2002年読んだ本(読み終えてないものも含む)は、
	m 「微分形式の幾何学 1」(去年から)
	c 「UMLモデリングのエッセンス」
	p 「エレガントな宇宙」
	xc「The Ruby Way」
	c 「リファクタリング」
	xc「Ruby Developer's Guide」
	c 「Java言語で学ぶデザインパターン入門」
	mp「解析力学と微分形式」
	xp「力学」
	l 「猛スピードで母は」
	c 「dRubyによる分散オブジェクトプログラミング」
	l 「檀」
	c 「たのしいRuby」
	m 「確率・統計」
	c 「Rubyアプリケーションプログラミング」
	c 「プログラミング言語Lisp 入門からマルチメディアまで」
	xm「エレガントな解法をもとむ selections」
	p 「物理学における幾何学的方法」
	xp「超弦理論・ブレイン・M理論」
	p 「理論物理学のための幾何学とトポロジー」
	c 「計算機プログラムの構造と解釈」
	m 「双曲幾何」
	c 「Java言語で学ぶデザインパターン入門 マルチスレッド編」
	o 「こんなに変だぞ!「空想科学読本」」
	o 「社会的ジレンマ」
	o 「信頼の構造」
	xl「てんたまおやしらずどっぺるげんげる」
	m 「複素解析」
	xm「複素幾何 1」
	m 「位相幾何学」
	m 「トポロジー」
	m 「加群十話」
	xm「電磁場とベクトル解析」
	o 「海馬」
	xm「行列と行列式」

の36冊であった。マークは
 x ほとんど読んでない。
 m 数学本 8冊
 p 物理本 4冊
 c コンピュータ本 9冊
 l 文学 2冊
 o その他 4冊
なお、ほとんど読んでないのと、大体読んだ、の区別は、かなり恣意的。
仕事直接関係する本のいくつかは挙げてない。(守秘する必要もないけど)。
独立したマンガ、コミックスも挙げなかったが、実際読んだ数自体が少ない。
雑誌も挙げなかった。

大体読んだ本、が、25冊ほどとなる。

年末に、さらに、3冊を買った。もちろんまだ読んでない。この3冊は、今の私
の興味をそのまま反映している。

         xc 「Rubyソースコード完全解説」
         xm 「ヤング図形のはなし」
         xp 「熱力学─現代的視点から」

コンピュータ本は、年の前半は、プログラミングへの興味から、Rubyを軸とし
ながら、Lispなどを勉強しつつ、また、UMLやリファクタリングの本も読んで
いるわけだが、年の後半ではすっかり興味が失せ、その方面の本は読んでいな
い。年末購入の「Rubyソースコード完全解説」がおそらくは、この方面の究極
の一冊だが、その後に読みたいと思えるものがいまの所ない。

逆に数学への興味は増すばかりで、年末の「ヤング図形のはなし」もその流れ。
「群の発見」も読みたいとは思っているが、読めるだけの時間もないし、保留
とした。この分野では「加群十話」をここ一月読んでいる。ヤング図形は「加
群十話」で知ったのだが、独立した本が出たなら持っといてもいいかな、とい
う感じで購入。数セミ連載で読み物としておもしろそうだし。
今後、数学本としては、「古典力学の数学的方法」(これは物理か?)や、「微
分形式の幾何学2」「モース理論の基礎」「複素幾何学」など、読みたい本は
多い。

物理は、物理自体の本はほとんど読まなかった。上に p とつけた本も、一般
書である「エレガントな宇宙」を除けば、物理における幾何学の応用解説の本
がほとんどで、数学書と言ってもいい。が、数学の本を読んでも、その先に物
理があるというのが私のスタンスなので、いつも物理を勉強しているつもりで
はある。
年末購入の「熱力学─現代的視点から」は、珍しくいわゆる物理の本なのだが、
素粒子理論の再勉強を数学からと同時に熱力学からも攻めたいという気持ちが
根底にはある。

さて、文学その他の本は、かなり手薄になっている。小説を読む元気がないと
いうのもあるかも知れず、他の本を読むのが忙しかったからというのもあるか
も知れない。当面、読みたいと思える文学書はない。文学と文芸と小説を一つ
に扱かっていいかどうかは、私には判らない。

しかし、1年間で25冊。今後私の頭がまともに働くのが、30年として、あと750
冊。まあ、500冊がいい所か。あと30年ほどの頭の働く人生で、どれだけ自分
の知識の幅と深さを広げられるか。

2003年は、数学の幅を広げながら、いわゆる物理本も読みたいと思っている。
しかし、2003年は、仕事方面で、いくつか勉強として読みたい本がリストされ
ているので、趣味の本などは、後回しになっていく予感もする。
なんとか、20冊以上は読んで行きたい。