水増しのような気もするが、今年いちおう目を通したので、順序は逆だが入 れておく。 Wikiの解説書なので、てっきり皮相なインストール法とか、の話だと思って いた。が、これはかなりなポリシーというか思想の本だった。 どのようにしたら、素人にもわかる、初めて来た人も迷わないページが作れ るか。というようなことが書かれていた。 ところで、このような、Wikiを使ったオーサリングは、他の人のつっこみに よって異常に一文一文の密度が高くなるような気がする。一人で書くと、「こ こは適当に流す」という場所があって読んでる方も斜め読みになったりする のだが、Wikiで作ると、その筋の人からのつっこみやらウンチクやらで、ど こもここも密度が上ってしまうのだ。Wiki Wayの他の実装でRWikiが上ってい るのは、その事情は知らないけど、カニングハムが知らなかったとしても、 そこにRWiki専門家による解説が加えられることとなり、RWikiってのもある よ、の一言で済むところが、RDというPODに似た文法で書かれ、Rubyは日本で 人気があり、、と情報が重くなる。(って、RWikiの解説がそのように書かれ たかどうかは知らないんだけど)。どの一文を取ってもそうなるから、読む方 はレファレンスでも読んでるようで、結構食傷気味となる。 というようなわけで、斜め読みとなってしまった。斜め読みです。読んだセ ンテンスより飛ばしたセンテンスの方が多いかな。 Wiki WayもXPに関係していたのか。 ところで、この本は上司から借りた。部下が上司にWiki Wayを貸すならあり そうな話だが、上司が部下に貸すというのは、やっぱり偉いと思う。 読んだのは、8/26ごろ。この文書を書いているのは、9/28。2日間しか借りな かったので、今手元にない状態で書いています。