SPLASH
'99年11月22日
渋谷クロコダイルライブレポート


(個人的感想を中心にまとめてみました。今回のライブは何故かほとんど覚えてません。なので、 詳しいレポートは、ファンクラブ「BRIDGE」のHPを見て下さいね。)
5ヶ月ぶりのSPLASHのライブ。5ヶ月ぶりと言っても、その前が1年2ヶ月もあいていたので、 今回までの月日はあっと言う間に過ぎていった。
ライブハウスに入ると6月のライブの感動が甦ってくる。
ステージを見るとJACKの立つ位置に椅子が置いてある。どうして?何するの? と不思議に思っていると、ステージに三ちゃんとJACKがアコースティックギターを持って現れた。 え??他のメンバーは?と思うまもなくオープニング。

♪How Do You Feel?♪
→この曲にはちっとばかし思い入れがある。
わたしがSPLASHにはまるきっかけになった曲なのだ。
TVから流れてきたSPLASHの演奏に心を奪われた。
その時の曲がまさにこの曲!!
その頃、メッセージソングが大好きだったわたしの心の中に
ドカーンと入り込んでしまった。
メロディー・詞・そして三ちゃんのボーカル・演奏!!
その後この曲を生で聴いたことはなかったような気がする。
それが今こういうアコースティックバージョンで聴くことが出来るなんて・・
ちょっと感激でした。

実は、この曲を聴く以前にSPLASHの曲を耳にはしていた。それは、’93夏新幹線物語の 主題歌として流れていた「アイデンティティ」だった。毎週このドラマを見ていたし、 歌上手いなぁ!!とは思ったけれど、それ以上の事はなかったのだ。
だから、こんなに、SPLASHにはまるきっかけになった、この♪How Do You Feel?♪という 曲は、わたし自身の中ではちょっと特別な曲なのかもしれない・・

♪ジャーニー♪
→JACKの歌う声がしっかりと聞こえてきたので、密かに喜んでました(笑)

意表をつく始まりにステージから目が離せない。いつもと違うSPLASHに 心臓の鼓動が早くなるばかりだ。
アコースティックバージョンのこの2曲はなんて懐かしいのだろう??
2曲が終わり、いつものメンバーが登場。AKIRA、DOKEY、しゅんちゃん、そして三ちゃんとJACK。
やっぱりSPLASHは5人でSPLASHだなぁ!!
三ちゃんもしかして少し太った?髪ものびて最初誰だかわからなかったよ(笑)
しゅんちゃんは、ついこの前BSの財津さんの番組で見た時は、すっごい痩せてる〜大丈夫なの?と心配になったけど、 実際にはそうでもなくちょっと安心。
AKIRAは楽器フェアの時に会っていたので、お久しぶりって感じではなくいつものAKIRAの笑顔だぁ!
JACKはまたまた髪が短くなって・・どんどん若返っているように感じるのはわたしだけ?
DOKEYは、な・・なんと・・茶髪(いや黄色がかってると言ったほうがいいか・・(^^;))でも結構似合ってるぞ!

おなじみのこのメンバーでの1部の演奏は、少し短めで懐かしい曲、新曲と続く。

♪Endless Dream♪
♪愛をとめないで♪
♪BIRTHDAY♪
♪One More Time♪
→前回演奏してくれた新曲の中でも特に好きな曲のひとつ。軽快なリズムが 心地良いのです。思わず一緒に口ずさめる曲なのです。

♪時の彼方へ♪
→この曲はまたまた超懐かしい曲です。三ちゃんに「昔から知ってる人・・え〜このあたりは知ってますね。 立って歌って!」と言われ、立ち上がってみたものの、めちゃめちゃ恥ずかしい。でも、立って歌っていると爽やかな気持ちになっていた。そしてとても楽しい。 前回のライブの時は立ち上がるスペースがなかったけれど、今日は通路も少し広くとってあるし、立ち上がりやすかったのだ。

♪夏を抱きしめよう♪

MCもそうだけど、SPLASHのライブそのものがわたしを幸せな気分にさせてくれる。
三ちゃんのMCも、ほっておくと延々と続いていくのに楽しくてそんな長さを感じさせないなぁ。彼の人を惹きつける話し方は、 天性のものかもしれないな。やっぱり必ず笑いをとらなければ・・という関西人の本能かぁ?(笑)

1部終了の後、少し長い休憩があり2部へと続く。
が、この休憩時間もまたお楽しみの時間なのだ。メンバーが客席にいるわたしたちファンのところに「いや〜久しぶり!!」なんて 声をかけに来てくれたり、ステージ横のトイレに行こうとしてメンバーとばったり会い、少し話し込んでしまったり。ファン通しで いろいろ盛り上がったり・・と。ライブハウス全体がとてもアットホームな雰囲気に包まれている。
そういう雰囲気がわたしは大好きだ、そしてその雰囲気の中2部が始まる。

