レポート
ON THE ROAD2001 姫路市文化センター
ハプニング
それは「もうひとつの土曜日」の最後の最後、省吾も会場の誰もが、
グーーーッとこの曲の世界に入り込み、シーンとしていた。
♪その心を〜♪の を の瞬間・・
バシッ!!とういう音と共に会場の電源が
落ちてしまった。
会場はまっ暗。何が起きたのかわからないで呆然とするわたしたち・・。
でも、次の瞬間自然に「省吾〜がんばって〜!」と声がかかり、省吾コールが起きる。
私の場所からはよく見えなかったけれど、まっ暗の中省吾はギターを引き続けていたらしい。
非常用の電気がつき、少し会場が明るくなると、落ち着いた声で省吾は
「いや〜長い事ツアーやってるといろんな事があるよねぇ」と話しはじめた。
あーーこの人は、とても大きな人なんだと実感、そして長い長い今までのROADの中では、
もっともっとヒヤッとする事があったのだろうな・・と思った。
省吾の少しくらいの事では、動じない強さみたいなものをあらためて感じてしまった。
その後、この停電は会場付近一帯の停電だった事がわかるが、スタッフの人はきっと心臓が
止まる思いだったろーな・・。
まあ、そのおかげで長めのMCとアコースティックが1曲聴くことが出来たから、
少しくらいのハプニングは、わたしたちファンにとっては嬉しいものかも・・。
確かに、みんな喜んでいたような・・
それにしても、「アコースティックを1曲やるけど、何がいい?」と聞いた時、
会場からは一斉に
「演奏旅行!!」「家路!!」
という声が飛ぶ。
この2曲は、もうずいぶんとステージで聞いていないような気がする。
省吾自身も、「そんなの覚えて無いよ〜」といいながら、「演奏旅行」の2番のさわりを
ちょっとだけ弾いてくれた・・それだけだったけどね。
で、結局「君の微笑」を歌ってくれたのだが、その歌い方がとーーっても、
感情がこもっていて、一生懸命で、ライブハウスででも歌ってくれているような、
そんな気分になってしまった。
BACK NEXT
【HOME】