしいなぁ・・」って、そういえば一人ってはじめてじゃないだろうか?
なんだか、ギターを持ってステージ中央に立つ三ちゃんを見てるとドッキドッキしてきた。
ウワァ〜懐かしい。こういうカヴァー曲も1曲くらいあってもいいナ!それに三ちゃんの声、いいよ〜!!
アコギの音と声だけが会場に響きわたりノスタルジックな感傷に浸ってしまう。
次にJACK登場・・いったい何をやってくれるんだろう?そう思っていると
アコギを持って椅子に・・。JACKのギターソロ。ちょっとうつむきかげんで照れてるJACK・・
でもすぐ目の前でつまびかれるギターの音色は、私を最高に幸せな空間に連れていってくれる。
マジで息をすることを忘れてしまいそうなくらい、聞き入ってしまった。
会場のみんなが、JACKの弾くギターの音に心を通わせていた。・・・と私にはそうとれた。
演奏が終わっても拍手をすることを忘れてしまうくらいに・・。JACKは地味でしたかね?シーンとしちゃって、って
言ったけど、みんな聞き惚れてたんだよ。
三ちゃん再び登場し、二人での
さすが20年来のつきあいだけあって息もぴったり!!聞き惚れてしまいました。
そして二人に代わって、しゅんちゃんとAKIRAが登場。キーボードとドラムの共演。はぎれの
いいピアノの響き、迫力あるドラムの音が、ドカンドカンと心に響いてくる。はずむように弾くしゅんちゃんと
キュッと口を結んで真剣にドラムを叩くAKIRA。二人ともいい顔してるナ!!
そしてメンバー全員がステージに・・・え?DOKEYのソロは?って思っていると、
三ちゃんがDOKEY側に移動しDOKEYが中央に・・そして
なんとDOKEYがボーカルをとったのだ。いや〜かなりカッコイイゾ!!
ここのところ端の方で、ちょっと大人しくベースを弾いている姿しかみなかったので、少し前の
長い足を振り上げて踊るファンキーベーシストDOKEYの存在を再確認できたシーンでした。
と・・左サイドに三ちゃんがいるのも、ちょっと新鮮な感じでしたが・・でも、どさくさにまぎれて、
しゅんちゃんと変身ポーズしてなかったっけ?もしかして仮面ライダークウガ?なーんて見てしまいました。
このソロコーナー、実はずっと前からやってほしくて、メンバーへの手紙やライブレポートに
書き続けてきました。それが今回実現して本当に嬉しい!!
SPLASHの魅力はそれぞれの個性だと思っているから、その違う個性の部分をちょっとかいま見て
みたいなぁ・・なんて思うのです。そして、個性がぶつかりあってまざりあった時に、SPLASHとしての
魅力が大きくなるのだと感じています。というわけで、大満足のソロコーナーでした。又やってネ!!
ここでメンバー紹介&近況報告です。
JACKとしゅんちゃんは、横浜銀蠅のレコーディングに参加していたらしい。
会場から「CD買うよ!!」の声。
JACK「コアなファンがいますねぇ・・」とぼそり・・
ふふふ、もちろんわたしも買いますよ。きっと一声でも、ほんの少しでもメンバーが
関わっているとわかったら買ってしまうのでしょう・・かなりのコアですか?でも、これが
ファン心理ってものではないでしょうか・・。
AKIRAはここのところ、ジャズ系のお仕事が多かったので、ちょっと押さえ気味だったらしく、
今日は思いっ切り叩けました・・と。そういえば、ドラムの音は凄かったです。
三ちゃんは、TDLのCMのコーラスに参加したらしく、4月から流れるそうなので要チェックです。が・・
数人でとったらしいので、三ちゃんの声わかるかなぁ?
そしてDOKEYの紹介・・なのですが、何故か今日のいでたちにみんなの視線が・・。帽子にサングラスは
花粉症対策だったそうですが・・何故帽子が花粉症に関係あるの?しかし、その帽子にGTホーキンスの
ロゴが入っていた為に、いきなり、ADーBIRDSの曲を演奏してくれました。きゃ〜〜!!めちゃめちゃ
嬉しいです。ADーBIRDSとはSPLASHの別名で、GTホーキンス・キャンピングブーツのCM曲で、JACKが
作曲したものです。でも、生で聴くのはこれがはじめてで、飛び上がって喜んでしまいました。
本当にあっと言う間にラストの曲になってしまいました。
今回はソロコーナーがあった為か、最後のノリのいい曲が少なく、ちょっと自分自身も乗り切れなかったかなぁ?
寂しいなぁ・・と感じていました。。でも、楽しかったことだけは確かですが。
♪誰君♪のイントロが流れると、あーーー今日ももう終わってしまうのね・・と寂しい気持ちになってしまうのです。
そして、アンコール
アンコールでの「今日は本当にありがとう」と話す三利さんの言葉がジーンと心に響いてきました。
「必ず表に出したい曲です」と紹介された♪僕らのアイデンティティ♪は、最初に聴いた時の衝撃・感動とは
また違った心の奥深〜いところに入り込んでいく重みみたいなものを感じてしまいました。
底抜けに明るい彼らが演奏する深みのあるこの曲は、格別なものを感じてしまいます。
そしていつものように夢の時間が終わり、日常が始まる・・
楽しい時はそう長くは続かない・・・だけど、また彼らに会える日を楽しみに
わたしも精一杯がんばっていこうと・・そう思えるちょっと落ち着いた感じのライブでした。
今回LIVE中に今年こそCDをリリースしたい!という力強い言葉がありました。
SPLASHの音楽は形なんかじゃない、LIVEではじめてその魅力がわかるのだと思っては
いるのですが、やっぱりCDリリースは待ち遠しいです。
地方にいて東京のLIVEには行けないけど、SPLASHの事が大好きなファンだっているわけですし、
もっともっと多くの人にSPLASHサウンドを聴いてもらいたいし、その為には形あるものが必要なのだなぁ・・って思います。
CDをきっかけにして、また多くの人がSPLASHのLIVEを見てくれたらいいな・・って。
音楽がとっても楽しいこと、LIVEが楽しいことを教えてくれたSPLASHのみんなにとても感謝しています。
お断り・・ライブから日数がたってしまい、記憶力乏しい為、MCなどは若干違うかもしれません。
が許して下さいね。