老猫 ”なんしあ”、

愛称”なんちゃん” のページ


種 別

猫(雑種・♂)

名 前

安井 なんしあ

体 重

5kg

生年月日

1986年.4月.22日


老猫 ”なんしあ”、

15才記念 (人間で言えば90才) スライドショウ



"なん"の特等席 『がさがさ』 ん?なんの音 寅年の記念写真 ねむいにゃん
ねことマウス 巳年の記念写真 しょんぼり


もらわれてきたころの話し

いまは、もう他家へ嫁いだ娘がある日、急に言い出した。
『明日、仔猫を貰ってくるから』 女房おお慌てで、ペットショップへ行き、トイレ用の箱と
トイレ砂(紙製)を買ってきた。
貰ってきた猫を見ると少し大き目のネズミぐらい。 色も 黒っぽくまるでネズミだ。
それでも、座敷の中を、つまづきながら走っていた。
育ちがよくないからか、耳ダニをわかしていた。 痒いのか、首を激しく 『ブルルン』 と
振るのだが、悲しいかな、足がおぼつかない仔猫の事、首を振る度に ポテンと
横倒しになるのである。
その姿があまりに、面白いので家族一同で大笑い。
猫のほうは、笑われたのが気に入らないか、う〜うう〜と声を出して怒った。

若い頃の話し(ねこの目はひかる)

猫の目は光っているのではない、あれは光を反射しているだけです。
その証拠に、光のない真っ暗なところでは、光らない。 また目をいくら調べても、光るものは
見当たりません。 どこかのえらい先生が、そう言っていた。
あんたはん、 ようさがさんかっただけと、ちゃいまっか??

猫の目は、いつでもひかるものではない。 それでは、どんな時に光るのかというと、激しい
恐怖心を, いだいたときにのみ、光るのである。

小さい頃は、たらいにお湯を沸かし、嫌がる”なん”の身体を洗ってやったものだ。
その所為かどうか、水音を聞くと極度に怖がっていた。

私が風呂に入っていたときのことである。 風呂場と隣の洗面所との間の、すりガラスの
扉を閉め、洗面所の灯りは消していた。
もちろん風呂場から洗面所を見ると、真っ暗で何も見えない。

じゃーじゃー水音をさせ、身体を洗っていると、洗面所で、にゃーにゃーと”なん”がないた。
あまりにゃーにゃーなくので、女房が来て、”なん”を抱き上げた。.
この時”なん”を見ると、姿は、ちっとも見えないが、”なん”の目玉だけは爛爛と青緑色に光って
いるのがみえる。
”なん”の目に入る、光源は、すりガラスを通した風呂場の電球のみである。
もし別の光源があったとしても、”なん”より後ろにあり、目玉で反射することなど考えられぬ。

風呂場のひかりを反射しているのでは、説明のつかない現象である。
それよりなにより、こちらで水音を、じゃーじゃーとさせる度に”なん”は、にゃーにゃーとなき、
二つの目が、爛爛とひかりを増すのである。

老猫”なんしあ”


若い頃はテレビには、全然興味を示さなかった。
ところがである。 最近気がついたのであるが。私がテレビに見入っていると
、隣に来て身じろぎもせず テレビに見入っている”なんしあ”を見かける。
決まって、大きな鳥が、卵から孵り、大きくなって、巣立っていくところを、
ちゃんと正座?をして、見ているのである。
カナダのなんとか”わし”、然り、絶滅しかけたオロロン鳥、然り、アホウ鳥、
然り、みんな巣立って、大空を、悠々と飛びまわるところまで、じっと見て
いるのである。

”なんしあ”は何を考えて見ているのか・・・・・・・??

『私は今まで、一度も外に出してもらえなかった。 来生は、鳥に
生まれ変わり、大空を自由に、飛びまわりたいものだ』

きっとこの様なことを考えて見ているのだろう。
ところでいつの間に名前をかえたの?? この方がカッコいいでしょう??

ペットの火葬


数ヶ月前の新聞に、こんな記事が載っていた。
友達の家へゆくと、仏壇に、かわいい骨壷が置いてあったそうだ。
聞くと、この市では、何がしか払うと、ペットを火葬にしてくれ、骨壷にして返して
くれるサービスがあり、長年飼っていたペット の骨壷だという説明を受けた。

われわれが住む、天下の大阪市でもこのようなサービスはないものか??
そこで大阪市のホームページから、質問してみたところ次のような返事が
返ってきた。

ご質問のペットの火葬サービスですが、大阪市では飼い犬、飼い猫が死んだとき
は、環境事業局木津川事務所で受け付けて火葬にしています。(一頭につき、
1700円〜2800円)
ただし、個別での火葬、葬式は行っておりません。
詳しくは、木津川事務所(大正区南恩加島1−11−35 tel 551−1
730)へお問い合せください。
大阪市市長室広報課  斧 TEL 06-208-7251

つまり、数匹〜10匹と纏めて焼却するので、骨壷のサービスはないのであろう。
ここまでやってくれるのであれば、少々高価になっても良いので、個体を識別
できる工夫をして、骨壷のサービスをしてほしいと思うのは白髪一人でしようか?

これを書いてる足元に、今も老猫 ”なん” が纏わりついてくる。
こうなってくると、自分の子供や孫の様にかわいいものだ。

ところで皆さんのところでは、ペットの火葬サービスはどうなっていますか??



  好きな、缶詰のミ○ウ○も、採算が合わないのか、製造中止
 まずそうに、固形飼料を、やせた歯でたべている。
 そして、うらめしそうに、見上げて鳴くのだ。
 
 どうか、私を恨まないでおくれ!!
 恨むなら、缶詰会社にしてや!!