MIX2003『タイトルのない音楽会』 2003年10月11日(土) Zepp Sapporo 開演16:40 終演22:40 出演アーティスト(出演順) 鈴の音、清家千晶、椿、naomi yoshimura、Pigeon's Milk、 三角堂、林明日香、amin、小谷美紗子、大黒摩季 |
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2003年10/11(土)、Zepp Sapporoで行われたMIX2003「タイトルのない音楽会」を見るために、
1泊で札幌まで行ってきました。
いつも突発行動をしてしまう私だけど、正直今回は相当悩んだんですよ・・
だから、本当に悩んだんだってば(笑)・・でも、
思い切って行ってよかった・・と、心からそう思える上質のLIVEでした。
MIX2003は、札幌を3日間音楽で埋め尽くそうという街をあげてのイベントです。 3日間至るところでLIVEが行なわれ、街に音楽があふれているという、 音楽好きにはたまらない企画です。 なんだか、こういう企画がある街・・いいなぁ〜って羨ましくなってしまいました。 時間が許せば3日間札幌に滞在して音楽に浸っていたい・・そんな衝動にかられてしまいました。 さて、その中のイベントの1つである「タイトルのない音楽会」は、 女性ヴォーカルOnlyで10組が登場。オープニングアクトの鈴の音からトリの大黒 摩季まで、約6時間という長いステージになりました。 もちろん、私の目的は、摩季ちゃんのサポートで出演するJACKと・・そして摩季ちゃん本人♪ でも、たくさんの知らなかったアーティストに出逢えて、ちょっと楽しい時間でした。 その中でも、naomi yoshimuraと小谷美沙子が私的には、とてもよかったなぁ〜と思っています。 対照的な二人なんだけど。naomiちゃんの方は、とっても明るい女の子で、 会場の人たちを一生懸命盛り上げようとしている姿は好印象。 椅子に座っている私たちを立たせちゃったり・・とにかく、元気で明るくかわいかったのです。 今回の出演者はみんなそれなりに歌も上手いし、いい曲を演奏したんだけど、 なんとなく、こうやってオーディエンスの気持ちを盛り上げられる才能を持っている子っていいな・・ って思うわけです。見ていて自然に微笑んでしまえるそんな魅力的な女の子でした。 それとは対照的に、小谷美紗子さんは、グランドピアノ弾き語りで歌そのもの・・ 声そのもの・・でオーディエンスの気持ちを惹きつけて離さない人でした。 生演奏を聴くのは初めてだったけど、凄い人なんだなぁ〜と・・ 正直・・・彼女の歌には鳥肌がたちました。 そしてそして、トリに大黒摩季ちゃんの登場です。 ステージに楽器がセッティングされ、スタッフが準備をすすめていました。 JACKのアコギが置かれ・・スタッフがチューニングをしていたりして・・JACKはまだ登場していないのに、 ギターを見ているだけで・・なんだか急にドキドキと緊張してきたわたしです。 (←だからいつも客の私が緊張してどうする? って思うんですけどね^^;この緊張感もよかったりするわけです) | |
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Set List 1.YOU BE SO NICE TO COME HOME TO 2.SMILE 3.3-Call & 1-Mail 4.あぁ 5.虹ヲコエテ 6.ら・ら・ら 7.上を向いて歩こう |
Member PIANO 小川文明 BASS 佐藤ハチ恭彦 PERCUSSIONS 沓野行秀 GUITAR 畑下好和 |
会場の歓声と共に、暗いステージにメンバーが登場しました。一瞬JACKの上着が赤っぽく見えたんだけど、
まさかね(^_^;)・・そう、ライトの具合でした、やっぱり今日も全身黒ずくめのJACKでした。そして
今日は素顔です。今回はアコースティックということで、エレアコを抱え椅子に座ったのです。
