●MAXVISIONの3枚玉EDアポクロマート望遠鏡
■3枚玉ED127
APO-PREMIUM 口径127mm
F7.5 完売致しました
寸法 鏡筒の全長1070mm(フードを付けた状態) 収納時850mm(フードを伏せた状態)
重量 ファインダーと鏡筒バンドを付けた状態で約8.5Kg。
■3枚玉ED102
APO-PREMIUM 口径102mm
F7 完売致しました
寸法 鏡筒の全長790mm(フードを付けた状態) 収納時590mm(フードを伏せた状態)
重量 ファインダーと鏡筒バンドを付けた状態で約5.3Kg。
■3枚玉ED80
APO-PREMIUM(口径80mm F6) 専用フラットナー付き 完売致しました
寸法 鏡筒の全長480mm(フードを付けた状態) 収納時380mm(フードを伏せた状態)
口径80mm 焦点距離480mm 3枚玉EDアポクロマート
フラットナーレンズ(写真はEOSマウント仕様)及び専用トランクケース付属
■作例 干潟 80ED+フラットナー EOS DX(改造) ISO800 10分×4枚
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●共通仕様●
対物レンズ:中央の凸レンズに日本のHOYA製FCD-1を採用した本格的な3枚玉EDアポクロマート望遠鏡
コーティング:ダイクロイック多層膜マルチコート
接眼部:マイクロフォーカサー(1/10減速)付きクレイフォード摺動タイプ 50.8スリーブ
ファインダー:8x50mm正立(暗視野照明装置付き)(※ED80にはファインダーは付きません)
鏡筒バンド:架台装着部はビクセンと同寸の国際規格アリガタ キャリングハンドル付き
(※ED80鏡筒は、鏡筒バンド無し※ED80はアリミゾプレート式)
アルミトランクケース付き
MAXVISIONの天体望遠鏡は、全て現地に出向いて完成品をロンキーテストにてチェックし、球面収差がレイリーリミテッド以下の完全な製品だけを厳選しています。
当店にて改めてロンキーテストを行なった写真(左の写真)
ロンキーグレーティングは1インチに200本の感度の高い物を使用しています。
この写真ははED127 APOです。F7.5ですから球面収差は白と黒の縞を足した幅の1/7.5以下の縞の曲がり、
色収差は1/7.5以下の色の幅であれば完璧です。曲がりは1/8.5程度、紫色の幅は1/6程度なので、
球面収差は完璧で、僅かに紫の色が見えるはずです。
(※会社情報もご参照ください)←クリック
対物レンズのコーティングは、ダイクロイック多層膜マルチコートです。3枚玉エアースペースの対物レンズには高級なコーティングが不可欠です。
世界中で流行している「クレイフォード型」と呼ばれるラック&ピニオンギヤが無くローラーで動かすものです。右側のノブが1/10減速になっています。CNC精密加工をしてありますが、厳しい日本の天文ファンにとっては、ごく普通の接眼部と感じられるかも知れません。
●ファインダー、鏡筒バンド、アルミトランクケースの仕様
8×50mmの大きなファインダーは、条件の悪い場所で微光星を導入する際に重宝です。暗視野照明付きです。シャープさは“並”の製品といった感じです。
鏡筒バンドは、キャリングハンドルも標準装備で大変便利です。架台に装着する部分は国際規格のアリガタです。
アルミトランクケースは硬質スポンジの型抜きがしてあって輸送時に便利です。
●MAXVISION望遠鏡の見え味と他の情報
写真撮影の性能は「天体写真の作例」を、会社の概要などは「メーカーの情報」をご覧ください。
3枚玉ED 127アポクロマート望遠鏡と、同クラスの高性能なF8の2枚玉フローライト望遠鏡をロンキーテストで比較すると、球面収差を示す縞の曲がりはどちらも真っ直ぐでした。レンズの研磨面はED 127 APOがきれいで、色収差はED 127 APOが紫〜青が強く、フローライトは緑色が強いように感じます。
総合的には「ED 127 APOの方が少し良く見えるのかな?」というのがロンキーテストの結果です。
口径125mmクラスのフローライトのF8といえば、ほぼ完璧な素晴らしい見え味ですから、大いに期待して高倍率の眼視観察を行なうと、実際の焦点面で行なうロンキーテストは非常に正直なもので、同じように「ED 127 APOの方が少し良く見えるのかな?」という感じです。