<2部>

2部は1部よりは、かなり長く、恒例の三ちゃんのMCあり、メンバー紹介あり、バラードあり、ダンシングタイム(?)ありと、 盛りだくさんの内容だった。

いやしかし、2部でいきなり驚いたのは、ステージに現れたJACKが、1部ではなかった革のロングのコートを、 それも襟をたてて着ているのだ。ウワァーーーー!!!カッコイイ!!でも、いきなり汗だくだけど(^^;)

♪ROUGH & TOUGH♪
♪SAYONARAを君に♪

おなじみの2曲演奏後、三ちゃんにしっかりとつっこまれていました。
「ひとりだけ雰囲気ちがうんちゃう?暑いんやったらぬいだらどないやねん?」の言葉に 「中・・ショボいから・・」と恥ずかしそうに言うJACK!!#かわいい!!いや・・これはマジ?しかし、 中って・・何がショボいんだろう??と真剣に考えてしまったわ(^^;)
それにしても、やっぱりすごい汗だ・・「実は楽屋で着た時から暑かった・・」
だったら脱いだら!!(笑)
本人曰く「キアヌリーブス」だとか・・確かにこの姿でギターを弾くJACKは超 カッコイイぞ!しかし、照れてるJACKとのギャップがぁ〜〜〜(笑)#まあまたそこがいいのだが・・ ←と・・結局なんでもいいのか??(笑)

♪夏の終わりに...♪
おなじみのバラードのナンバー。あいかわらず三ちゃんのボーカルは上手いなぁ。 ズーンと心の奥に響く。
が・・個人的な好みとして前回のアレンジのほうがいいなぁ・・。まあいろんな夏の終わりに..があって いいのですが・・。

♪恋をしてみましょう♪
前回披露してくれた新曲の中の1曲。この曲を聞いていると自然と微笑みが浮かんでくる・・。

メンバー紹介



♪ブルースカイ♪

この後、しゅんちゃんとAKIRAだけがステージに残り、AKIRAのドラムソロ。
ドラムの音が全身にズンズン響いてくる。いつもの笑顔ではなく、真剣にドラムを叩くAKIRAは なんだかとっても頼もしく、かっこいい!!それでも時折みせる微笑みが、やっぱりAKIRAだぁ!! こんな風にドラムソロが聴けたのは、初めてかもしれないな。これからもやって欲しいなぁ。
欲を言えばそれぞれのメンバーのソロコーナーみたいなものを、やってくれたらいいのになぁ・・。 ←これって贅沢?

この後・・
♪TAKE ME DOWN♪
♪快楽のトラベラー♪
♪誰よりも君を愛しているから♪
と・・のりのりの曲が続く・・

1部で一度立っていたので、気分的にも立ちやすく。久しぶりにかなりのってしまいました。うーん、やっぱり こういうノリもSPLASHなんだよなぁ!!と一人で納得しているわけです。
最初感じた恥ずかしさなんて、もうどこかにふっとんで行ってました。
メンバーの汗と笑顔と音と・・いろんなものが 混じり合っていく・・このまま時が止まればいい・・・

アンコール


♪Starting Over♪
♪僕らのアイデンティティ♪

アンコールが終わり、メンバーが並んで何度も何度も頭を下げてくれる・・
「ありがとう!素敵なライブを・・素敵な時間を・・ありがとう!!」
わたしも何度も何度も心の中で叫んでいた・・・

ライブは始まると必ず終わるもの・・それがわかっていながら、途中から このまま時が止まって欲しいとさえ思う・・
ライブの後の充実感と共に押し寄せてくる、このどうしようもない寂しさをどこに もっていけばいいのだろう?
しばらく呆然とステージをながめていた・・ステージではメンバーが最高の笑顔で 微笑んでくれている。その顔を見ていたら、なんだかホッとした気持ちになる。
<必ずまたここに戻ってくるから。みんなの前に戻ってくるから・・>
そうメンバーが言っているように感じた。
そう、またここに・・そして、また元気をもらおう!また楽しい時間が来るんだ・・ その時を楽しみにまた、日常を生きていこう。そう思っていた。

それにしても、どうして彼らの演奏はこんなにわたしの心を惹きつけて離さないのだろう?
それはきっと彼らが全力で歌い演奏しているから!!彼らのPOWERが心にそして全身にズンズン 響いてくるからかもしれない。そして何より演奏している彼らがとても楽しそうだから!! こんなにもファンと一緒になって楽しめるライブって他にあるのだろうか?

キアヌリーブスばりで汗だくになりながらギターを弾くJACK
そんなに身体を揺らして弾けるの?と思うくらい跳ねるようにキーボードを弾くしゅんちゃん
極上の笑顔でPOWERFULにドラムを叩くAKIRA
淡々とベースを弾いてはいるけれど、その指は弾むようにリズムを奏でているDOKEY
そして、全身で自分の思いを歌い続けている三ちゃん
それぞれがそれぞれの個性を出し合いながら、ひとつに溶け合っていく。
5人のPOWERからわたしたちファンもPOWERをもらい、そして幸せをもらう。
彼らがどんな形であれ、歌い演奏していく限り、わたしは彼らの音を追い求めつづけようと思う。
5人に出逢えたこと・・それはわたしにとって最高の幸せなのかもしれない・・