そして一際大きな歓声と共に帽子をかぶった摩季ちゃんが登場して、LIVEがスタートしました。 今回のバックバンドは、摩季ちゃん曰く 「このMIX2003の為に急遽結成した『ジャジじいバンド(笑)』」 (←「じい」って爺??ゞ( ̄∇ ̄;)( ▽ ;)ははは) ウッドベース、パーカッション、ピアノ、そしてJACKのアコースティックギターというシンプルな構成でした。 ウッドベースの渋い音から始まった1曲目、ピアノの透き通るような音から始まった2曲目とジャズのスタンダードな名曲で・・ 大人なしっとりとした雰囲気が会場を埋め尽くしていくのです。 熱くシャウトする摩季ちゃんも素敵だけど、しっとりと歌い上げる大人な摩季ちゃんもとても魅力的です。 そして、そしてSMILEの間奏でのJACKの優しいギターの音が響き渡っていきます。 大きなステージでスポットライトを浴びて間奏のソロを弾いているJACKがなんだか・・とても遠い存在に感じ・・、そしてとっても眩しかった。 3曲目からは摩季ちゃんのオリジナルが演奏されました。 北海道docomoのCMで使われていた「3call & 1mail」はPRESENTsに収められた1曲で、実は 大好きな曲。もちろんJACKが演奏していた2曲が好きなのには間違いがないけれど、 PRESENTsを聴いた時に、この曲に心奪われてしまっていたのです。 切ないメロディーそしてストレートに響いてくる歌詞・・素直に泣ける1曲です。 「重荷だなんて思わせないように 愛を伝える言葉が欲しい♪」 このワンフレーズが大好きなわたし。恋する女性なら多分一度は思ったことがあるかも・・・。 摩季ちゃんの切ない声とジャジじいバンドの演奏がまたこの曲を一段とひきたたせていきます。 ピアノの間奏もJACKのギターの間奏も・・・切なくそして優しく響いてきました。 CDよりも、もっともっとゆったりとした切ないアレンジだったような気がします。 こういう優しい曲のJACKのギターの音色は、心の奥底にしみわたります。 4曲目は、つい先日それこそ誰にもナイショで24時間TVに出演した時に歌ったという「あぁ」 その時のエピソードを交えながら話す摩季ちゃん・・ 「ファンクラブの人たちにも黙ってたので怒られたんだけど」・・って、なんだかとってもかわいい。 実は、こんなに近くで摩季ちゃんを見たのは初めてでした。会場を見渡し、微笑んだり、手を振ったり しながら歌う摩季ちゃん、ファンの人たちと心を通わせながら話す摩季ちゃん、 なんだか、とっても素敵な女の子なんだなぁ〜って、しみじみと感じていました。 「あぁ」は、前からとても好きな曲でした。私が摩季ちゃんの曲にはまった「POWER OF DREAMS」の中の 1曲でもあったし。 「♪やらなきゃいけないことだらけ やりたいことつのるだけ このままでいいのかな・・・ 何もかもが不安に変わるよ♪」 いろいろ悩んだり煮詰まっていた頃、このアルバムに出会い、そしてこの曲にいっぱい励まされてきたのです。 「♪あぁ 諦めないで 前だけ向いて歩いていこう 寂しくても たとえ苦しくても 何かが見えるまで♪」 今回はピアノVer.でしたが、しっとりと力強く歌い上げる摩季ちゃんの声を聴いていると、迷ってばかりいた頃のことが 一瞬フラッシュバックで蘇ってしまいました。この歌詞のままの自分がいて、いっぱいPOWERをもらってたこと・・・・そして今も凹み気味の私の心を元気づけてくれる1曲なのです。 ピアノVer.もシンプルですっごくよかったけど、JACKのギターの音も聴きたかったなぁ〜って・・ちょっと思ってしまいましたが・・(ほとんど個人的希望ですな^^;) 今日はゆったりとやりたいねぇ〜と最初に話してくれた摩季ちゃんも・・・このあたりから、 「そろそろ騒ぎたいっしょ?」と会場のみんなに声かけながら、次の「虹ヲコエテ」を 「ホントはバラードチックにやるつもりだったんだけど・・ちょっとノリつけてみる?」なんて、ジャジじいバンドのメンバーに伺いをたてていました。 そうそう、LIVEの醍醐味ってこういうところなんですよね。 もちろんリハをやってどういう構成で・・ってちゃーーんと準備していることは当たり前だけど、その場の雰囲気、その時の気持ちで ちょっと違ったことをやってみたりする。それがすぐに出来ちゃったりする。それがプロのアーティストだし、 生の楽しみでもあったりするんです。 摩季ちゃんも立ち上がり、会場のみんなも立って一緒に歌った「虹ヲコエテ」 この曲は、移籍後初めて札幌のファクトリーホールで歌った曲だそうで・・・きっと思い出深い曲なのでしょう。 そして、やはり最後はこれ!「ら・ら・ら」で盛り上がりは最高潮。今回は【でっかいどう!北海道!一本道バージョン】でした♪ もちろん一緒に歌っていました。SMAP×SMAP出演の時はエレキだったけれど、今回のアコギでの前奏もかっこよかったのです。 間奏で、摩季ちゃんが「ギター!畑下好和〜!!」と紹介してくれました。きゃぁ〜!! 大きな拍手の中から聴こえてくるギターのメロディーはとても優しく、そしてしっかりと深く私の心に刻まれていきました。 また一つ大切な大切な心の宝物が増えたことに感謝しなくっちゃ♪ そして・・「あなたしかいないし。。ねぇ」の部分を 「ホント・・みんなしかいないし♪」 って歌ってくれた摩季ちゃん!!ファンの人たちの悲鳴に近い歓声が今も心に残っています。 だって・・大好きな人にこんなこと言われたら・・嬉しすぎます☆ 摩季ちゃんがファンの人たちをとーーっても大切にしてるんだなぁ〜って感じた瞬間でした。 「この曲を歌うとみんな帰り支度を始めるんだけどね、今日はもう1曲あるのよ〜♪」 という摩季ちゃんの言葉に、会場はもう大喜び\(~o~)/ そして、最後の最後に「上を向いて歩こう」をみんなで一緒に歌い、みんなで一つになろう〜という ことで、口笛をみーーーんなで吹きました。 JACKの口笛吹く姿は・・・かなり新鮮♪ちょっと嬉しかったりして(^^)。でも、わたくし・・口笛吹けないので、 淋しかったのです〜←これって不器用なだけなのでしょうか? 最後にジャジじいバンドのメンバーをもう一度紹介してくれて・・メンバー全員ステージの前に並んでくれました。 あーーーーこの最後の雰囲気・・大好きです。 摩季ちゃんが自分一人でステージを作っているのではない・・ってことが、バンドのメンバーを とても大事にしてくれてるって事が・・伝わってくるシーンです。 イベントなので、もちろんアンコールはなかったのですが・・・ステージから一旦いなくなった摩季ちゃん・・ もう一度ちらっと戻ってきてくれて、手を振ってくれました。 あぁ〜なんてかわいい人なんだろう・・・。と、またまた摩季ちゃんに魅了されて、LIVEは終了したのです。 大黒摩季の私の中での今までの勝手なイメージは、激しいだとか、情熱的だとか、カッコイイだとか・・ それが今回のLIVEで、とーーーってもかわいくて、お茶目で、親しみやすくって・・そしてそして本当に素敵な 女性なんだなぁ〜ってしみじみ感じたのです。 そう本人のことは何も知らなくても、ずっと前から摩季ちゃんの曲は大好きでした。でも家でCDを聴いているだけで、LIVEには一度も行ったことがなかったのです。 曲の中のイメージだけで彼女のことを想像していたのです。 今年になって国際フォーラムで行なわれたLIVEに初めて行ったのですが、 もちろん激しい激しいLIVEでした・・そして、フォーラムのいっちばん後ろだったので、顔の表情なんてなーーんにもわからない、見えない状態でした。 それでも、とってもとっても楽しかった。でも、メンバーの顔が見えない分、ギターの人にJACKの姿を 重ねあわせてしまって・・摩季ちゃんのステージでJACKの演奏が聴きたいなぁ〜って一人でひそかに思っていたのです。 その願望がこんなに早く実現するなんて・・・やっぱり神様はいるの?なーーんて思ってしまうくらいです。 もちろん夏のツアーとは、構成も規模も違うけれど、大好きな摩季ちゃんの曲を、大好きなJACKが弾いている・・ 本当にそれだけで、札幌まで来てよかった・・・と心底思える最高に幸せなひと時だったのです。 まさに夢の時間だったのかもしれません 最近は、アコギを弾いてるJACKに会うことが多いけれど、今回はまたちょっと違った感じのギターが聴けて新鮮だったのです。 真剣な表情でじっと摩季ちゃんの声を聴きながら弾くJACKは・・やっぱり素敵です。最初は緊張?のせいか、いつもの笑顔が 見られなかったけれど、最後には爽やかな笑顔を見ることができて嬉しかった。 欲を言えば、今度は激しい激しい(笑)LIVEのエレキギターも聴いてみたいなぁ〜♪JACKのジャンプ!!が見たいなぁ〜♪と・・ちょっとした勝手な願望ですね。 神様、お願い(笑。。。いや、摩季さま、お願い♪でしょうか?(^_-) <2003年10月 by KEIKO> |